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第33話 あとがき

この物語は、ここで一旦の区切りとなります。 自らの失態にのたうち回り、嫉妬を煽ろうとして逆に直人の深い愛に完敗したレオン。 そして、そんな「大型犬」を無骨な手つきでメンテナンスし、 大きな愛で包み込む整備士の直人。 二人の関係は、世間から見れば少し歪で、 危うい共依存に見えるかもしれません。 けれど、横須賀の潮風が吹くあの古い官舎の中では、 それこそが何物にも代えがたい「正解」なのです。 外では完璧な「橘3佐」として世界をねじ伏せ、 家では直人の前でだけ子供のようにすべてを曝け出すレオン。 そんな彼らの日常は、この最終回の後も、 変わることなく続いていきます。 毎朝のしつこいほどのキスの攻防も、 深夜に交わされる静かなほうじ茶の時間も、 彼らにとっては永遠に色褪せない大切な儀式です。 レオンと直人の物語は、これからもいつまでも仲良く、 そしてより深く続いていきます。 そんな二人の「その後」や、描ききれなかった日常の断片を、 またいつか番外編としてお届けできればと思っています。 その時は、また彼らの不器用で濃密な生活を覗きに来ていただけたら嬉しいです。 長い時間、二人の愛の軌跡を見守り、 お付き合いいただき本当にありがとうございました。

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