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中編④
「そこのお2人さん、興味あれば見てく?」
背後から大きめの声量でそんな言葉が聞こえる。すると、ぱたぱたと足音が近づいてきた。前を向いた俺NPCの視界にも2人のプレイヤーが映る。女性体のアバターで、2人ともヘソ出しの服装をしている。ヘソの下には淫紋のような模様が刻まれていた。
「すみません、じろじろ見ちゃって……お邪魔するつもりは全然ないです!」
「男同士の姿のNPC姦初めて見たので興奮してしまいました……ごめんなさい」
どうやら腐女子属性持ちらしい2人組は、申し訳なさそうに手を合わせて謝ってくる。俺の意思で話すことはできないのだが、俺NPCは口を開いた。
「こんにちは、冒険者様。本日はどのようなご用件でしょうか?」
プレイヤーが声をかけてきたため、自動的に俺NPCが決められた台詞を言う。中の俺は思わず笑ってしまった。女性2人組が声を漏らした。
「わぁ、すごい。こんなにされても普通に応対するんだ。さすがNPC」
「えっちすぎ、ヤバいわ」
「やらしいよねえ」
攻めプレイヤーまで会話に加わっている。俺NPCをこんな姿にした張本人が。そして、あ、と思い出したように口を開いた。
「2人とも気をつけて。この淫乱くんのせいでいろんな液体床に飛び散ってるから」
「へ? あーホントだ……ってなにこれめっちゃエロい」
「これおしっこですか? 潮?」
「潮だよー。すーぐ吹いちゃうんだよねえ」
俺NPCをはさんで3人は床の体液をまじまじと見ながら会話する。淫紋らしきものをつけているだけあって、女性プレイヤー2人は特に驚くことなく平然としていた。
「それで2人とも、どう? 僕たちまだヤるから興味あるならいくらでも見てっていいよ」
当然のように続けられることを前提に話し始めた攻めプレイヤー。女性2人組は顔を見合わせたあと、キラキラした目でこちらを見る。
「いいんですか!? 男同士のプレイちゃんと見る機会ないので嬉しいです!」
「ありがとうございます! 最前とかヤバすぎる。しかもイケメン冒険者×清純系神官とかめちゃくちゃ推せます」
「清純なのは外側だけだよ。中身はめちゃくちゃ淫乱だよねえ?」
「んひぃぃっ♡」
攻めプレイヤーにいきなり乳首を強くこねられ、俺NPCの口からは情けない声が上がった。そのまま指先で弾かれ引っかかれ、また俺NPCのちんぽが首をもたげ始めた。
「へえ、NPCの設定凝るタイプなんですね」
「設定? あー違う違う。人入りなんだよねこのNPC」
「え、NPC姦プレイヤー入ってるんですか?」
驚いている2人組はNPC姦プレイヤーが入っているか判別するオプションをオフにしていたようだ。攻めプレイヤーは状態リンクのことを説明する。初めて知った機能のようで、彼女たちは興味深そうに反応していた。
その間にもずっと乳首を弄られていたため、物足りなくなってきた俺のアナルは切なげに攻めプレイヤーのちんぽをしゃぶり出す。
「あは♡ ごめんごめん。ガマンできないよ、ねっ」
「あっ、あぅぅっ♡ ほっ♡ んんっ♡」
パンパンと音を立てピストンが開始された。乳首もくりくりとこね回されたまま。
「さっきよりマンコ締めつけるじゃん……っ。やっぱり見られるの好きなんだぁ♡」
「あ゛ひゅっ♡ ぉ゛お゛ォ゛ッ♡ ア゛ッ♡」
「ふっ……、んっ、乳首もビンビン主張して……っ♡ ほら、きゅーっ♡」
「オ゛ッ゛♡ ン゛ン゛ッ、ァ゛~~ッ゛♡♡」
俺NPCの乳首を強くつまみ前に引っ張られ、身体の奥にビリビリとした快感が流れた。
頬を上気させた女性2人が口元を押さえながら食い入るように俺たちを見つめているのが俺NPCの視界を通して見える。攻めプレイヤーに言われたように、2人も、しかも女性に見られているという状態にいつも以上に興奮しているのは否めない。
「あ゛~~っ゛♡ あふっ♡ んひゅぅぅ゛っ゛♡」
「ハァ、ふ……っ♡ そうだ。ねえ2人とも、用事があって神殿に来たんでしょ? こんな状態でも、ふぅっ、対応できるんだよ、んんっ……」
2人組に向かって攻めプレイヤーが声をかけた。彼の意図をくみ取ったらしい2人組が口を開く。
「いいんですか? じゃあ遠慮なく。先やっていいよ」
「ありがとー。じゃあ神官さん、MP回復お願いしまーす」
「かしこまりぃ、ましたぁ゛っ゛♡ あ゛ッ゛♡ この世界を、っ♡ 照らす、女神よ……っ、かの者ォオっ♡ に、祝福、をぉ゛お゛ぉ゛っ゛♡」
『プレイヤーのMP回復を実行しました』
喘ぎながらも決められた台詞を言い切ると、システムウィンドウが表示された。
「ありがとうございまーす! なんかもういろんなものが回復した気がする」
「それな。次うちねー。神官さん、うちもMP回復お願いします!」
「あひっ♡ かしこま、んんんっ♡ た、ォ゛ッ゛♡ イ、ぁあっ♡」
もう1人のプレイヤーもMP回復を選択し、俺NPCが決められた台詞を言い始める。すると、ナカでさらにちんぽが大きくなった攻めプレイヤーが、乳首の愛撫をやめた手で俺NPCの腰を強く掴んで激しく奥を穿ち始めた。俺のナカもぎゅんぎゅん締まって絶頂が近い。
「ん、出る、っ……! 2人とも、ちょっと、離れててっ……ほら、また一緒にイこ、ねっ……!」
「この世界、ぉ゛、てらしゅン゛ァ゛ッ♡ あ、あ、いく、イクイ゛ッ゛グ♡ 女神、ォ゛、イ゛ッイ゛グゥ゛ッ゛♡ かのもの、に、ひぃッ゛♡ い゛ぐっ♡ しゅぐふぐ、ォ゛ッ、ア゛ァ゛ッ゛~~~~♡♡」
「っ……!」
再び最奥を思い切り突かれ、台詞を発しながら達した俺の視界に先ほどと同じようにプレイヤーを回復したことを知らせるシステムウィンドウが表示され消えた。2度目の射精を受けた俺NPCのアナルからはぼたぼたとザーメンが溢れた。
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