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第59話 スイートルーム
大仁が部屋にいるとは思わなかった。タキシードを脱いで下着のパンツにバスローブを羽織っているだけだ。サーフィンで大仁の裸は見慣れているがベッドの上にいるとちょっと緊張する。
「何か飲むかい?
ソフトドリンクが冷蔵庫に入ってるよ。」
剛はミネラルウォーターを取った。
「ふふ、男と二人きりでベッドの上にいたら
もう申し開きはできないね。」
そうだった。大仁は噂では性豪なのだった。
スイートのドアが少し開いていたから、入って来てしまった。
「ああ、ドアが少し開いてたのはルームサービスのためだ。昼飯、食べたか?」
何か注文したから一緒に食べよう、と言われた。
ルームサービスが届いた。ランチにしてはすごい量だ。ポットに淹れたての珈琲と焼きたてのパン。サラダにパスタにエッグベネディクト。
フライドチキンとフレンチフライ。
デザートに美味しそうなケーキが数種類。
「こんなに食べるの?」
「よかった、剛の分もあるな。」
オレンジジュースを飲みながら、大仁の食べっぷりを見ていた。
時々、剛の口にも入れてくれる。
「自分で食べられるよ。」
「そうか? 食べさせて欲しいのかと思った。」
何だか変な展開だった。昨日は父会長の爆弾発言で有人は機嫌が悪かった。
剛は気まずい思いで行くところもない。導かれるようにここに来てしまった。
有人は仕事中か、ペントハウスにはいない。
食欲旺盛に食べている大仁はセクシーだ。
セックスもあんな風に貪るのか?
「大ちゃんってなんかワイルドだね。食べ方。」
「なんだ、剛も僕に食べられたいのか?」
「えっ、笑えない冗談だ。」
(でも、有人のものは僕のもの、だよな。)
大仁は、そんな不埒な事を一瞬思ってしまった。
「ごちそうさまです。帰ります。」
「ランチのお礼にキスしてよ。」
大仁の大きな手で頭を抱えられて、本気のキスをした。強い力で舌が入って来た。
思いのほか,気持ちいいくちづけ。蕩けそうだ。
「大ちゃん、有人に叱られる。」
剛はもっとしていたいと思った。大ちゃんのキスは快感だった。ジーパンの中で勃ちあがったのがわかる。やばい!
大ちゃんの手がジーパンの股間をグッと掴んだ。
「剛、大きくなってるよ」
バスローブから大仁のものが顔を出している。
堅く大きくなって誘ってる。
「ダメだよ。有人が戻ってくるよ。」
グッと抱き寄せられて裸の胸に顔を擦った。
「あ、はあ、だめだよ。」
膝立ちの姿勢でジーパンのファスナーを下げられて堅くなったペニスを引き出された。
パクッと食べられた。大仁のフェラは上手だ。
この兄弟はたくさん遊んでるから,セックスが上手い。
有人のやり方と比べてしまう。
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