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番外編② 現実ではじめまして・前編③
「射精はしてないけど、上手にイけたじゃん」
「ん……♡」
絶頂の余韻と頭を撫でられる気持ちよさに身を委ねながら己の下半身に目をやる。俺のちんぽはとろりとカウパーを滴らせながらいまだ天を仰いでいた。ゲームで季春に抱かれるようになってから感度が上がったとはいえ、こんなにもあっさりと乳首でイけてしまった自分に驚く。
それと同時に、俺に跨がる季春の下半身が視界に映る。まだ緩く勃ち上がっているだけだというのに、すでに俺のモノよりも立派だ。さすがに規格外というわけではないけど、長さも太さも平均以上だろう。比較対象である俺のが決して小さいというわけでもない……はず。
「でっか……」
「あはは、今さら? いつも見てるでしょ」
そう、たしかにいつも見ている大きさだ。だからこそ驚きを隠せない。季春から聞いたときは冗談だと思っていたのに。まさかゲーム内の彼のちんぽが、現実のサイズそのままだと誰が思うだろうか。上体を起こしておそるおそる触れてみると、しっかりと質量と熱を感じ、本物だと思い知らされる。
「完勃ちしたらもっと、なんだよな……」
ぽつりと呟いたあと、ゴクリと無意識に喉が鳴った。俺が持っている玩具のどれよりも大きいモノがナカに挿入るのだと思うと、興奮するような、少し怖いような、そんな気持ちになる。
食い入るように見つめていると、季春が頬に軽くキスをした。
「じゃあ、挿入るように準備しよっか」
俺はこくんと頷いて、竿から手を離す。季春は一度ベッドから下りると、手に何かを持って戻ってくる。シーツの上に転がしたそれらは、ローションと大きめのディルドだった。
俺は季春に背を向けて、彼にアナルが見えるように四つん這いになる。念入りに綺麗にしてきたけれど、本当のアナルを見せるのはやはり少し緊張してしまう。ドキドキしていると、彼の手が尻たぶを撫でてきた。
「……あは。想像してたより、ずっと……」
そこで季春は言葉を止めた。続く言葉が心配になって、俺はちらりと後ろを向こうとする。その瞬間、尻たぶの内側――アナルのすぐ近くに柔らかいものが触れた。
「ひぁっ♡」
「ココ、ホクロあるんだ。やらしいね」
「え、なに……んひっ!?」
先ほど柔らかいものが触れた場所に、今度はぬるりとした感触。これの感触はよく知っている。驚く俺のアナルに吐息がかかり、ビクンと震えた。
「んっ♡ どっ、どこ舐めてんだよ……っ!?」
「えっちなホクロ♡ 白くて可愛いお尻にこんなホクロつけてるなんて、舐めてって言ってるようなもんでしょ」
「つけてるわけじゃ……っ、あんっ♡」
季春がホクロのある場所を何度も舐めてくる刺激すら気持ちよくて脚が震える。勘違いだとは思うけれど、彼の舌がだんだん内側に――アナルの方にきているような気がする。そう感じた俺は思わず自分の手でアナルを覆った。
「やなぎ、なにしてんの」
「え、いやあ……あはは。そうだよな、さすがにここは舐めないよなあ……」
とっさに隠してしまったが、さすがに現実ではアナル舐めなんてしないか。ゲーム内ではもう毎回と言っていいほど舐められているから、少しだけ警戒してしまった。勘違いに恥ずかしさを覚えながらも手を退けようとすると、手の甲に息を吹きかけられる。
「え、舐めちゃ駄目?」
「……は?」
予想外の言葉が聞こえたかと思うと――アナルを覆っている手の甲を季春が舐めてきた。
「キミ、マンコ舐められるの好きじゃん。舐めてあげようって思ったんだけど」
脳の理解が追いつかず固まってしまった。その間も、季春はぺろぺろと手の甲を舐め続ける。指の付け根をねっとりと舐められ、むずむずして鼻にかかった声が漏れた。
「んっ♡ ……さすがに、現実でアナル舐めは駄目だろ……」
ゲームの中ではいくらされてもなんの問題もないが、さすがに現実はいろいろなリスクがある。季春も最初にゲーム内でアナル舐めを提案してきたときはゲームだから、と言っていたはずなのに。
後ろを向くと、不満そうな顔で季春がこちらを見ていた。
「僕は気にしないけど。ねえ……駄目?」
「だ、だめ……」
ちゅ、ちゅ、と懇願するように尻たぶや手にキスをされる。誘惑するような瞳で見つめられて陥落しそうになるが、なんとか言い訳を絞り出す。
「……な、舐めたら……キス、しないから」
「えー……じゃあ、諦める」
そう言って季春がキスを止めたので、俺はほっとしながら手を離して元の位置に戻す。
「……ゲーム内だったら、いくらでもしていい……というか、してほしい」
ぽつりと呟く。アナル舐めが嫌なわけじゃないし、むしろ季春の言うとおり好きだ。正直、めちゃくちゃ好き。プレイヤーで初めて会ったときにされてからハマってしまい、俺からねだることも多い。
恥ずかしくて顔をそらして正面を向くと、くす、と背後で笑い声が聞こえた。尻たぶに再び手が置かれ、すりすりと撫でられる。
「あは、もちろん。じゃあ……そろそろほぐすね」
「ん……っ♡」
尻を撫でていた手が止まり、穴のフチを指でなぞる。ふにふにと指の腹でくすぐられ、むずむずとした気持ちよさを感じた。一度指が離れ、今度はぬるぬるとした感触も一緒に穴に触れる。
「ふふ、ヒクヒクしてる。やらしいマンコ。指、挿れてほしい?」
「ほしい……♡ 季春の指、まんこでしゃぶりたい……♡」
「うん、いっぱいもぐもぐしようね」
ぬちゅ、と濡れた音とともに季春の指がナカに入ってくる。しっかりと彼の体温を感じる長い指の感触は、ゲームで味わったときの何倍も気持ちいい。くにくにとナカで動かされ、具合を確かめられる。
「ぁっ♡ 指、長い……♡」
「1本は余裕そうだね。増やすよー」
「うん……っ♡ あ、ぁぁ……っ♡」
2本、3本と増やされた指がナカをかき混ぜるように動かされる。そのうち前立腺を掠めてきて、びくんと腰が跳ねる。
「あっ♡ しょこっ♡」
「ここね♡ ほら、どう?」
「んひっ♡ きもちいっ♡ ぐりぐりっ、イイ♡ ぁ、あぁっ♡」
「うんうん、気持ちいいねー♡」
前立腺をこねられビクビクと震える尻や太ももに季春がキスを降らせる。現実で彼に触れられるのは初めてなのに、もう何度も触られているかのようにナカは彼の指に悦ぶ。
「やなぎのマンコの中、すっごく熱い……早くチンコ挿れたいなあ。絶対気持ちいいでしょ」
「あひ、っ♡ 俺も、季春のちんぽ、ほしい……っ♡」
ゲームの中でもあんなに気持ちいいのに、現実はどれくらいなのだろう。期待できゅうきゅうと指を締めつけてしまう。
「あは、現実でもおねだり上手じゃん。でも、こっちが先ね」
「ぁ……っ♡」
指をすべて引き抜かれ、寂しげにアナルがヒクつく。後ろを向いて季春を見ると、ベッドに置いてあったディルドにローションをまとわせてた。それは彼のちんぽよりは小さいが、俺が今まで使った玩具のどれよりも大きい。
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