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第二話 楽しい家賃支払日①
このアパートメントの秘密を知った日から2ヶ月が過ぎた。ここで働き始めてからも2ヶ月。アパートメントの管理人――ジュードさんから任された仕事は書類の整理やアパートメント共用部の掃除、あとは備品の管理など。雑貨屋で働いていたころも掃除や在庫整理をしていたからすぐに慣れることができた。
慣れるといれば、おれはすっかりザーメンを食べることに慣れてきていた。というか、ハマってると言ってもいい。ジュードさんが昼食や夕食に誘ってくれて、毎食ではないけどアパートメントの住人たちのザーメンをかけて食べている。最近はそれぞれの住人のザーメンの味もわかってきたところだ。
だけどやっぱりおれが一番好きなのはジュードさんのザーメン。彼のは飲み物でも料理でも、なんにでも合うのだ。ほかの住人のものはやっぱりどこか変な味がするのに、彼のザーメンは甘さと美味しさしか感じない。ハマりすぎて仕事の休憩時間や一緒に食事するたび毎回部屋から瓶を持ってきていたら、面倒でしょ、とジュードさんの冷蔵庫におれ専用の彼のザーメン瓶が置かれることになった。
今日の朝食ももちろんジュードさんのザーメン入り。トーストにバターとたっぷりのザーメンを塗りこんだ一品だ。バターのコクが加わった甘くて濃厚なザーメンがパンにしみこんで、今日もめちゃくちゃ美味しかった。
朝の支度を終え部屋を出て、機嫌良く階段を降りる。いつものように管理人室のドアを開けると事務机で書類を書いていたジュードさんが顔を上げた。
「おはよーロメルさん」
「おはようございます。今日はなにをしますか?」
月末の重要な書類は昨日処理が終わったから急ぎの予定はないかなと思っていると、ジュードさんがにやりと笑った。
「ふふふ。ロメルさん。今日はなんの日でしょーか?」
「今日……」
なにかあったっけと壁にかかったカレンダーを見ると、今日の日付が赤い丸で囲ってあった。はっとしてジュードさんを見る。
「家賃の支払い日ですね……!」
「そー。そろそろ来ると思うから楽しみにしててねー」
おれが働き始めてから2回目の家賃支払日。先週くらいまではあんなに楽しみにしていたのに、この数日とても忙しかったからすっかり忘れていた。
家賃支払日は、朝から夕方にかけて住人が管理人室にやってくる。時間は住人の都合のいいとき。どうしても都合がつかない場合は事前に連絡をもらい別日に支払ってもらっているが、大体は支払日に来てくれている。
そわそわしながらも仕事をするためにローテーブルに書類を置きソファに座った。仕事といってもこの日は集中できないことが確定しているため、昨日までに片付けた書類を項目ごとに分類してまとめるだけの単純な作業だ。
ジュードさんも書類を書き終えると奥の自宅から空瓶を持ってきてローテーブルに置いた。そうしていると、管理人室のドアがノックされる。
管理人室の中に通された住人が金の方の家賃をおれに渡した。受け取っている間に、ジュードさんは空瓶の1つを自分の足下に置いて、住人のズボンと下着を下ろしチンコを手で扱きはじめる。おれはソファに座り、金を家賃用の袋に入れながら2人を眺めた。チンコを扱かれしゃぶられていることを全く気にしない様子の住人がジュードさんと世間話している姿は、異様でいやらしくてとても興奮する。
住人の名前の横に支払い済みのチェックを入れた家賃管理用の名簿をテーブルに置き、ジュードさんをじっくり見つめた。彼がチンコを愛撫している姿は何度見てもドキドキする。形のいい唇が開いて口の中にチンコを迎え入れ、肉厚な舌がねっとりと竿や先っぽを舐めているのを見ると、まるで自分がされているみたいで背中がゾクゾクした。
「……ってことで、っ……来月は少し早めに支払いに来ます……あ、出る……っ」
「りょーかい。ほら、びゅーってザーメン出しちゃおうねー♡」
住人が2回目のザーメンを瓶の中に勢いよく出した。彼は量が多いので2回の射精で瓶がいっぱいになる。なんなら少し溢れるくらいなので、溢れそうになるとジュードさんは残りのザーメンを直接飲み干した。住人用の瓶は基本的に同じサイズで、いっぱいになるまで射精させられる。1回の量が少ないと何度も扱かれることになるが、住人はみんな2、3回で瓶がいっぱいになるくらいの射精量だ。
部屋の中に充満するザーメンの香りにくらくらしていると、ドアがパタンと閉まる音が耳に入る。後処理も終え、住人が管理人室出て行ったようだ。ジュードさんが瓶をローテーブルに置いたので、おれは先ほどの住人の名前と今日の日付が書かれたラベルを貼る。
「ありがとー。さてロメルさん、おちんぽ出そっかー」
くすくすとした笑い声とともに股間を指さされ、おれは自分が勃起しているのに気づいた。あ、と赤面しながらズボンと下着を脱いでソファの背もたれにかける。おれ用の空瓶を手渡されたので先っぽを瓶に入れると、とろっと先走りが溢れた。
「先月はもったいないことしちゃったからねー」
「あはは、すみません……」
先月、おれはジュードさんがチンコを扱く姿を見て下着が染みになるほどの先走りを漏らしてしまった。先走りすら全部飲みたいジュードさんがそれを見てすごく残念そうな顔をしていたので、申し訳なさと興奮でゾクゾクしたことを思い出す。
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