43 / 89
☆
ズボンのジッパーを下ろされ、下着の中からすぐに取り出されるぼく自身。
「やだっ、かないろくっ!! っふぁっ!!」
「撫でられるの好きだもんね、イチくんは。いい子いい子しようね?」
親指の腹で先端をコシコシと撫でられたら、ぼくはどうにもできなくなる。
「っふ、ああんっ」
さっきよりもいっそう大きく仰け反って、口を目いっぱい開けながら女の子みたいに喘ぐんだ。
その間、さっき金色くんよりも先に動こうとしたぼくの手は、ちゃっかり彼の肩を掴んでいたりする……。
「いい子だね、とても可愛いよ」
褒められても、やってくる射精感をなんとか耐えようと、ブルブル震えるしかできない。
それでもやっぱりぼくの先端からは先走りがあふれてくる。
金色くんの手を汚さないようにとガマンしているのに、結局は汚してしまうんだ。
ぼく自身を擦る金色くんの親指が動くたび、グチグチと水音が聞こえる。
「っふ、ああっ、かないろくんっ、かないろくんっ!!」
「なでなで、たくさんしてあげようね」
ともだちにシェアしよう!