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 それにそれに、お尻の奥では指が二本から三本になってぼくを攻めてくる。 「あっ、あっ、っふぁっ」  感じすぎて閉じることができなくなった口の中からよだれが流れる。 「イチくん、挿れるね」  金色くんも限界みたい。  ズボンの中から金色くん自身を引っ張り出して、お尻の穴に充てがった。  指を引っこ抜かれ、代わりにおっきい金色くんがぼくの中に入ってくる。 「あっ、はぁんっ」  穴の中が、金色くんと同じ形になっているのがわかる。  奥へと侵入するそのたびに、ぼくが流した先走りがいやらしい水音を奏でる。  恥ずかしい。  でも、金色くんに求められて嬉しい。  金色くんとこういうことになって、興奮してしまう自分がいるのもたしかだ。  それでも、金色くんを締めつけまいと、ぼくはゆっくり呼吸する。  なのに……。 「やっ、やあああっ、いじわるっ!!」  ぼくが感じるソコを行ったり来たりして擦ってくる。

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