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 こんなあられもない姿を見られて恥ずかしい。  ぼくはまた頭を振る。  そうしたら……。  パタン。 「んっ、はぅん……」  突然ぼくの背中に重心が乗った。 「あうっ!!」  びっくりして目をつむったその後、少し目を開ければ、視界は灰色のコンクリートが広がっていた。  今度は金色くんにうつ伏せにされたんだ……。しかも、イモ虫みたいにお尻を上げたポーズで――。  山の形になっている隙間から、金色くんの指がぼくの中心を擦ってくる。  流れる先走りの水音が絶えず聞こえてくる。  だけどそれだけじゃ終わらない。  金色くんのもうひとつの空いている手が、ぼくの口を覆う。  二本の指が……口内に入ってきたんだ。 「ココもなでなでしてあげようね」 「あっ、はぁふぅ」  ぼくの舌の表面を金色くんの指が撫でる。  上からも下からもジュクジュクと水音を奏でた。 「しっかり舐めてね。でないと後がとても痛いよ?」

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