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番外編② 現実ではじめまして・中編③

 初めて迎え入れるのに、おかえりと言いたくなる。同時に、やっと来てくれた、と満たされた気持ちになっていく。奥までぴったりとハマった瞬間、胸が熱くなって涙がぽろりと零れた。 「やなぎ……? 苦しい?」  俺の涙を指で拭った季春が心配そうに顔をのぞき込んでくる。彼の背に腕を回して、首を振った。 「ちがくて……ごめん、なんかすげー嬉しくなっちゃって……」 「……へぇ? マンコに本物チンコ挿れられて、嬉しくなっちゃったんだ?」 「そう……♡ 本物の季春のちんぽ、嬉しい……、んぅっ♡」  唇を重ねられ、口の中に舌が遠慮なく入ってくる。ねっとりと舌を舐られ、熱く荒い吐息を絡ませ合う。上顎をなぞられた気持ちよさできゅうっとまんこを締めると、先ほどよりもナカの熱が大きくなっているような気がした。 「やらしいねえ、やなぎ♡ チンコハメられるのが嬉しくて泣いちゃうなんて、さすが淫乱くん」 「別に、泣いたわけじゃ……、っ♡ はふ♡ ぐりぐり、イイ……♡」 「大好きなチンコの形、現実でもしっかり覚えようねえ……♡」  腰を押しつけてきた季春が、ナカをさらにほぐすようにちんぽでかき回す。薄いゴムに隔たれているのが残念ではあるけれど、しっかりと熱さが伝わってくる。切れた様子もないし、気持ちよさだけを俺の身体は拾っていく。 「は♡ はぁっ♡ すえはる、ちんぽっ♡ ア゛♡ 本物ちんぽ、やばぃ♡」 「あはは、腰揺れてるじゃん♡ マンコもちゅぱちゅぱおねだり上手♡」 「くひっ♡ ちんぽ、早く♡ 奥まで、ごちゅごちゅ♡ いっぱい、して……ッ♡」  すっかり現実のちんぽの虜になったまんこが刺激を求めて媚びるようにうごめく。思考もまんこに支配され、季春の剛直に貫かれることしか考えられない。  耳を甘噛みしながら季春がくすくす笑うから、息がかかってくすぐったい。 「うーん……初めてだから、もうちょっとゆっくりしないと♡ ゆーっくり、チンコ抜き差しして、様子見ないと……♡」  宣言通り季春はゆっくり腰を引いて、同じスピードで奥に戻っていく。もどかしいだけだと思っていたのに、ゆっくりと媚肉を硬いちんぽで擦られるだけでも十分気持ちいい。前立腺のあたりにくると特に動きが遅くなるが、亀頭でじっくりと押しつぶされていくのがたまらない。 「あ♡ あ゛ーっ♡ ひゅごひっ♡ かたいの、ごりごり、ぉ゛~~ッ゛♡」 「ハー……ッ♡ マンコ絡みついてくるし、イイ声も出てきたじゃん……っ♡ さっきまで処女だったなんて、誰も信じないでしょ……♡」 「ま゛っ♡ いっしょ、らめ、ぃぃ゛ッ♡」  楽しそうな表情で頬を上気させながら、季春が乳首をこねてくる。腰の動きも少しずつ早まってきて、奥に先っぽが打ちつけられていく。結合部から発せられる淫らな水音と肌が触れ合う音が耳に入り、さらに身体の熱を昂ぶらせる。 「ハァ、ふぅ゛♡ 俺、初めて、ちんぽ初めてなのにっ♡ イく、ァ゛ッ♡ まんこイく、イクぅ゛♡」 「いいよ、っ♡ 奥いっぱい突いてあげるから、マンコでイこ♡ ンッ、はー♡ 僕も……っ♡」  再び腰を掴まれ、パン、パンと音を立てて激しく奥を穿たれる。俺を見下ろす整った顔は熱に浮かされた表情をしていて、たまらなく淫靡だ。欲を孕んだ瞳で俺を熱く見つめる季春の口が弧を描いた。 「やなぎ……ッ♡ 一緒にイこうね……、っ♡」 「ぉ゛ッ♡ いっしょ、イぐッ♡ ア゛~~ッ゛♡ イグイグッ♡ あ゛、ぁぁ゛……ッ♡♡」 「ン……ッ!」  俺のナカが大きくうねり、強く季春を締めつける。彼のちんぽはひときわ膨らんで、ドクンドクンと脈打つ。絶頂の悦びに震えながらも、ゲーム内でいつも感じていた熱く注がれる感覚がないことに気づく。中に出されることのないザーメンを絞り取るようにビクビクと痙攣するまんこに切なさを感じながら、ゆっくりと息を吐く。 「はー……っ♡ あ、ンッ♡ なにッ♡」 「こっちはイってないみたいだから♡ やなぎのチンコも気持ちよくなろうねえ♡」 「ほッ♡ まて、イったばっかだから、ァ゛んっ♡ ~~ッ♡」  ナカイキしたから勃ったままのちんぽを扱かれ、あっけなく射精する。続けざまに絶頂を味わい、全身をビクビクと震わせた。  ぜえはあと息を荒げながら季春を見上げると、彼は手についたザーメンを躊躇なく舐め取っていく。すべて舐め終えると彼は手を俺に見せつけ、ごちそうさま、と笑った。

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