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第15話 検査

モリタリングルーム そら「え? 待って! 早くない?    キキちゃん忙しいんでしょ?」 キキ「時間作るって言ったろ?   俺もこんなに早く検査するって   連絡来るとは思わなかったが」 そら「あ、明日でも良いよ? 1日に何度も合わせる顔じゃ無いと言うか?」 キキ「はいはい 気分が変わらない内にちゃっちゃとやろうか」 そら「気分ならもう変わってるし    検査って写真撮って終わりでしょ?    何このものものしい空気」 キキ「一応今から写真とるぞ?    血管拡張剤入れた後に  余りやらない検査だから見学協力してくれ」 そら「お断りします」 キキ「はぁ 学生じゃ無いから良いだろ」 そら「いや 検査 やっぱなし!」 キキ「、、つき先生 説得完了してるよね?」 つき「あっはい 晦石先生   検査後一時帰宅出来ますか?」 キキ「は? 帰宅? 普通はさせないけど  医師1名は付くなら良いんじゃない?」 つき「だって! 良かったね そら」 そら「みどにぃに連絡して!   15時にはこんなとこ出てってやる」 キキ「ははは つき君振られてるし  こんな所って一応君の職場でしょ  急がないと15時には終わらないよ?」 頭をつきにぃに抑えられ、パサっと布を被せられる。 そら「えっ何?なに? なんで!」 つき「うん 大丈夫 光遮る様だから」 キキ「君らもボサっとしてないで抑えて」 医師「は、はい」 抑えないでって言う前に、鼻にノズルを突っ込まれた。ドロドロした麻酔ジェルがいっぱい入って来る。 そら「んっっうえっおえっ」 キキ「吐かない 溜めとくか飲み込んで」 そら「んんー! おえっまずっい」 キキ「うん 落ち着いてるな   それじゃあ挿れてく」 そら「えっまっまだ〜」 医師「手握りますね」 チューブが鼻に入ってくる。これがスッゴイ苦手なんだけど、、。握られた手がプニプニ!!肉球の柔らかさ、待って待ってヤバい!何このプニプニ!!! キキ「、、、静か過ぎないか? ユキ!」 そら「はあい!?」 キキ「意識あるなら良い    これから薬入れてくけど身体に異常は?」 そら「、、、ない」 え、いつの間にチューブ入ったの?キキこれ下手くそなのに キキ「暴れなけれすぐ入るんだよ   俺が下手じゃ無くって!」 そら「!? 声にでてた?」 キキ「俺に下手くそとか言うの君ぐらいだよ」 そら「ふーん みんな思ってるんじゃ無い? 怖くて言わないだけで」 キキ「怖くてって俺を?検査?」 そら「両方!!「おまえら抑えろ」とかめちゃくちゃ怖いんけど〜」 キキ「え? 悪い ごめん」 そら「じゃあ次もクマさん連れて来てね」 「「「え?」」」 そら「?あー だめ?」 キキ「ははは リオン先生  お気に入りだって良かったな〜」 そら「クマさんってリオン先生?  絶対またき、て、ほし。い ??」 つき「そら君 また手握ってて貰おうね」 うん、握ろうねって、ただ上手く身体が動かない。手も握ってるのか、開いてるのか分からない。プニプニの肉球傷付けてなければ良いな。そんな事思ってたら検査は終わってた。ぐわんぐわんグルグル回るめまいと吐き気。強張って動かない腕。 そら「んっうっ おえっうっう んーん!」 つき「うん 辛いね 冷やそうか」 動けよ!こんな事してたら、帰れなくなる。 ぐっと腕に力いっぱい入れてベットから出る。 「あっ危ない!」 モフッとしたものに捕まった。もう少しで逃げ出せたのに!! つき「そら 焦らなくても大丈夫だよ  みどり来るって それまでゆっくりしてよ?」

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