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第116話*

「んぐッ!」  また弱いところをガン、と突き上げられ、アクセルはがくんと顎を跳ね上げた。  一突きされる度に頭が吹っ飛びそうになり、口から泡を噴きそうなくらい感じる。  敏感な身体が、視界を奪われたせいで余計に敏感になり、股間の疼痛も相まって早く楽になりたい衝動に駆られた。 「ふ、うぅっ……! はう、あ……ひいぃ……ッ!」 「ふふ……だいぶキツそうだね。ここもパンパンに膨れ上がってるし、もう出したくてしょうがないんだろうなぁ」 「ふー、ふー……うぅ……くっ……! はぁ、あ……っ」 「……でも、『許して』とは言わないんだ? 自分から音を上げるのは悔しくなっちゃったのかな?」 「っ……」  図星を言い当てられ、思わずキュッと後ろを絞めてしまう。  必死に耐えていることまで揶揄されたら、さすがに心が折れそうだ。  ――くそ……さっきから意地悪なことばっかり……。  いや、お仕置きだから仕方ないのだけれど。  とはいえ、あまりに酷いことをされると「兄上は本気で俺のこと嫌いなんじゃないか」と思いそうになる。  そんなことはないとわかってはいるものの、こうも苦痛が続くとやっぱり少し手心を加えて欲しくなるというか……いや、そんなこと言ってるから「甘ったれ」って呆れられてしまうんだけど……。 「っ……んっ」  不意に軽く口付けられ、アクセルは喉を鳴らした。  ディープなものではなく、軽く唇を啄むようなキスだった。とても甘くて優しい。  そんなキスをもらったら急に甘えたくなり、縋りつくように両腕を伸ばそうとした。  ……が、両手首を拘束されていたことを思い出し、もどかしげに呻き声を上げる。 「うう……兄上ぇ……」 「ふふ、お前は本当にわかりやすい。目隠しした状態でも、考えが手に取るようにわかるよ。本当はもう限界なんだよね?」 「く……うぅ……」 「だけど、まだ挿れてから数分しか経ってないからなぁ。さすがに音を上げるには早すぎる。私も一回もイってないし、最低でもそれくらいは我慢してもらわないと」 「……あッ!」  兄がこちらに身体を倒し、そのままパン、と腰を叩きつけてくる。  裏膝に腕を通され、上からがっちり押さえつけられ、尻全体を押し潰すように欲望を打ち込まれてしまう。 「あっ、あっ! ああっ、あひぃッ!」  アクセルは全身を震わせながら身悶えた。  一回突かれるだけでも気絶しそうなほどの刺激があるのに、それを間髪入れずに何度もなんて耐えられるものではない。  股間は痛いし腹の中は苦しいし、排泄感もどんどん高まって本当に失神しそうだった。

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