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番外編① プレイヤーではじめまして⑦
暇つぶしと気を紛らわせるために、読み飛ばしていたチュートリアルを半分ほど読み終えたころ、ガチャッと部屋のドアが開いた。
少しだけスタミナが回復していた俺が上体を起こすと、先ほどまでセックスしていたとは思えないさわやかな笑顔でシュンが入ってくる。
「ただいま。おまたせ」
「おかえり……ってなんだそれ」
ドアを閉めるなりシュンがいくつかの瓶を取り出してベッドの横のサイドテーブルに置いた。道具はアイテムボックスから取り出しているのだが、ゲーム内で見ると突然アイテムが召喚されたみたいで面白い。
「えっとね、これがスタミナ回復のポーションで、こっちが……スタミナの最大値を上げるポーション。最大値上げる方は手持ちがなくて2本しか買えなかったけど。高いね、これ」
「まあ、基本はプレイヤー自身にステータスを上げさせたいだろうからなあ」
特定のステータスの最大値を上げるアイテムは、ダンジョンの戦利品やクエストクリアの報酬として貰えるものだから、店で買おうとするとめちゃくちゃ高い。緊急の場合以外は基本的に金の無駄だから、買わないプレイヤーがほとんど。それより自分たちで冒険した方がほかのステータスも上がるし報酬も貰えるからだ。しかも、ポーションで上げられる数値もわずかでしかない。
「じゃあ、まず最大値上げる方全部飲んで。それから、回復の方ね」
そう言ってシュンが俺にポーションを渡してくる。もしやと思ったが、俺のステータスを上げるために買ってきたのか。
「え、俺の? シュンはいいのか?」
「僕はゲーム始めたころに友達……前会ったよね。ミメンチからいろいろと貰って上げてるから大丈夫」
俺は先週牧場でNPCの中から見たミメンチを思い出す。彼の装備品はゲームをやりこんで得られるものだったような気がする。やりこみ系プレイヤーにはステータス最大値を上げるアイテムをあまり使わない人もいるから、彼もそういうタイプなのかもしれない。
「なら貰う……ありがと。でもわざわざ買ってくるとは……」
「ナギが貧弱すぎるから、このままじゃ全然楽しめないじゃん」
「あはは、ごめん……このサーバーで通常プレイヤーとして入るの今日が初めてだったからさ」
苦笑しながらスタミナの最大値を上げるポーションを2本とも飲み干す。最大値が上がった通知が目の前に現れ消えていく。
スタミナ回復のポーションも飲もうとしたが、シュンが俺の手の中にあったそれを取り上げた。
「え、じゃあ……ずっとNPC姦プレイヤーで入ってたんだ? 犯されたくて?」
「まあ……そうだな……んっ」
どうするのかと思えば、シュンはスタミナ回復ポーションを自分の口に含んで、俺に口移しで飲ませてきた。さわやかな味が口の中に広がる。彼自身も一緒に飲んだようで、本来の回復量の半分だけの効果が表示され消えていく。ある程度自然回復もしていたので、俺のスタミナは全回復した。
口の中のポーションがなくなっても、お互いに舌を絡め続ける。ポーションの味は消え、溜まった唾液を飲み込むたびに甘い味が喉を通過していく。冷めかけていた熱が再び身体に宿っていくのを感じた。
シュンは再び服を脱いであぐらをかくと、全裸のままだった俺を膝に乗せる。彼は再び勃ち上がりつつある自身を俺の尻の間に滑り込ませ、腰を揺らした。ちんぽを擦りつけられたアナルから聞こえる、ぬちゅ、といやらしい音。まだナカに残っていたローションやザーメンが重力に従い溢れたようだ。
ぬめりを帯びたちんぽが行き来する気持ちよさに、俺もゆるゆると腰を動かす。くぱ、くぱと収縮する自分のアナルが、まんこになっていくのを感じる。
「ん、マンコ、キスするみたいに吸いついてくるね……♡ 頑張って腰振って、かーわいい♡」
「はふ……ぁ、っ♡ ちんぽ、どんどん硬くなってきて……んっ♡ ごりごりするの、いい……っ♡」
尻の間でちんぽが硬さを増して、どんどん天を仰いでいく。尻の方にとろりとした液体が伝ってきて、さらに滑りをよくする。俺のちんぽからもカウパーが溢れ、シュンの腹をぴゅっぴゅと汚した。
俺はシュンの背中に腕や足を絡みつかせ夢中で腰を揺らす。肩に顔を埋めると、耳を食まれ舐められる。耳の中に入った熱い吐息が、俺の脳をまたとろけさせていく。
「ねぇ、ナギ……このまま、挿れていい?」
上擦った声で囁く声すら官能的で、身悶えしながら頷いた。揺らしていた腰を止めて少し身体を浮かせ、まんこの入り口に彼のちんぽを押しつける。
「うん、挿れて……♡ また俺のまんこ、シュンのちんぽでいっぱいにして、奥までごちゅごちゅ突いて♡ また、いっぱい……お腹パンパンになるまで、ザーメン注いで……♡」
「あは、いいよ……っ♡ 次は時間いっぱいまで頑張って、ね……っ♡」
「んぅぅぅ゛……っ♡」
ずぷ、と下からちんぽを押し込また。身体の力を抜くと、重力に従いずぷずぷと剛直が奥に収められていく。シュンは俺の尻たぶを掴んで、何度も奥を穿つ。彼もポーションでスタミナを回復したおかげか、先ほどと変わらない勢いで腰を叩きつけてきて、再び快楽の波に飲まれていく。
「ひゅぐ、ぁ゛ぁ゛~~っ♡ ちんぽ、きもちい、ン゛ぅ゛ッ♡」
「はー、サイコー……っ♡ えっろい声、もっと聞かせて……っ♡」
「あ゛~~ッ゛♡ オ゛ッ♡ お゛ぐ、しゅご、ほ、ォ゛ォ゛~~ッ♡♡」
男の、しかも濁音混じりの嬌声なのに、肌に伝わるシュンの熱がどんどん上がっていく。さらに声を引き出すかのように、奥の行き止まりにちんぽをぐりぐり押しつけてくる。
身体をビクビク震わせながら喘ぐ俺の視界に、彼の首筋から伝う汗が映った。それがあまりにも美しくて美味しそうで、ぺろりと舌で舐め取る。
「ん……っ、なに……っ♡ もー、かわいいことして……ッ♡」
「い゛っ……、ん゛ぅ゛ッ♡ ふ、ぅ゛~~ッ♡」
お返しといわんばかりにがぶりと肩を噛まれる。痛いはずの刺激すら、快感に変換されてしまう。噛まれた部分を強く吸われて腰が跳ねた。
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