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第42話
店の皆に2人の関係を明かしたものの、なんと他に2組もカップルが!
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その夜、愛斗は柳田の部屋に来ていた。
出勤時には愛斗は自分の車で来たのだが、帰りは柳田の車に乗せてもらったのだ。
付き合い始めてから、愛斗たちはこうして頻繁にお互いの家を行き来している。
そんな中、店の近くに部屋を購入して一緒に住もうかという話もしている。
「今日も忙しかったな」
ソファーで寛(くつろ)ぎながら、柳田が呟いた。
「そうだな…。お客が沢山来てくれるのはいいけどさ、死にそうだわ」
そうは言いつつも、愛斗にとっては心地の良い疲れだ。
「スタッフの数は足りてると思うんだけどな…。見直す点はあるのかもな…」
「そうだな…。スタッフの動線とか、もうちょっと改善できればいいんじゃないか?」
「あぁ、分かった。考えてみるよ」
そう言いながら、柳田は愛斗の髪の毛を弄(いじ)っている。
「そういやさ、まさか店に俺たち以外に二組もカップルがいたなんてびっくりしたな」
思い出しや愛斗が言うと、柳田も頷いた。
「本当だよなぁ。皆、よくバレないよな?」
「俺たちって、そんなに隠すの下手だったのかな」
「かもしれないな。でもまぁ、いつも一緒に働いてるんだし、そうなっても仕方ないよな?問題さえなければそれでいいんじゃないか?」
柳田の甘い視線に、愛斗はドギマギする。
「お、俺もそう思う…」
愛斗が肯定すると、柳田の唇が額に押し当てられた。
「そうだ…。愛斗、またあのコンテストに出てみないか?」
「ん?コンテスト?」
そう言いながら、愛斗は思考を巡らせて何年も前に出たコンテストのことを思い出す。
『そういや、ずっと出てなかったな…店のことで精一杯だったし…』
「開催は春だから、それまでは時間はあるよ」
今は冬だから、それまで研究などをすることもできるだろう。
「テーマはその時じゃないと分からないけど、君は即興料理が得意だし大丈夫」
柳田にそう言われて、愛斗も何となくそうなのかもしれないと思い頷いた。
「今度こそは、優勝できる」
まるで柳田に良い意味で暗示をかけられているようだ。
どちらからともなく、唇を重ね合わせた。
翌日になり早速スポンサーの高田にコンテストの件を愛斗が話したところ、ゴーサインをもらった。
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読んでいただきありがとうございましたm(__)m
柳田に、コンテスト出場を勧められた愛斗。
さて、彼は優勝をすることができるのでしょうか!?
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