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番外編④ 壁尻トラップを使ってみよう①
※軽微ですが小スカ表現あります
***
NPC姦プレイのために再開したフルダイブ型VRMMORPGだけど、今では結構普通に冒険をすることもある。今日なんかも、マロンズが新しいダンジョンに行きたいと誘ってきたから同行することにした。メンバーはもちろん俺とシュン、それからマロンズにミメンチだ。
ダンジョン攻略自体は難なく終わり、そのダンジョン用のクエストも無事完了した。入手できるアイテムもあらかた取り終えたし、あとは帰るだけ。
最後にここを離れる前に俺たちは、取り逃したアイテムや隠し部屋がないかと各自探して回ることにした。
*
「なあなあナギ。ちょっとこっち来て」
「ん? どした」
付近をほとんど探索しつくし、特にアイテムなどはなさそうだなという結論になりそうなころ。通路の奥の方からミメンチに手招きされ、俺はそちらへ向かう。ミメンチがいた場所の先から狭い道が続いていて、彼に続いて歩いていくとなにもない小さめの空間に出た。
「ここがどうかしたのか? 宝箱とかもなさそうだけど」
ミメンチの方を向きながら言うと、彼はなにやらニヤニヤしている。
「ちょっと、こっち。このスイッチ、小石とか投げてみ?」
「なんだ……?」
ミメンチに指された場所――空間の中央あたりの床には、わかりづらいがスイッチがあった。どうやらトラップを作動させるためのもののようだ。
俺は言われた通りスイッチに向かって床に落ちている小石を投げて押してみる。すると、目の前の床と天井から壁が出てきた。
「即死トラップ……じゃ、ないな……え? マジ?」
「マジマジ。ナギこういうの好きっしょ?」
驚いていると、隣にいるミメンチが楽しそうに笑う。スイッチを踏んだ人を挟み込むように出てくる厚めの壁は、ぴったり閉じて圧死させるものかと思えばどうやら違うようだ。壁の真ん中あたりには人が挟まりそうなくらいの穴が開いている。
発動したのが壁尻トラップだと理解した瞬間、自然と口元が緩んでいく。
「基本的に壁尻トラップはどこも時間が経てば解除されるぜ。あとは……こういう壁にあるスイッチを押しても終われるから、なんかあっても大丈夫だ」
そう言ってミメンチが隅の方の壁にあるスイッチを押すと、壁尻トラップ用の壁がまた床と天井に戻っていった。
「この空間にモンスター除けの魔法はかけといたから。で、この辺はもうなんもなさそうだしオレとマロンズは別のとこ探索してから帰るわ。……シュン呼んでくるから、楽しんでけよー」
「ミメンチ……ありがとな!」
けらけらと笑ったミメンチが、シュンを呼びに行った。
出会いが出会いだっただけに、ミメンチは俺の趣味をよく理解してくれている。さらに彼自身もエロトラップやエロイベントに興味があるタイプなので、こういう場所があると教えてくれるのだ。
シュンともだけど、ミメンチとも出会えてよかったと心から思う。
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