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笹森くんはナニでできているの? 6
「あっあー……っ」
「ひ、ゃら、やらぁぁぁっらに、なに。なんで?……なんで僕、ちん〇んが はいっちゃってんの⁉」
急激な覚醒からか、怯えてぶるる と笹森が震えるとそれが直接神崎の性器へと伝わり、神崎は慌てて息を詰めて身を固くする。
ぎゅうぎゅうと遠慮容赦なく締めつけてくる笹森を落ち着かせようと、神崎はとっさにその小さな体を抱き締めた。
「っ……動くなっ! やべぇんだよっ!」
「か か、かかかか、かんざき 、くん……だよね?」
自分からまたがっておいてまるで被害者のような青い顔を見せ、笹森はジタバタと身を捻る。
その度にぐにぐにと尻が動いて、神崎はぎりぎりと奥歯を鳴らした。
「うごっ くなってっ‼」
「なん なんでこんなことになってんの⁉」
「なんでって……」
「僕、ちょっと休憩してただけなのに⁉」
「おい! ちょっと待てっ‼ お前が勝手にしゃぶって勝手にまたがったんだろっ!」
「ええええっ⁉」
「っ 腹に力入れんなってっ!」
たまらず笹森を抱き締めたまま倒れ込んだ。
自分とは正反対の小さくて華奢な体を組み敷いて、神崎は波のように襲ってくる射精感をやり過ごすためにふぅふぅと肩で息を吐く。
そうするとすぐ傍で笹森の猫っ毛がふわふわと舞い、柔らかな甘い匂いが立ち上る。
「あぁっくそっなんだこの甘ったるいのっ」
「えっあっええと、ローションかな……ローズの香りだったし」
「ローズ⁉」
素っ頓狂に返してはみたが、そんなことはどうでもいいことだと我に返った神崎は可能な限り力を込めて笹森を睨みつけた。
年相応とは言い難い老け顔の神崎に睨まれ、笹森は困ったように視線を逸らす。
「か、神崎くんはイチゴとかの方がよかったかな?」
「なんでそうなるんだよっ!」
「イチゴ好きって前に言ってたし」
「あああ⁉ いつの話だよっ! ああっくそっ!」
思うがままに、ぎゅ と力を込めてしまうと潰れてしまいそうで、耐える神崎の息がどんどん荒くなっていく。
「……っとりあえず、抜くから力入れずにじっとしてろ」
「えっ⁉」
「えってなんだよ⁉ えって!」
「あ、でも、でも、……僕のおま〇こ気持ちよくなかった?」
「 ────は?」
男の尻がま〇こなわけないだろうと反論しようとして、先ほどのようにそれはどうでもいいことだと呻き声を零した。
それを是と取ったのか否と取ったのか、笹森は自分に覆い被さる神崎の背に手を伸ばしてぎゅっとしがみつく。
「っ、おいっ」
「神崎くん、神崎くん」
「なんだよっ!」
「ちゅーしよ!」
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