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第13話 由紀サイド・可愛い部屋着
今日は皆で朝から買い物。
みんなが陽菜ちゃんの買い物をしたいって言うから、
5人の団体様で来ることになった。車2台......。
本当は家政婦4人だけで良かったんだけど、
小林さんも来るというから、しょうがないなあ。
女物だよ?見る?
「由紀さん、やっぱり可愛い寝間着や部屋着は、百貨店じゃない?」と真知子ちゃん。
「そうよねえ?下着も百貨店の方がきれいだししっかりしてるよね?」と良子ちゃん。
売り場に行くと、まあ~かわいい!
「17歳なんだよね?サイズはMなの?」とマツさん。
「うん、最初に着て来たという服を見たらね、9号だった。
でも痩せてたんだよね。かわいそうにね」と私。
それで前開きのピンクのネグリジェとベージュのネグリジェで2着。
可愛い花模様のパジャマを1着。
部屋着になるようなベビーブルーの無地のパジャマ1着。
「あとはガウンだよね、どれがいいかなあ?」
「う~ん、ガウンもいいけど、ロングカーディガンも良いんじゃない?」
「いや、短めのこの羽織ものもかわいいわよ」
と皆で一推しを選んでくる。
ちょっと笑える。
「ねえ、小林さん、かわいいのがいっぱいなんだけど、どれも買っていいですか?
女の子だからいくらでもあってもいいでしょう?」と私。
くすくすと笑っていた。
「はいはい、皆さんでどうぞ買い占めてください」と小林さん。
「いえ~い」と皆でノリノリになっちゃった。
「今度は下着を買いましょうよ」と号令をかけた。
「あ、ブラジャーのサイズを見て来なかった!」
私そこまで見なかったな。失敗。
「あらあら、そしたら、ブラトップなんかどうかな?
それか、緩い感じの楽なのがいいんじゃない?」と真知子ちゃん。
「私はショーツを見るわね。生理用のショーツも買っておかないと駄目よね」
私は3枚ほどかわいいのを選んだ。
「私もショーツを選ぶね。
というか、17歳だとビキニみたいなのがいいのかなあ?」とマツさん。
だ~れも答えが出せなかった。(笑)
だから肌触りの良いショーツを数枚買って、
本人が元気になったら、また買いましょうということになった。
「タンクトップも4枚くらいあればいいかな?」と良子ちゃん。
「そうだね。肌触りの良いやつね」と私。
「あとさ、Tシャツやパーカーはあった方が良いんじゃない?
よく若い人が着てるでしょう?」
それで、今度は洋服売り場に移動して色々見て回った。
買い物かごがいっぱいになった。
「あとさ。ズボンはいるんじゃないの?」
「あーウェストのサイズはどうなんだろう?」
「ウェストがゴムならいいんじゃない?」
取り合えず分からないから、ガウチョパンツのようなのを1枚。
それとスカートを1枚。
後は部屋着の上下があるから、本人が元気になったら、
選んでもらおうよということになった。
「そうだ!バッグがないじゃない?」
「そうよ。ないのはダメよね?」
皆でバッグ売り場に移動した。
これはどれがいいのか分からない。
「今時はさ、みんなリュックを背負ってるでしょう?
学校のスクーリングなんか行くのに要るよね?」
「ああ、そうだね。後はトートバッグのような、
手下げが1つあればいいんじゃない?」
「でもショルダーバッグが1個はあった方が良いわよ。
だって外に食事に行く時もあるでしょう?」
結局、みんなの意見を入れて3個買った。(笑)
「でもね。靴だけは履いてみないと分からないから、
元気になったら、みんなでまた買いに来ましょうよ」
「賛成!」
「ねえ、髪は長いの?」
「あっ、そこまで見なかった」
「そしたら、シンプルな髪留めを2個くらい買う?」
「いや、待って。今日行くからその時に髪の長さを見て来るわよ」
「じゃあ、スリッパとサンダルは買った方が良いんじゃない?」
そうね。そうしよう!
日用雑貨のところで、病院用と家用のスリッパを買った。
それから、かわいいポットと冷めにくいマグを買った。
くしや手鏡。ヘヤブラシもかわいいのを買った。
それから靴売り場に流れた。
「あ、サンダルもサイズが分からない」
「じゃあ、本人に選んでもらおうよ。スニーカーの方が良いかもよ」
「そうだね。そうしよう」
無香料の基礎化粧品。
生理用ナプキンを数種類。
バスタオルを5枚。
ハンドタオルを6枚。
小林さんは階段そばのベンチで待っていた。
今日は全部外商のカードで持ち帰りにしてもらった。
小林さんは荷物持ちだ。
みんな大満足だった。
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