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第二十三話

「王様! 王様! はぁっ! はぁっ! おっ、王様、いかがで……、いかがでございますか? 」 「あっ! あっ! あぁっ、もっと! もっと! そうだっ! はぁっ……うぅン……あぁっ、そうだ! そうだっ! そこだっ! あぁっ、よい! よいぞっ! 余の体を突き破ってくれ! 引き裂いてくれっ! この世の苦痛を忘れさせてくれ! 」 「はっ、はい、王様っ! おぇっ! ゴホンッ! おっ、王様の……、御意のままにっ! うぇっ! 」 神に叩頭するように尻を突き出す国王に、男は容赦のない抽挿を繰り返す。 その刺激は――まさに国王の言葉どおり――突き破るような、痺れるような快感を国王にもたらしている。 国王は誰はばかることもなく喘ぎに喘ぎ、腰を揺らし、この世の喜びを全身で受け止めていた。 その一方で、男はというと必死に堪えていた。 肉欲の果てに得るはずの快感に堪えていたのではない。 吐き気を催すほどの不快感。 目や鼻をつんざく刺激臭。 それは悪臭というにはあまりにも強烈な臭い。 それは国王の体から発せられているーー 男は国王の寝所で行燈の明かりもない、かろうじて格子窓の隙間から差し込む月明かりの中、国王の全身から漂う悪臭に顔を歪めながらも、命じられるままに国王の尻に硬直した一物を抜き差ししている。 「おっ、王様っ! 恐れ……ながら、私は……もう……堪えられません! 」 男は悪臭に堪えながら、岸壁に打ちつける荒波のように激しく、激しく、早くこのまぐわいを終わらせようと必死に国王の尻を突いた。 「お、王様……、王様の中に……出してもよろしいでしょうか……」 男は哀願するように言った。

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