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第44話 結婚式と初夜***①
とうとう僕とジュリは結婚式を迎えた。というか前世みたいに花嫁がウェディングドレスを着るなんて事はない。だってどっちも男だし女性の服は僕が極秘で作らせたあの猫耳メイド服しかないのだ。
あの時のジュリは最高に淫らだったなぁとしみじみしている。
花嫁はもちろん男だが、結局真っ白な上下の正装服を着る。
そして花嫁はブーケを持つことが決められている。
新郎の方は花嫁の髪か瞳の色の正装服をするらしく僕は薄い紫のにしたね。勿論金色を選ぶ新郎は多いけど……なんとなく頭にあの有名人のカツケンサンバが来て無理だったんだ。だから落ち着いた感じのものにしたよ。
因みにジュリには
「ホストみたいだな!」
と衣装合わせの時言われた。
地味にどう返していいかわからない。
「そこはドンペリ飲む?」
って返せよ!と注意された。
教会で神様と教皇様の前で愛を誓い合い軽くキスをし拍手と歌が歌われた。
それから馬車に乗り街中をパレードし国民達からも祝われて祝福の花びらが舞っていた。
パレードが終わると王宮の広間でパーティーが始まりお父様の長話から始まり来賓客が帰るとようやく初夜準備になる。
夫婦の寝室にジュリが先に入り待ち僕が後から入室する。メイベルは泣き
「小さい頃から面倒見ていたロドリゲス王子がこんなに大きくなられて!!あふぁ!!」
と喜んだ。
お風呂に入りさっぱりした後愛するジュリの部屋に入るとジュリはなんていうか……上半身は透け透けでフリフリの可愛い腿までのものを着て申し訳程度に息子を隠すエロいレース付き紐パンが丸見えだった。ふうん……こういうものなんだ……。
僕はまじまじと観察をするとジュリは
「おいいいい!!もう嫌だ!こんな恥ずかしい格好!!」
ジュリは顔を真っ赤にして、視線を逸らした。
「……早く、終わらせてくれ」
「そんなこと言わないでよ」
僕はベッドに手をつき、ゆっくりと距離を詰める。
「今夜のジュリ、すごく綺麗なんだから」
と僕はギシリとベッドに乗り上がる。
因みに頭には白い花飾りがあった。
その花は新郎を多少の媚薬のかかった状態にする初夜用の花だと昔習ったことがある。
初めて嗅いだが成る程頭がぼうっとしてきて妙にいい気分になりジュリがいつもの数倍は綺麗に見え背後にはもはや白い薔薇の花が見え出した。
なんだこの幻覚作用のある花は。
ジュリも花の影響でいつもより興奮状態になっていた。紐パンからはもう濡れている。
しかも初夜用のこの部屋のベッド周りは前世の凝ったラブホかよというくらいしつこいくらいグルッと鏡が貼られていてもはやヤッているのが鏡越しに全部本人達に何処をどうされてるのかわかる。天井にも付いているから色んな角度から確認できる。
「もう嫌だ。俺……ソファーでしたい。嫌だこんなベッド」
「そんな……この日の為に作らせたのに……」
「やっぱりお前の趣味かよ!!」
「ふふ、鏡に僕達が何人も映っていて面白いね」
と押し倒しながらジュリの唇を奪う。
唇を重ねた瞬間、ジュリの身体が小さく震えた。
逃がさないように腰を引き寄せると、
細い指がぎこちなく僕の服を掴む。
「……ロディ」
呼ばれただけで、胸の奥が熱くなる。
「ほら、鏡を見て」
囁くと、ジュリは恐る恐る視線を上げた。
そこには、何人もの僕たちが
同じように絡み合っている姿が映っていた。
ジュリは思わず目を瞑り赤くなった。しかし構わずキスを始めるとジュリもそれに応える。
頭の花を外して枕元に放り投げてもしばらくは二人とも相手に夢中になる。
ジュリの顔にキスの雨を降らし耳や首や鎖骨も優しくキスを落とす。……薄いフリフリのシャツの上から胸を甘噛みしたりした。
「んふあっ……どこ触られても気持ちいいぜ……なんだこれ?ロディ……もっと触ってくれ」
と煽りジュリは自ら僕のガウンに手をかけて開く。僕もジュリの薄いフリフリのシャツのボタンを丁寧に外してお互いに下着一枚になる。ジュリのはもはや下着とは言えないけど。
直接ジュリの胸を指で優しく摘み押したり少しだけ力を入れたりして愛撫する。
それに声を押し殺し少し我慢しているジュリが可愛い。
硬くなってきた乳首を丁寧に舌で何度も舐め口に含む。僕の舌に感じて堪えきれない声が漏れ始める。
「ああっ……うう……うっ……」
「気持ちいい?」
とろけそうな顔のジュリを見上げて言うと
ジュリもこちらに顔を向ける。
「はぁ……はぁ……ロディ……なんか……いつもより輝いてて後ろに白い薔薇が見える!」
「まぁ花のせいだね。演出だと思うといいよ……」
「なんかドキドキする、いつもより……」
「僕もだよずっとドキドキしてるよ」
互いの手を取り胸に当て鼓動を感じ取る。
「……ロディ……来てくれ…好きだ。お前今日すげえカッコいいんだ……」
と花の効果抜群だ。
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