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番外編④ 壁尻トラップを使ってみよう④

 ザーメン味のキスを終えると、シュンが俺の内ももを優しく撫でる。 「ナギ、挿れていい?」 「いい……けど、うーん……」  俺はちらりと床を見た。独りよがりになったことは申し訳なく思っているけど、すぐ近くに壁尻トラップがあるのに普通にセックスするのはもったいなく感じてしまう。 「なーに、まだ未練があるんだ?」 「いやあ……まあ。せっかくあるのになあって、思っちゃって……」  壁尻や触手はエロ目的のプレイヤーに大人気のトラップで、場所や時間帯によっては順番待ちになったりするほどだ。今のようにほかのプレイヤーがまったくいなくて好きなだけ使える状態というのは、実は滅多にない機会だったりする。  だけどシュンが楽しくないのに無理強いをさせてまでしたいかと言われれば、答えはもちろんノーだ。もったいないけど諦めるしかないな、と思っていると、あ、という声が耳に届く。 「ねえナギ、ちょっと思いついたんだけど……さっきにみたいにむこう向いて立てる?」 「へ? ああ、大丈夫だけど……」  頭に疑問符を浮かべながらも、言われたとおりゆっくりと立ち上がる。シュンに背を向けて壁尻トラップの上に立つと、背後から衣擦れの音が聞こえた。  後ろを振り返ると、シュンが下穿きを脱いでいるところだった。下着も脱ぎ終わった彼のちんぽは天を仰ぎ、ガチガチに硬くなっている。相変わらずゲーム内でもうっとりするほどの大きさで、胸とまんこがきゅんとときめいた。 「そのまま立ってて。……えーっと、ここだったよね……」 「なにが……えっ?」  シュンがなにかを探すような声を発したあと、カチ、という音が空間内に響き渡る。そして彼が俺の背後に立った瞬間――再び床と天井から壁が出てきた。 「えっ、なんで……お゛ッ!?」 「ん……っ♡」  壁尻トラップをシュンが起動させたことに驚いていると、ずぷんっとまんこに熱く硬いモノが突き立てられる。奥まで勢いよく挿入ってきたそれが彼のちんぽだと気づくと同時に、潮を吹いた俺のちんぽや繋がった下半身は壁に阻まれ見えなくなった。  最奥までみっちりと満たされる感覚と、腹を圧迫される苦しさ。上半身を倒した姿勢で、背中にぬくもりを感じながら俺は再び壁尻の体勢になっていた。  混乱している俺の耳に、ふ、と吐息が流し込まれる。もしかして、と思いながら顔を横に向けると――薄く紫がかった金の髪が視界に映った。 「ふふ、いけちゃった。これなら顔も見れるし、キミのやりたいプレイもできるねぇ♡」  ちゅ、と頬にキスをされ、俺はようやくシュンにハメられた状態で一緒に壁尻トラップに挟まれたのだと気づく。 「は……え……? よく、思いついたな……?」  シュンの発想にただただ驚かされる。壁尻をよく知らないからこんな使い方を思いつくのだろうか。いやそもそも、俺が固定観念にとらわれすぎていたのかもしれない。  一応挟まっている部分の壁を触ってみたが特に壊れそうな気配はなさそうで安心する。2人で入れるんだな、壁尻トラップ。 「……あ、てか。マズくないか? シュンの尻……」  俺のまんこはシュンのちんぽがずっぽりと挿入っているが、シュンの尻は空いている。モンスター除けの魔法がかかっていても、プレイヤーが来てしまえば危ないのではないか。 「んー? ああ、大丈夫。僕そっちの設定はオフにしてるから」 「あ、そっか……」  そういえば設定で尻穴への挿入オッケーどうか選べるんだった。俺は挿入大歓迎だったからすっかり忘れていた。  シュンが正式な壁尻プレイを経験してしまう可能性はなさそうでほっとしていると、ナカに挿入ったちんぽが動き最奥を刺激する。 「あ゛んっ♡」 「あは、結構いいかも……♡ 激しく突けないけど、奥を刺激すれば……」 「お゛ッ♡ あ゛ひゅっ♡ おぐ、ぐりぐり、ぃぃ゛~~っ゛♡」  腰をぐいぐいと押しつけられ、最奥を硬い熱がこねていく。みっちりとまんこに埋まったちんぽがナカ全部をゆっくりとかき混ぜていき、いつもと違う快感に脚がガクガクと震える。 「ほっ♡ ひぅぅ゛っ♡ ナカ全部、あちゅい゛~~……っ♡」 「はは、ナカ全体で僕のチンコをしゃぶってるねえ……♡ はー……とろけそう……♡」  後ろからぎゅっと抱きしめられ、はむはむと耳を食まれた。激しく穿たれたいとも思うけど、今与えられている全身に響くような刺激も結構いい。  壁尻トラップの解除時間までこうしているのもいいかもな、なんて考えていたときだった――。

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