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第2話 「行きつけのバー」/「真紅のエメラルド」
Yutoは少しだけ島の観光をして
とても有意義な時間を過ごした
美しい島の景色が胸の奥にくすぶる不安や孤独を溶かしてくれるようだったーー。
日が傾き、そろそろお腹が空いてきた頃、
Milanがメモに記してくれたバーを訪れた。
テーブルには色とりどりの料理が並んでいた。
香辛料の香りが鼻をくすぐる。
一緒に来ていたガイドの男が「別の顧客から仕事の連絡が入った」と、席を外した。
ーーちょうど、その時バーの扉が開き見知った顔が現れた
「やっぱり来たか」
「Milan...」
「ここの飯はうまいだろ?」
「うん…美味しいよ。紹介してくれてありがとう」
Yutoは小さく曖昧な笑みで返した
「酒もうまい。よかったらいろいろ試してみるといい」
それだけ言うとMilanは店の奥へと入って行った。
カーテンの奥がチラリと覗いたそれは、豪華な調度品に囲まれている。いかにもこちらとは別世界の空間だった。
「VIPルーム?あんな豪華な装飾…」
その後、戻ってきたガイドの男に
今日はそのまま宿に戻ると告げたーー。
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