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第8話 4.5話転落前
公園
行く当てもなくぶらぶらと病院とは反対に歩いた先の公園。
そら「ふー 体力なぁ」
東屋があったので休憩。普段歩かない割には歩いた。辺りを見渡すと東屋の周りは芝生になってて、緑豊かな場所だ。今じゃなければ、落ち着ける場所だと思う。
そら「あー!」行きたくないなぁ
ー「うわぁ〜」
ビックリした!誰も居ないと思ってたのに、近くから悲鳴が、、どこ?屋根の上から降りて来たのは、ー君栗色の髪に眼、そしてネコ耳と尻尾がある。
ー「はぁ ビックリするじゃん そら君」
そら「えっ ー君?」
ー「ははぁ 久しぶり〜」
そら「うん 久しぶり?」
ー「そら君 何してんの?仕事は?」
そら「今日休み そっちは?」
ー「あー 俺も学校休み〜」
そら「ふーん」
え、え?この後どうすんの??なんか聞くの?えっなんて?聞いたとこで、、、ビービービーけたたましい音が鳴る。
ー「!!うるさぁ!」
ー君のスマホが鳴った音だ。ビックリしたぁ!
ー「ごめん そら君うるさくして」
そら「大丈夫だよ ビックリしたけど
ここ病棟じゃないし」
ー「! そ、そうだね」
そら「大事な電話?」
ー「い、いや? これはくろ先生が勝手に
設定したせいで!」
そら「??くろ、先生が?」
ー「うん、、、呼び出し用なんだけど」
そら「えっ? その話俺聞いても良いの?」
ー「?むしろ相談乗って欲しいんだけど」 泣
そら「え〜 相談 今日休みなんだよね〜」
ー「この前の検診でエコー今度にしてって言ったら、勝手に予約入れらてて、ずっと無視してるの!」
相談乗るなんて言ってないのに、、、。
聞きたくない、こうゆう話されても、検査行きなぁとか、無視はダメじゃない?とか言えた口じゃ無いし。ー君の言うエコーは、外側からのじゃなくて、直腸に挿れるヤツ。俺も嫌い!!
ー「ね〜 そら君 聞いてる?」
そら「うん 病院行きたくなぁいぃ」
ー「え〜 そんな話してないって!」
そら「ん 家まで送る 行こう」
ー「ブンブン それはダメ!父さんにバレておかぁにバレる前に行くって約束しちゃたもん 今帰れない」
そんな事言われても、俺にどうしろと???
そら「?? じゃなんの話してたの?」
ー「えっ! 今日つき先生休み?って話!!
そら君全然聞いて無いじゃん!」
そら「、、、病院いるよ つき先生」
そんな話してたっけ全然聞いてないけど、、、
ー「えっ!ほんと? じゃ一緒行こ〜」
そら「はああ!?」
やばぁ、ー君に怒鳴っちゃた。上機嫌なー君は気にしてない。俺の手を掴んでスキップなんかしてるけど、俺が病院行きたくないんだが!
まどか総合病院
公園の中を抜けたらすぐに着いた。
そら「、、ここからは一人でも大丈夫でしょ」
ー「えっ!ここからが重要なんだけど!?」
そら「ここから?今までは要らなかったの?」
ー「過去がなけりゃ今は無いじゃん
この先の未来が大事なの!」
なんか壮大な事を言い、受付に向かうー君。
何がきっかけで機嫌が良いのか分かんないけど俺は帰りたい。パタパタと近づいてくる音が。
「ー、くろ先生困ってるよ」
ー「おかぁちょっと遅れた〜 つき先生は?」
「つき先生は病棟いたよ?」
ー「ラッキー 病棟行こう そら君」
こっちはラッキーじゃないし、マジで行きたくない!!
「そら先生?」
くろ「ー君!! 居た!」
ー「げっ!くろ先生 つき先生にするから!」
くろ「つき先生? 今日休みだけど?」
ー「ウソ! 病棟に居るって! ねぇそら君」
くろ「あ〜 つき先生も待ってるんじゃ無い
診察無視する子多いからねぇ〜?」
ー「ゔっ でも居るってことじゃん!」
くろ「まぁまぁ 俺で我慢してさ
あとでつき先生に褒めて貰えば良いじゃん!」
ー「それだ!」
なんか良い感じに話がまとまった様なので、俺は退散したい。
「そら先生ーのこと 連れてきてくれてありがとございます」
そら「、、、俺が連れて来たんじゃなくて
ー君が自分で来たんですよ?」
「ふふ ありがとうございます」
深々とお礼を言われるが本当に何もしてない。
ー君はくろ先生と検査室の方に、行ったのでここで別れる。この後どうしようかな?病棟につきにぃが居るのは分かったけど、行ける気がしない!中庭でも見て気分を変えようと、正面階段を登ったところで、、、
階段の中腹で足が動かない。それも、左足を上げた状態で。フラッとしたから手すりに手を伸ばそうとするが腕がカクカクして掴めないままズルッと落ちた。
と言うのがことの顛末である。
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