61 / 79

小話① 授乳手コキ②

 ベッドの上に仰向けに寝転がる季春の隣で、俺は横向きに寝そべる。彼の口元に俺の乳首が来るように位置を調整して、片手にローションを絡めれば準備は万端だ。 「してもいいか?」 「うん、僕はいつでも」  すり、と俺の胸元に頬を擦りつけた季春は、つんと唇で乳首をつつく。先ほどの愛撫とこれからのプレイに対する期待で硬く主張する突起が彼の唇を押し返す。  このまま愛撫に身を委ねたくなる気持ちを抑えながら、片手をまた彼の後頭部に添え、ローションを絡めたもう片方の手で彼のちんぽを持ち上げる。 「お仕事お疲れさま、季春♡ 俺のおっぱい吸いながら、ザーメンびゅっびゅしような♡」  詳しいわけじゃないからどういうことを言えばいいのかわからない。なんとなくで俺は開始の合図としてエロ漫画の台詞のような言葉を紡いだ。季春はくすくす笑いながら、ちゅうっと俺の乳首に吸いついた。  乳首への刺激に腰を疼かせながらも、俺は手をゆるゆると動かしちんぽを扱き始める。 「はぁ♡ ん♡ いい子、いい子……♡ ふ、ぁ……♡」 「あは。やなぎのおっぱい、おいしいよ♡」 「んぅ……♡ よかった……♡ いっぱい吸って、いっぱい気持ちよくなって……♡」  季春もノってくれているのか、いつものような激しさはなくちゅうちゅうと戯れる感じで乳首を吸う。口に溜まった唾液を飲みこんでいるであろう嚥下音も、本当におっぱいを飲んでいるみたいだ。  だんだん季春のことが可愛く見えてきて、ぬちぬちと手を上下させちんぽを勃たせながら、彼の頭を優しく撫でていく。 「やなぎ、こっちの乳首も弄っていい? 寂しそうに硬くなってて、可哀想だからさ」  そう言いながら季春がもう片方の乳首を指ですりすりと撫でる。背中にゾクゾクと快感が走った。 「んぁ゛っ♡ ダメ♡ 授乳じゃないから、ぁっ♡」 「えー? 僕を癒やしてくれるんでしょ? キミの可愛い乳首指でコリコリするの、すっごく癒やされるんだけどなー」 「ん゛……っ♡」  上目遣いでこちらを見上げあざとい声を発しながら、つんつんと突起を指でつつく季春。自分の顔と声がいいのがよくわかってやがる。しかも癒やされるからなんて言われてしまえば、頷く以外の選択肢はない。 「わかっ……ん♡ 俺の乳首好きにして♡ いっぱい癒やされて……ぁんっ♡」 「あはは、ありがと♡ じゃあ吸う方も好きにさせてもらうねー」 「なん……ぉ゛っ♡ ま゛っ♡ らめ、っ♡」  してやったりというような笑みを浮かべた季春が、急に乳首を乳輪ごと吸い上げ甘噛みし始める。もう片方の突起も指で弾き、きゅっとつまみ上げ性感を高めるように弄り出す。  油断していたところに強い快感を与えられ、ビクビクと身悶えてしまう。このままじゃ駄目だと、俺はなんとか季春のちんぽに触れた手を懸命に動かしていく。彼の熱はしっかりと天を仰ぎカウパーを溢れさせてはいるが、今のところ射精する気配はない。 「ふぅ゛……っ゛♡ すえは、ぅ゛~~♡ ゆっくりぃ♡ ちんぽ、シコシコできない゛……っ♡」  身体を震わせながら懇願すると、ふ、と季春が笑い声をこぼした。その刺激にすら、身体の奥がきゅんと疼いてしまう。 「思ったんだけどさ、やなぎ」 「ん゛~~っ♡ な、にぃ……んひっ♡」 「こういうのキミ向いてないんじゃない? 乳首でイけるくらい淫乱なのに、それに耐えて僕をイかせるとか無理じゃん」 「お前が、ぁ゛♡ 強く吸わなきゃいい゛……っ♡ ン゛ン゛~~ッ♡」  乳輪に軽く歯を立てながら、ぢゅううっと乳首を吸われ身体が仰け反る。季春の頭に添えていた手にも力が入り、自分から胸を押しつけるような感じになってしまう。

ともだちにシェアしよう!