45 / 52

第45話 結婚式と初夜***②

「……ロディ……来てくれ…好きだ。お前今日すげえカッコいいんだ……」  と花の効果抜群だ。  可愛すぎて腰に手を回しギュッと抱きしめるとジュリが僕の耳を噛んだり舐めたりして 「んふう……お返しだ……」  とペロリと赤い舌を出して微笑むのにゾクっとしてしまった。  でも直ぐに天井の鏡を見て恥かしくなり逃げそうになるジュリ。 「……逸らさないで」  手首を軽く押さえると、ジュリの視線が鏡に固定される。 「ちゃんと見て。今、どんな顔してるか」 「や……っ、そんな……」  震える声とは裏腹に、視線は外せずにいる。  その顔があまりにも愛おしくて、思わず首元に歯を立てた。  ジュリの身体中に赤い痕をつけて行くとジュリは 「ううっ、俺たちいつもこんなやらしいことを……」  と真っ赤になる。 「ふふ……もっとしっかり見て、記憶に残して」 「うう……天井にロディの背中が映ってるからよく見える……ロディ……逞しくてすげぇ……」  と恍惚な顔で僕の背中を鏡越しに見ている。 「ジュリもどこもかしこも甘くて好きだよ」  結局全身舐めたり吸ったりするのを鏡で全部見て全身を赤くし喘ぐジュリ。  いろんな体制で僕たちはベッドの上を転がる。ジュリと6と9のあの体制になりお互いに舐め合いっこもした。  紐パンがいつの間にかどこかにいってしまい、僕も最後の砦を脱ぎ捨て2人とも生まれたままの姿になる。  充分と丁寧に穴をほぐした後にジュリの足を持ち上げて肩に乗せた。 「うあっ、俺こんな恥ずかしい格好!……あああ……っ!もうやだ!!」 「ふふ、僕の妻は本当に淫らで美しいね」  ジュリが恥ずかしがっている中……僕の塊を擦り付けジュリのを優しく上下に扱いてやると 「はあん!……ああっそれ気持ちいいんだ!ロディ!」  と喘ぎ震えながらジュリがイク。  はぁはぁと息を荒げるジュリは白い薔薇と共に悶えて美しく咲き誇る。 「それじゃ、挿れるよ」 「はあ……ああ……早く来てくれ……」  と待ち侘びて欲しがっている様子に、たまらずゆっくり入れてたものを途中から一気に入れ突いた。今の煽りはジュリが悪い。 「ひゃああああんんん!」  と嬉しい悲鳴を聞いて僕とジュリは結婚後初めて下半身と合体した。 「ジュリ……何度抱いても綺麗だけど今夜は特別に綺麗だね。ほら鏡の中の沢山の僕とジュリ……とても幸せそうだね。  ふふ、もう一生ここから出たくなくなるよ……一生裸で過ごしていたいね」  と言うといつもなら否定するが……赤くなったジュリは花の効果のせいか 「そんなに俺を閉じ込めておきたいか?」 「ジュリはもう、僕のものだよ」  耳元で囁くと、ジュリの肩が震えた。 「もし他の男が君を見るなら——  その目も、その身体も、全部壊してやる  ……それでもいい?」  しばらくの沈黙のあと、  ジュリは小さく笑った。 「……いいよ」 「ロディのしか、いらない」  と魅惑的な笑顔をした。 「ううっ……ジュリ!嬉しいよ!君がそんな事を言うなんて!」  花の効果でおかしくなり僕はガツガツと動き出した。    ジュリと触れ合いながら思い出す。  ーーこんなふうに求め合えるなんて、  前世では思いもしなかった。 「ジュリ!ジュリ!……愛してる!離れない!」  ーーあの頃の僕は、ただ一方的に傷つけられるだけだったのに。  今世ではこんなにドロドロになるまで愛し合っている。 「はぁ!ロディ!ああっ!俺もっ!離さないでくれ!もっと俺のこと愛して!」  ーーもし僕のヤンデレ化が更に激しくなっていたら…… 「はあっ!気持ちいい!いいよ!ジュリ!」  ーー例えジュリが首だけになっても僕はそれを一生眺めながら生きているヤバイ奴になっていたかもしれない。 「……ああっ!あっ!あっ!あっ!あっ…いい!」  ーーそれでも今、こうしてジュリは僕を見ている。  逃げずに、まっすぐに。  僕のことを一人の男として認めて愛してくれたから僕はたぶん完全な闇堕野郎にはならなくってすんだ。  ベッドがギシギシと音を立てて揺れる。  ジュリも鏡の中のいろんな角度のジュリも凄く気持ち良さそうでエロい。  二人の汗やらいろんなものが混ざって溶けていくのを感じる。   「ロディ!俺っ……も、もう!きちゃう!」 「ジュリ……一緒に」  絡めた手に力を込める。 「ああっ……ロディ……!」  視界が白く弾ける中、互いの名前だけが響いた。  ジュリは僕のお腹に飛ばし、  僕は思い切り中へと注ぎ、長い幸福感に満たされた。  それから二人でぐたりと抱き合う。  ジュリは僕の腕に頭を乗せうっとりしている。 「……嬉しい」  ジュリが小さく呟く。  僕はその指を取り、嵌められた指輪にそっと触れた。 「これでもう、本当に逃げられないね」 「……望むところだよ」  ジュリはそう言って、静かに笑った。  この美しいジュリは一生死ぬまで僕のものだ。  ーーそれからしばらく僕達は蜜月を過ごした。  数ヶ月後にジュリに子供ができるくらい。

ともだちにシェアしよう!