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第16話 帰宅
自宅 リビング
いろり「はっはっ つきに相当泣かされたな」
そら「んっうっあぁぁ 戻りたくない
いろにぃどうにかして!!」
いろり「そりゃ無理だ 俺がつきに睨まれる」
そら「うっふっふぅ 良いじゃんたまには
お兄ちゃんしてよ!!」
いろり「今やってるだろ? こんなに良い
お兄ちゃん他に居ないだろ?」
そら「んっん! いろにぃはつきにぃの
お兄ちゃんじゃん!! 何とかして?
今日はここが良い!!」
いろり「はっは 結構気に入ってんのな
ここ 引っ越した時は嫌そうにしてたのに」
そら「だって1人が、、、みんなピリピリしてたじゃん!!」
だっけ?なんて話してたけど、いろにぃのポカポカ体温にくっついてたら眠くなって来た。
みどり「そら 寝た?」
いろり「寝た寝た また行くんだろ?」
みどり「うん 踏ん切りつくと良いけど
どうかなぁ」
いろり「そら 頑固だしな
気に入れば甘えてくるけどなぁ」
みどり「ん! それならお気に入り
見つけたっぽいよ?」
2人の話をボンヤリ聴きながら眠った。
『病院行ったら怒られる!!』
『良い子にするから置いてかないで!』
そら「〜っとおさん!待って!」
バフっと起き上がる、ぐわんぐわん揺れる。
追いかけないと、急いでベットから出ようとして、今度は本当に身体が傾く、、落ちる!!
カラスが身体を支えてくれたので落ちずに済んだ。
カラス「ユキ!」
そら「はぁはぁはぁ 違う!ユキじゃ ちがう
わざとじゃ無い 良い子に出来る
置いてかないで 俺はボクわ不良品じゃ無い」
カラス「 そら ? 」
ポトって落ちたのはうさぎさん、今のは夢だ。ここは病院じゃ無くてお家、今はカラスと住んでるのだからカラスが居るのは当たり前。
そら「ごめん 寝ぼけてた
い、1時間だけ1人にして お願い」
そらの部屋
ポロボロと涙が溢れて止まらない。夢か現実か今自分は起きてるのか?寝てるのか?分からなくなる。フラッシュバックで昔を見ているのか勝手に作った怖い夢なのか。ギューと手首を掴む、痛い。夢じゃ無い今はそれはそれで怖い。
「はっんっふっ
良い子になんて出来た事無いじゃん」
「良い子は体調悪いの隠さない ふっうっ
入院したく無いなんて我儘言わない うっ」
「良い子は、、、良い子になりたかったな」
とおさんが置いて行った。とおさんが連れて来た。とおさんにバレなければ。とおさんの所為にして、ずっと逃げて甘えてた。
そら「んっうっふっ あっあっいっっうっ」
ズッキンと頭が痛んだ。パタパタと鼻血が出てくる。鼻を抑えた手が血で染まる。ベット脇のベルを押す。初めて押した、大袈裟、要らないって言ってたのにまぁ押すほどの事も無かったなぁなんて、遠くの方で思う。
「そら! 鼻血か! 病院連絡!」
「してる!」
「そら 分かる? 鼻血出てどれ位?時間」
そら「今 つきにぃ 泣
シャワー浴びたい」
つき「、、、だめ」
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