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番外編② 現実ではじめまして・前編④
「力抜いてね……挿れるよ」
「ん……っ」
ぬるぬるとした冷たくて硬いものがアナルに押し当てられ、くぷりとナカに挿入ってくる。慣らしたとはいえ、今まで咥えたことのない大きさだからなかなか進んでいかない。力を抜こうとゆっくり息を吐く。
「ん゛……、ふぅ……っ」
「もう少し……いい子……うん、全部挿入ったよ」
「ぁ……ほんと……、ん゛っ……」
根元まで挿入ったのが伝わり、まんこがめいっぱい広がっているのを感じる。息を整えていると、俺の正面に回った季春に身体を起こされた。あぐらをかいた彼の上に向かい合うように座らされたので、俺は頭を彼の胸にあずける。
「大丈夫? 痛くない?」
「だいじょ、ぶ……ちょっと、苦しい、だけ……」
季春は片手を俺の腰に回して優しく撫で、もう片方の手でディルドが抜けないように押さえてくれる。俺も彼の背中に腕を回して抱きつくが、角度が変わり圧迫感が強くなってくぐもった声が漏れた。
(はあ……このサイズでも結構苦しいな……いきなり季春のちんぽ挿れてたらやばかったかも……)
深呼吸しながら心の中で呟く。季春のちんぽがゲームも現実も同じサイズだと聞いたとき、自分が持っている玩具よりも大きいと話した。そうしたら彼が俺が持っている一番大きい玩具のサイズを聞いてきて、それよりも大きくて自分のモノよりも小さいディルドを用意してくれた。それが今俺のナカに挿入っているやつだ。
俺とヤるためにここまで準備してくれたんだと思うと、すごく胸が熱くなった。無理矢理挿れようと思えばいけるはずなのに、大切にされているような気になってしまう。
早く受け入れたくてたまらないのに、初めての大きさに現実の身体はなかなか慣れてくれない。もどかしさに駆られながら、苦しさを紛らわすようにゆっくりと息を吐いた。すると、季春の頬が俺の頭に優しく擦りつけられる。
「んー……今日はディルドまでにしとこっか」
「へ……?」
頭上から降ってきた言葉に間抜けな返事をしながら俺は顔を上げた。とろける笑みをした季春と目が合うと、ちゅ、と額にキスを落とされる。
「今日はこれで慣らして、明日様子見ながらチンコ挿れることにしよ?」
「えっ、いや……俺、だいじょぶ、だから……っ」
「僕がヤなの。やなぎには気持ちいいってだけ感じてほしいから。だから……いいよね?」
真剣な瞳で見つめられ、俺はしぶしぶ頷く。だけど、俺の股の間にある熱はいいのだろうか。そう思って口を開いた。
「いいのか? 俺だけ、してもらって……季春のちんぽ、おっきくなってるのに……」
俺の言葉に、季春はにやりと微笑んだ。彼は俺の腰を撫でていた手を自分のちんぽに添えると、萎えてしまっていた俺の肉棒にくっつける。彼の熱が触れ、欲望に忠実なムスコは再び硬くなり始めた。
「ふふ、大丈夫。キミのチンコといちゃいちゃするから♡」
「い、いちゃいちゃって……、ぁんっ♡」
2本のちんぽをまとめて握った季春が、ちんぽ同士を擦りつけ合わせるように扱き始める。すっかり俺のちんぽも勃ち上がり、とろとろとカウパーをこぼし彼の肉棒をコーティングしていく。2つの熱がぬちゅぬちゅと卑猥な音を奏でる。
まとめて扱いてくる手と彼のちんぽの熱さが気持ちよくて、俺はゆるゆると腰を揺らした。自らのモノを彼の熱に擦りつけるように動かすと、頭上から甘い吐息が降ってくる。
「ん……っ♡ 僕のチンコ、気に入ってくれた?」
「もちろん、ぁっ♡ 熱くて、硬くて……♡ カリ、きもちい、んうっ♡ あ♡ 先っぽ、なでなで、やばぁ……っ♡」
竿を扱いていた季春の手の平が亀頭を撫で回してくる。カウパーをまとったぬるぬるの手が気持ちよくて、自分から彼の手に先っぽを擦りつけるように腰を動かしてしまう。
「あー……♡ きもち……♡」
「ふふ、このままイっちゃおっか」
「そ、れは……、らめ、ぁん……っ♡ 季春も、一緒がいい……んん、ひぅ……っ♡」
そう言ってみるが、このまま愛撫を続けられるとすぐに絶頂を迎えてしまうであろう俺のちんぽとは違い、季春のモノはまだしばらく達しそうにない。
どうやって季春をイかせようかと思いながら扱かれる2本の熱を見つめていると、彼のちんぽの先っぽからとろりとカウパーが溢れた。
(あ、美味そ……♡)
無意識に頭に浮んだ言葉に、俺ははっとひらめく。
「はぁ……♡ 季春、フェラしてもいいか……?」
腰の動きを止めて彼を見上げる。季春は目をぱちくりさせて、そして色っぽい笑みを浮かべた。
「舐めてくれるんだ?」
「うん、っ♡ 舐めて、季春のことも、気持ちよくしたい……♡」
「わかった♡」
そう言って季春はちんぽから手を離すと、俺を膝から下ろした。彼は少し場所を移動して仰向けに寝転がると、俺の身体を自分に跨がらせてシックスナインの体位にする。目の前には、彼の反り勃ったちんぽ。同じように俺の恥ずかしいところすべてが彼の目に映っているのだと思うと、背中がすごくゾクゾクする。
俺は彼の竿に手を伸ばし、優しく包み込む。またとろりと鈴口からカウパーが垂れてきて、俺の指を伝う。俺はゴクリと生唾を飲み込み、熱い息を吐き出した。
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