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番外編④ 壁尻トラップを使ってみよう③
「ナギ……」
興奮しっぱなしの俺とは真逆に、どこか冷めたような声が耳に届いた。その声に、思わず俺の頭も少しずつ冷えていく。
「シュン……? どうしたんだ……?」
「……やっぱりヤだ。こんなんじゃキミの顔見えないし。こんな仮想空間の、お尻にえっちなホクロもないただのアバターの身体じゃ……マンコやチンコだけ触っても興奮できないよ」
「え……あ……」
シュンの言葉に、俺の頭は完全に冷静になる。思えばずっと、俺だけが興奮していた。
「ごめん……シュン……」
壁尻プレイができるチャンスに、シュンの意見も聞かず勝手に1人で盛り上がっていたとようやく気づく。申し訳なさで胸がいっぱいになって、気持ちもちんぽもしぼんでいった。
「……これ、どうやったら終われるの?」
「あ、えっと……壁にスイッチがあって、それ押したら解除されるから……」
俺が言い終わると足音が遠ざかっていく。しばらく無言で待っていると、音を立てて壁が天井と床に戻っていった。
支えがなくなって一瞬ふらつきながらも身体を起こしておそるおそるシュンを見上げると――ぐい、と腕を引かれる。
「ん……っ! は、はふ……っ♡」
「は……、ん……っ♡」
抱きしめられて、勢いよく唇を塞がれた。後頭部を手で押さえられ、シュンの舌が口内に入ってくる。荒々しく口内を舌で蹂躙される気持ちよさに身体に再び熱が宿っていく。
シュンにしがみついて熱い舌の感触にとろけていると、むに、と丸出しだった尻を揉まれた。
「やっぱり、こっちの方がいいや♡」
唇を離しにっこりと微笑んだシュンが、ゆっくりと俺を地面に押し倒した。ボイスチャットを解散するという通知が届き、声の聞こえ方も元に戻る。
「ごめんな、シュン……」
「もういいよ♡ ここからは……僕の好きにさせてもらうから♡」
「あ……っ♡ んぁっ♡」
足を開かされちんぐり返しのポーズをさせられる。俺の膝裏を手で押さえたシュンは、楽しげに微笑みながら俺のアナルにキスをした。ぢゅるるるっと穴を吸われると、ビリビリと快感が背中を駆け上がっていく。
「オ゛ッ♡ あひ、ちゅよぃ゛……ッ♡」
「ふふ、気持ちいいねぇ? とろけた顔、もっと見せて♡」
「きもぢ、ぃ゛、あ゛♡ あ゛ぁ゛……っ♡♡」
穴のフチを舌でぐりぐりされ、ずぽずぽとナカを舐められる。ぐちゅぐちゅと淫らな音をさせながらナカに唾液を流し込まれる気持ちよさに、萎えていた俺のちんぽはすっかり元気になり先走りを溢れさせた。
壁に挟まれていたときとは比べものにならないくらい強く激しいまんこへの愛撫に、俺はあっという間に快楽に支配されていく。
「シュン……っ♡ ぉ゛、俺イくっ♡ まんこでイ゛ぐっ♡」
「うん、マンコびくびくしてるもんねえ♡ どうやってイきたい?」
ナカから舌を抜いたシュンが、穴のまわりに口づけながら尋ねてくる。
「ぢゅうって……ッ゛♡ まんこぢゅうって吸って、イかせてほしい……っ♡」
「あは♡ いいよ……」
再び穴のフチを舌で撫でたあと、ちゅ、とまんこに軽く口づけられる。期待を込めて視線を下半身に向けると、妖艶な笑みを浮かべたシュンと目が合い――興奮で背中がゾクゾクしていく。
「……いくよ、ナギ……♡ 思いっきりイくとこ、見せて、ね……♡」
「あ、……ッ゛♡ オ゛ッ♡ イ゛グッ! イ゛、ッ゛~~~~……♡♡」
甘くとろける声で囁いたシュンに勢いよくまんこを吸われ、俺はガクガクと身体を仰け反らせて絶頂を迎えた。ビクンビクンと震える身体に、ちんぽから溢れた潮がびしゃびしゃとかかっていく。
「上手にイけたねえ♡ 可愛いよ、ナギ……♡」
「はひ……っ♡ ぉ゛……ッ♡」
余韻に浸っていると膝裏から手が離れていき目の前にシュンの綺麗な顔が近づいてくる。ちゅ、ちゅ、と唇に柔らかい感触が触れ、その感触がだんだん下半身に向かっていく。ぼんやりとしながらその感触に浸っていると……ちんぽが温かく湿ったものに包まれた。
「んひ……? あ、ぁ゛……っ♡ ひゅ、ん゛っ……っ♡」
ぴちゃぴちゃと音を立てながらちんぽに触れているものがシュンの舌だと気づいた瞬間、ちゅううっと思いきり竿を吸われる。
「ん~~……♡ はへ? ん……っ♡ まっ! でぅ゛……ッ♡」
気持ちよくてされるがままになっていると、尿道に残っていた潮をすべて吸い出しても彼はそのまま俺のちんぽを吸い続けていく。慌てて上体を起こした瞬間、俺の身体は再びビクンと大きく跳ねた。
「あ゛~~ッ♡ ほ♡ お゛ォ゛……っ♡」
また快楽に飲まれた俺は、シュンの口内に思いきりザーメンを放ってしまう。はあはあと息を乱していると、ゴクンと喉を鳴らして白濁を飲み込み身体を起こした彼に見つめられる。見つめ合ったままお互いゆっくりと顔を近づけ、またキスを交わしていく。青臭い味を感じながら、ぴちゃぴちゃと舌を絡ませ合った。
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