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第5話
「後ろめたいことがあるときはな……もっと大きな嘘で身を固めるんだよ」
「俺は、何も隠してなんか……」
「お前は嘘が下手だから子芝居に向いてないな。そのアホみたいな演技を辞めろ」
「ひ、酷いですぅ」
「媚びるな、ガキが」
東雲の手が俺のベルトを外しだした。
制服のスラックスの上から俺のモノの形を確かめるように掴まれ、揉みこまれる。
俺は東雲が何をしようとしているかを悟った。
「東雲っ……何を……」
「お前に誰にも言えない秘密を与えてやろう。そうすればお前も隠し事に慣れるさ」
「いやいやいや……ちょっと!」
αの俺が本気で抵抗しても東雲の力に敵わない。
綺麗な顔しておいて怪力とかありかよ。東雲もαだ。それも俺より強いかもしれない。
とはいえ黙ってやられるわけにはいかない。
「……俺に手え出したら、あんたの秘密、学園にバラすよ」
俺に使える切り札は、これしかない。口をついて出た言葉に、東雲の手が止まり、目が合う。冷えた氷のような視線が俺を貫く。
「……吐いたな、九十九」
マズった。
俺が東雲の秘密を知ってると、バラしたようなもんだ。
俺は咄嗟に東雲を蹴ろうと足を上げた。
その足を片手で掴まれて膝裏を掴まれ、足を持ち上げられる。
もう片方の手がジッパーを降ろされたズボンの中、下着の中から俺のモノを引きずり出す。
「痛ってえ……」
抵抗する俺の手の中で東雲の手が俺のチンコを握りつぶしそうなほど強く握る。
「苦しいか?」
「苦し……」
ハッと東雲が俺を刺すような視線で見下ろしながら笑う。
チンコを握っていたその手がゆるゆると扱きだした。
最初は痛みで萎えていたが、力を緩めて何度も扱かれれば元気になってくる。
「っあ、はぁ……」
タマが重たくなってくる。
竿を扱かれながらも何度も亀頭やカリを弄られ、先端から溢れるもので全体が濡れそぼっていく。
「っく、イク……」
もう出そうになったところで、突然手を離された。
「っなんで……」
「自分でやれ」
「は?」
「お前が自分でマスかいて、射精するんだよ」
「……」
黙っていると、両手を掴まれてチンコへと誘導された。
掴まれていた足はもう自由になっていて、地に両足を付けて俺は立っている。
もう一度蹴れば目の前の男を倒せるかもしれない。
どちらにせよ両手は塞がっていないのだから今殴れば逃げられるかもしれない。
しかしイく寸前で焦らされた俺の頭はおかしくなっていた。
片手をデスクについて体重をかけると、もう片方の手でチンコを握る。
イキたい。
あと少しで……。
そんな衝動で頭の中が支配され、チンコを握る手を必死に動かす。
俺から少し距離を取った目の前の東雲は、携帯端末を俺に向けて構えていた。
マジかよ。
こんな弱み、誰にも握らせるわけにはいかないのに……。
俺は、他人の弱みを握る側で、誰かに脅されるような真似なんて絶対にしたくないのに。
「イク、イッ……」
コンドームも何もつけていないチンコの先端から精液がドピュ、ドピュ、と床に飛び散る。
「っはあ……」
「よくできました」
東雲が笑う。
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