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番外編④ 壁尻トラップを使ってみよう②

「ナギ? ミメンチがこっちでキミが待ってるからって言ってたんだけど……なにかあった?」  期待に胸を躍らせながら待っていると、シュンが不思議そうな顔をしながらやってきた。 「へへ……ちょっと見ててくれ」  シュンに笑いかけて、俺は彼に背を向けて立つ。床のスイッチを踏んで、トラップが発動する場所で待っていると――ゴゴゴ、という音がして壁が天井と床から出てくる。 「え、なに……っ!? ナギ……!」 「大丈夫だから!」  駆け寄ってこようとする足音とともに珍しく慌てた声が背後から聞こえた。返事をすると同時に、俺の身体は腰のあたりで壁に挟まれ、上半身を倒し尻を突き出したポーズで固定される。  軽く身体をゆすってみても壁はピクリとも動かないので、無事に壁尻が完成して思わずガッツポーズをしてしまった。 「ナギ……? ねえ、なにしてんの……? 身体は動いてるしステータス見る限り死んではなさそうだけど……」  壁の向こうから戸惑った様子のくぐもった声が聞こえる。俺が挟まれた壁は狭い空間の端から端まで届いているので、シュンは俺の上半身の方に来ることができない。だから俺が今どうなっているのかわからないのだろう。 「あ、そっか。シュンは壁尻とか知らないっけ。大丈夫。ちゃんと生きてるから」 「かべ……? はー……またなにかエロいやつね」  顔を見ることができないけど、声からシュンが呆れているのがわかる。へへ、と笑っていると、個別ボイスチャットの招待が送られてきた。 「ナギ、聞こえる?」 「ああ、大丈夫」 「よかった。まったく……今回はなにがしたいのかな、淫乱くん?」  ボイスチャットを承認すると、今日も最高にかっこいい声と聞き馴染んだ呼び名がクリアに聞こえた。壁越しの声は予想以上に聞こえづらかったからありがたい。 「これ壁尻トラップってやつで、こうやって挟まれて動けなくなったプレイヤーをモンスターやほかのプレイヤーが犯したりできるんだよ」 「……ふうん? 犯されたかったんだ?」 「へへへ……あっ! もちろん、シュンにしか触らせる予定ないからな? ミメンチがモンスター除けの魔法かけてくれたし」 「……まあ、ほかのやつに犯される心配がないならいいけど」  不満そうだけど一応納得してくれたようだ。声はクリアに聞こえるけど顔が見れないのはちょっとだけ残念だな。なんて考えながらも、トラップの残り時間を考え俺は尻を振ってアピールをする。 「っつーわけでシュン、早く犯してくれ……♡」 「えー……これはちょっと……ナギは興奮するの?」 「当然だろ♡ 動けない状態で、なにされるかわかんないドキドキ感が、すげーいい……♡」  さらに尻を揺らす。すでに期待だけで勃ち上がり始めたちんぽが下着に擦れて気持ちいい。早く早く、と急かすと、小さくため息が聞こえ尻に手が添えられた。  ごそごそと衣擦れの音がして、俺の下穿きが床に落とされる。 「もう勃ってる。ほんとにもう、エロいこと好きすぎでしょ……ほら。すりすり、気持ちいい?」 「あ♡ んっ、気持ちいい……♡ もっと触って……♡」  自分からシュンの手に擦りつけるように腰を揺らすと、尻や太ももをゆるゆると撫でられる。俺は期待と興奮で息を乱しながらちんぽから先走りを垂らすが……彼の手はいっこうにちんぽや尻穴に触れる気配がない。 「シュン……っ♡ ちんぽと尻穴も、触ってくれ……っ♡」 「えー、どうしようかなあ……」 「早く……♡ シュンの手とちんぽで、めちゃくちゃに犯して……っ♡」  すぐに与えられると思っていた刺激がこなくて、俺は懇願する。固定オナホのように好き勝手に犯されることを想像していたので、予想外の焦らしにもどかしさが募っていく。  俺自身の手は上半身側にあるため、自分で慰めることもできない。こうなったら自分で乳首を弄ってしまおうかと思っていると、壁の向こうから小さくきゅぽん、という音がした。 その直後――ぬるぬるのローションをまとった指が俺の尻穴に入ってくる。 「あ、やっと……♡ ん、はぁ……っ♡」 「あは、すっごい食いつき。指美味しい?」 「ほ、ぉっ♡ 美味い……っ♡ きもちい、ぁ゛っ♡ ちんぽも、ぉ゛ほっ♡」  ずちゅ、ぬぢゅ、と壁の向こうから小さく卑猥な音が聞こえ、待ちに待った愛撫に身体が震える。シュンの長い指がナカを擦り上げ、もう片方の手はちんぽを扱いてくれる。 (これからシュンのデカちんぽを突っ込まれて、トラップの解除時間まで好き勝手に犯されて……♡)  身動きができない状態で好き勝手犯される状況に頭の片隅で少しだけ既視感を覚えながら、俺は期待にまんこをヒクつかせ身悶えた。 「シュン、シュン……っ♡ ちんぽっ♡ ちんぽちょうだい……っ♡」  俺の下半身しかシュンには見えていないため、言葉で懇願してがに股で尻を揺らしながらちんぽをねだる。

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