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第18話
柳田を家まで送り「入る?」と誘われた愛斗ですが、果たして家に入るのか!?
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「入る!お前んちに入る!」
愛斗の言葉に柳田は目を見はったが、すぐに笑顔を向けてきた。
「それじゃ、中へ」
「お、おじゃまします…」
思わず入ると言ってしまったものの、初めて入る柳田の家に緊張が高まる。
でもそれほどに、彼のテリトリーである自宅に入ってみたかったのだ。
柳田の自宅は、彼のキャラクターに違(たが)わずに綺麗に片付いていて、掃除も行き届いていた。
『柳田らしいな…』
そう思いながら愛斗はリビングをキョロキョロと見回す。
「特別なものなんてないよ」
「いや、よく片付いてるなって思ってさ。お前らしいよ」
「雑然としてるのが嫌な性分なんだ」
『そうだろうな…』と愛斗は思った。
職場でもきちんとしていて、あらゆる所に目が行き届く。
仕事の場面ではそうであっても、違うケースもあるかもしれない。
でも柳田の場合は、プライベートでもきっちりした性分なのだろう。
そこで愛斗はふと、もしかしたら恋人は気が休まらないのではないか、と考えてしまった。
中には、自分の几帳面な部分をパートナーなどにも求める人物もいるかもしれないからだ。
『いやいやいや…何を考えてるんだ、俺は』
変なことを考えてしまい、愛斗は思わず顔まで少し熱くなる。
「どうしたんだ?顔がちょっと赤いけど」
柳田が愛斗の僅かな変化に気付いたらしく尋ねてきた。
恥ずかしい…変な想像で顔を赤くしていたなんて…。
「いや、何でもないよ」
愛斗にはそれしか言えなかった。
柳田の部屋のリビングにあるソファーはとても座り心地が良くて、いつまでも座っていたいと感じさせるほど。
愛斗も自分のソファーは拘って購入したが、それに負けないくらいだ。
『こいつ、良いソファー選んだんだな』
そう考えながら柳田の淹れてくれたコーヒーをご馳走になっていると、柳田が隣に腰を下ろした。
「美味しいよ、コーヒー」
豆から厳選したと言っていたし、味が格別だ。
それにどこか品のある柳田らしく、カップとソーサーもおしゃれだ。
こういった柳田がいつも過ごす空間にいられることに、愛斗の胸は甘くキュンと疼く。
「それは良かったよ。それで…これからどうしようか?」
なぜか柳田が、ずいと体を寄せて聞いてきた。
『どうしたんだ?こいつは…』
大きなテレビの方に目を向けるとゲーム機もあるようだから、それをするのもいいかもしれない。
夕方になってから始めるのも、終わり時が難しいだろうけれど…。
しかし何でいちいち体を寄せてくるのだろうか。
「あ、あぁ、それなら、ゲームでもやるか?使ってもいい?」
「いいよ。じゃ、用意するから」
それから二人は、途中でピザの出前を取って食事をしつつ、ゲームに没頭した。
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読んでいただきありがとうございましたm(__)m
柳田の家にあがり、一緒にゲームをした愛斗。
次はどんな展開が待っているのか!?お楽しみに!
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