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 目をつむったぼくは、それを合図にして、金色くんに言われたとおりそっと足をひろげていく……。  恥ずかしい。  すごく恥ずかしい。  金色くんとこれからする行為が痛いって言われたら、ちょっぴり怖いとも思う。  でも……でも……。  大好きな金色くんになら、ぼくはそれでもいい。  金色くんが好きだから――……。  恐る恐る、震えながらだけど両足を開いていくと、突然後ろにあるお尻の穴に指が添えられた。  何事かと、体がビクンって反応してしまう。 「ごめんね、痛くないようにクリームを塗るから……」  えっ? クリーム!?  びっくりしていると、ヌメヌメした液状のものが金色くんの指と一緒に侵入してきた。 「いっ!!」  痛い!!  小さなソコの穴に指を突っ込まれて、ぼくの体は痛みを覚える。  それでも、『痛い』って言わなかったのは、金色くんに心配をかけさせたくなかったっていうのもあるし――。  それにぼくが『痛い』って言っちゃうと、たぶんもう金色くんは、ガマンしてこれ以上何もしないと思ったから……。

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