34 / 52

第34話 全部僕が綺麗にする①***

 ***  それから……ジュリは手当てされた。頬んに大きなガーゼ代わりの布を貼られて……。  本当に許さない!フェルナンド!生駒先輩!!  僕のジュリの白い頬に傷をつけやがった!!怒りでおかしくなりそうだ!ヤンデレ化が進んでわけわからないうちに人を傷つけたことにも震えたけどジュリはそんな僕を許してくれた。  お父様達に事の顛末を前世のことは伏せて正直に話した。すると流石にお父様も怒った!! 「許せん!大体最初から気に食わなかったんだ!賄賂で陥落させてこようとするしな!!うちの国が小国だからって舐められている!」  と言うゼルフお父様。 「そうだよ!!可愛いロドリゲスとジュリアスくんが酷い目に遭うなんて!!そんな国の王子とロドリゲスを婚約させるわけにいかないよ!!  戦争になったって反対する!!」  とシェルお母様も言う。 「小国だが戦争の準備はするし協力国に働きかける!奴等に屈してはだめだ!!」  しかし僕は…… 「待ってください!こんな事にお父様や国を巻き込む訳にはいきません!大事にするつもりはありません!  僕は……フェルナンド王子を説得します!」 「!ロディ!!まだお前は!!」  ヤンデレだがお人好しと言う相反するものを僕は持っていた。まだ時間があるなら……話し合いで解決できるかも知れない。本当は殺してやりたいと思うこともある。あの顔を見るだけで吐き気も伴うが……それでも戦争になれば関係のない人がたくさん死ぬ!僕のせいで! 「絶対に!納得させて見せます!!」  強くそう言うとお父様はうなづいた。 「わかったよ、ロドリゲス……この件についてはお前に任す。婚約の話はお断りする。私もジュリアス君にこの国の王妃としてお前の横に立ってもらいたいのだ!  だって……ファンだからな!!」  とサッとお父様がまた僕の本を取り出した!!ま、まさか!! 「ふふふ!お前がこれを書いたのだろう?ロドリゲス?私にはお見通しだ!!ロミオのモデルお前だろ?親にはわかるものだ!」  と言われひいいいいい!!となった。親に僕の変態性が知れてしまったけどお父様も本のファンとか恥ずかしいけど今は…… 「お父様……いえ陛下!必ず僕はフェルナンド王子を説得してみせます!!」  と宣言してジュリを連れ部屋に戻った。  * 「おい、本当に大丈夫か?」  とジュリが心配するが僕も男だ。いや男しかいないけど 「大丈夫だよ、ジュリは何も心配しなくていいよ。……それよりジュリ……触られたところを消毒して綺麗にしないと!」 「はぁ?いや……服の上からだしさっき手当てする前も風呂に入ったけどな一回」  と言うが 「服の上からでも他の男がジュリに触れたなんて僕が許せると思う??もう僕は怒りでどうにかなりそうなんだ!一回風呂に入ったくらいではダメだよ!」  と言うと何故かジュリがブルブルと震え出した。 「わ、わかったから落ち着けよ!お前またヤンデレ化してるぞ!その目!!」  と僕はつり目を細めていたらしい。  しかしジュリを抱えてベットに連れて行きキスをする。 「ジュリ……沢山の男に触られてた。髪の毛舐めてる奴もいたんだよ!?」 「え、マジか!?鳥肌立つわ!」  とやっぱり気付いてなかったがどさくさに紛れてあの時ジュリの髪を一房舐めた黒服がいたのだ。お風呂で洗ったにしても許せないから僕は消毒する様にジュリの髪にキスし口にした。 「髪の毛食うな!もぐもぐすんな!禿げる禿げる!」  と言うジュリ。 「後でまた僕が髪を念入りに洗ってあげるね」 「さっき自分で洗ったけど……ったくまぁ仕方ねえなぁ!」  と言うとジュリは 「言っとくけどお前だって男達に羽交締めにされてたじゃねぇか!あれ投げる前な」  と可愛いらしい嫉妬してくれた!! 「ああジュリ!君の方が大変な目に遭ったのに!!」 「いや、太腿の辺りだけな……しかも一回、着替えてるし」  と言うが太腿でも服越しだろうが許せないに決まってるだろ!  僕はスルッと太腿を撫でる。 「うっ……くすぐってえ……」  と少し笑うジュリは男達に囚われて嫌悪と恐怖の顔じゃなくて心底気持ちよさそうに天使な顔をした。  ああ……相手が僕だからね?ジュリ嬉しいよ!もう拘束してこの部屋から2度と出したくなくなる。  ズボンを脱がして下半身下着だけになるジュリの太腿をペロリと舐め始めた。 「んふふ……」  とくすぐったそうに笑うジュリが可愛い。ジュリはこちらを見て頬を赤くする。頬の傷の布を見て僕はまた切なくなった。  ガーゼの上に手を当て 「痛い?」  と聞くと 「薬塗ったから平気だ。すぐ治るさ。最近体力付いてきたし。肉食えば平気だ!」  と言う。  僕は反対側の頬にキスをし薄い唇に優しく口付けた。小鳥キスから段々と激しいものに変わる。ジュリも口を開け舌を入れて絡ませ合う。 「んっ……はあ!……ふう……」  とジュリは気持ちよさそうに声を上げる。僕はジュリの服のボタンを外していく。その間に顎や首筋も舐めたりキスをしたりして消毒をする。時折感じてビクッとする。開いたシャツから手を滑り込ませて胸の突起を指で挟んだ。 「ジュリ……ここは熟すまで舐めて洗浄しよう……」 「……こ、ここは触られてねぇ筈……」  と言うジュリ。確かに触られてないが…… 「いや……あの悍ましい部屋の床が触ってる!」  と言うとジュリは 「いや、無機物じゃねぇかよ!!アホか!」  とツッコんできた。 「床でさえ……チュ……許せない!あの悍ましい床め!!僕のジュリの胸を擦った!」  と言うとジュリは 「はああ!?そんな物にまで……。もうどんな執着だよ!それならこのベッドにも嫉妬すんのかお前は!?」  と言われる。 「いや……この部屋のベッドや家具は僕の持ち物だしあの部屋の汚い床と違い上等品だから大丈夫だよ」  と言うと 「どんな……はあん!理屈……だよぉ!」  と言われた。とにかくあの部屋全体が許せないんだよ。汚れた空間……そこら中に雑菌のある部屋に居たんだから!!  両胸を赤くなるまで舐め尽くしジュリが震えて一回イク……。その後には下着のパンツを脱がして可愛い方のジュリのものを僕は舐めたり口に含み可愛がるとジュリが 「やっ、やだ!やめ、……そんなとこ汚ねえ……しっ!」  と悶えるが気持ちよさそうだ。 「ああっ!やだ!ロディ!離れろ出そう!!」 「だひて……」  と咥えながら言うとジュリが震えて 「ああああああっ!くうううっ!」  と僕の口に出した。  それを僕は全部飲むと信じられんと言う顔をした。 「あわあ!全部飲みやがったこいつ!!」  と真っ赤になっている。 「ふふ、ごちそうさま……ジュリ……。ジュリのならなんでも美味しい。汗も涙も鼻水もね」 「うえ!変態!」  と言われるがジュリは大きくなった僕のを見てゴクリと唾を飲む。 「あう、変態だけど欲しい……」  と僕のを触るジュリ。 「うん……もう少し待ってね……」  とお尻の穴に指を入れ始め解し始めた。

ともだちにシェアしよう!