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第13話 危機とプレゼント

面談室 そら「待ってまって! 降ろさないで!」 つき「うん? 降りないとずっと    抱っこだよ? 良いの?」 そら「良いよ! それはべつに??」 つき「ふふ 良いんだ うん わかった」 結果抱っこしたまま、つき先生が椅子に座る事になった。モゾモゾと動く筋肉質な太ももは座りが悪い。ふとクッション貰えば良いんじゃ?と考えたとこでコンコンコンと誰か来た! 「やー悪いね 遅れて〜」 つき「おはようございます 晦石先生   こちらも今きたので大丈夫です。」 つき先生の胸に顔を埋めてやり過ごす。筈だったのに、、、 つき「そら君 挨拶して 晦石先生だよ」 そら「、、、お疲れ様でした!     危機ちゃんバイバイ!!」 つき「えっ!? ききちゃん?」 キキ「ははは笑 久しぶりに効いた」 クツクツ笑ってるけど帰って欲しい!!『晦石 翠』→くらいし すい→クライシス→危機なのだ! そら「帰って! 出てって!」 キキ「はは うーん 大きくなったね〜 大丈夫そうだから このまま始めよっか?」 そら「始めるって何を?」 つき「うん これからの事 話し合おう」 キキ「まずは、透原(ゆきおか)さん? ゆき君?そら君?呼ばれたい名前教えて欲しいな、あと君が良いかちゃんが良いのか」 そら「、、、ムぅ〜今更なに?前は勝手に呼んでたじゃん!!」 キキ「前はね〜 特に呼ばれたい名前無いよって事なら、うちの科だと透原さんになるよ」 そら「ふーん 呼ばなくて良いのに、、、」 キキ「そっか分かったよ そらちゃん」 そら「ゾワッ はあ!? 何でちゃん!?   そら何て呼んだこと無いじゃん!   前ので良いよ!ユキ君で!!」 キキ「はは オッケー ユキ君ね  階段落ちたんだって? 覚えてる?」 そら「むー 覚えてるよ!それが?」 キキ「うんうん その後CT撮ったでしょ?」 そら「ん?うん 撮ったけど、だから?」 キキ「ん 前回治療したとこ開いてるわ」 そら「、、、は? ブンブン    そんな強く打ってない!!」 キキ「うん 落ちた事が原因ってより   時間と共に開いたって感じだな   今見つかって良かったよ」  そら「良くない!! が画像見せて!!」 つき「そら君 治療方針聞いてからにしよ?」 そら「つきにぃ何言ってるの?? 診断間違ってるのに治療の話なんて意味ない」 キキ「まぁうん見ないと納得出来ないよね    ユキ君画像見る前に1つ約束     体調について嘘吐かないこと良い!」 そら「ん 見せて!」 つき「だめ 約束してから」 そら「んー! わかった!嘘言わない」 キキ「うん これだよ」 目の前に出されたタブレット。パチっと画面が光り、画像が表示されるのに、その画面を見たらズキズキ目の奥が痛む。それでも目を逸らしたくなくて必死に画像をみる。 キキ「ユキ君頭痛いでしょ    そろそろやめようか」 そら「まだ大丈夫だと思う」 つき「!! そら 終わり 約束は?」 そら「破ってない! 離して!まだ!」 目元を抑えられて強制的に画面から離された。つきにぃの手を退けようと掴んだ筈なのに、、 そら「んっんー! なんで やだ」 つき「うん 大丈夫 すぐ治まるよ」 指が強張って動かない。こんな時に発作!いや?連動したのか?光に刺激されて筋肉が、、 キキ「うん 光には気をつけた方が良いな   電子機器はもちろん 日光や照明も   光源は見ないように それから」 つき「すみません 晦石(くらいし)先生   また時間作って貰えますか?」 キキ「んー のんびり出来ないよ 頭中開いてんだから 時間かけたとこで、、」 コンコンコン「お邪魔します」衝立から出て来たのは、とおさん!? しずま「あ〜 ちょっと遅かったかぁ〜 ははっキキに泣かされてる これプレゼント」 白衣のポケットから出て来たのは『うさぎさん』もう居ない筈なのに手に乗せられる。 そら「、、、なんで? もう作らないって」 しずま「そらにプレゼントだって 特別に!」 そら「とくべつ、、、」 キキ「はぁー また時間作るが!  鼻血出たら猶予は無い その前に治療方針  伝えといてくださいよ つき先生」 つき「はい 分かりました ありがとうございます 晦石(くらいし)先生」

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