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☆
それと一緒に、お尻にある穴に、さっき流した先走りをまとった指を入れられる。
上からも、下からも、水音が絶えず流れる。
「んっ、んっ」
まだお尻の中に入れられるのは違和感はあるけれど、はじめより痛みは消えてるし、すっかり金色くんを覚えてしまった。
だけど意識を、入れられているお尻に向けちゃうと力が入るから、こうして与えてもらえるキスの方に集中する。
――んだけど……。
「っふぁ、やぁっ!!」
突然、ぼくの体がビクンって震えた。
っていうのも、金色くんの指が、内壁の、ある部分に触れたからだ。
与えられたキスで射精感は、ほんの少しだけど治まっていたのに、感じるソコに触れられて一気に高まってしまう。
「ココも撫でてあげようね」
「っふぁっ、あうっ、んっ、っふぁ!!」
一度、唇は離れたけれど、ぼくの口内に、もう一回入ってくる金色くんの舌が上あごを通って歯列をなぞり、ぼくの舌に絡まる。
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