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第2話
「いやだ…命令だやめてくれ、僕は健全でいたい…まだ経験もないのに男の人のあそこを触ってる…」
「そう…です…はぁはぁ…さぁつまんでるものを下へ…はぁ…こと…たいせいも…つらい…」
彼の足がよりいっそう震え始める、もうこの手を下げるだけで僕の人生がガラッと変わってしまう
初体験がおじさんなんて…
「う…ふぅ……」
耐えきれなくなったのか腰がドスンと落ちる…必死に持ち上げようとしているが体力が持たないのかなかなか持ち上がらない
汗が下着の色を変えていた…汗が滴りベッドを湿らせている
僕のベッドなのに…
彼は僕の目におねだりをしている…僕に脱がしてほしくてたまらないらしい、僕は首を横に降る
いつしか僕の手を掴んでいた両手の力が弱くなっていく
僕はすぐに振り解くとすぐにベッドから下りて離れていった
これで諦めてほしい
彼はもの惜しそうに僕を見ていたが気にしない…気にしたら敗けだ
彼に背を向けて扉を目指す
「あ…るじ……はぁ…はぁ…」
息に負けそうな声が僕の背中に届く…僕は部屋から出た
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