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第71話 甘くて、とてもやらしくて
君が好きでたまらないから、どこもかしこもくっつけて、大好きだと伝えたくて、たまらなかった。
「入るよ?」
「う……ン」
柴くん。
「あっ」
「っ」
「あ、ぁ……入ってきちゃ……」
「うん。すご、真咲さんの中」
「あぁっ」
柴くん。
「あっ、熱っ、い……」
柴くんっ。
「ひゃっ、……うっ」
「せっま……中、すごいよ?」
「ぁ、だって」
「俺のこと、好き?」
「う……ン、好きっ」
「名前、呼んで?」
「あ、あっ、壱都、くぅ……ン」
「っ、っ」
君が、僕を押し潰してしまわないよう腕で身体を支えながら、クッと息を詰めてた。
僕の中がきゅんって君のことを締め付けてしまったから。
「真咲さんに名前呼ばれんの最高だ」
「あ、あっ、まだ、動いちゃ、ダメっ、中、ダメっ」
「すごい……真咲さんの中も言ってくれてる」
「あ、あ、あ、ダメっ、ダメ」
「俺のこと好きって」
ずるる、って引き抜かれると、しゃぶりついて、中がぎゅっと口を萎める。
僕は、中をちょっとでも擦られるともうイッちゃいそうで、頭がおかしくなりそうで、ぎゅっと、自分の枕を握り締めた。
「あぁっ、あ、あ、あア……ンっ」
抜いちゃダメって中が媚びて、甘く締め付けてたら、今度はその中を掻き分けるように、熱の塊が柔らかい肉壁を擦り上げてく。
「あアああああっ」
「っ、少し、イッた? 出て無い、けど」
「あ、わかんなっ……ぁ」
もうそんなのわかんないよ。
「真咲さん、トロトロ」
「ン、らって、も、わかんな……あ、あ、そこ、らめっ」
だって、こんなに好きでたまらないなんてこと、生まれて初めてなんだから。
僕が知ってるのは、キスをして、愛撫を交わして、裸になって抱き合って、気分を盛り上げて、身体を繋げてく。そういうセックス。
「あ、あ、あ、っ、すごい……壱都くんっ」
「うん」
「あぁ、それ、らめっ」
こんなの知らない。
「ダメ? でも、真咲さん、すごい気持ち良さそ、俺の指も美味しいの? トロ顔で指にしゃぶりついたりして」
「ふぅ……ン、ン、好き……ぁ、壱都くんの、好き」
「やば……それ」
「ふ、ぅ……ン、ン、ん」
繋がりたい。奥の奥まで、早く、君でいっぱいになりたい。キスで僕のこと食べて欲しい。君のこと、全身で感じたい。しゃぶりつきたい。早く、早く。
「えろ……」
「ん、ン……あ、もっと、壱都くぅ……ン」
なんでもするから、早くちょうだい。
ここに壱都くんの全部、注いで欲しくて、脚をいっぱいに開いて、腕を君へと伸ばしてく。
「ン、ん……ふ……ン」
舌を伸ばして、壱都くんの唇に差し込んでいく。
「ンンっ」
君の熱いのを奥にグッと押し込まれたくて、甘い吐息がキスの合間から溢れてく。もうイッてるのか、なんてわかんなくて、ただただ、君の熱いのが欲しくて自分からも腰を振って中を擦り付けてく。
「あ、壱都くんっ」
ちゃんと言わないと、いけないんだっけ。
「お願い……」
口に出して、思ってること言わないとわからないよって言われたっけ。
気持ち良くて、頭がぼーっとしちゃうんだ。
「もっとぉ……」
ほら、舌ったらず、でしょう?
「中に、欲し」
「っ」
「奥に、出して、他の誰にもあげたくない、の……」
でも、ちゃんと言わないと。
「壱都くんのこと、独り占め、したい」
そう言われたんだから、ちゃんと口に出して伝えないと。
「だから、壱都くんの全部、僕にちょうらい……ここに」
「っ」
「ここ……欲し」
ここ、だよ? お腹のところ、そうわかるように脚をいっぱいに開いた、はしたない格好で、お腹の、下の方を手のひらでさすってみせた。太くて硬い、柴くんのはここまで届いてしまうから。
「っ、ああぁっ、もおっ! 真咲さんっ?」
「? ン」
「そんなやらしい顔で、そういうこと言わないのっ、中に出したら、お腹痛くなっちゃうでしょ?」
「ン、い……よ」
そんなの、全然。
全然かまわないよ。
「壱都くん、からもらえるなら、お腹痛いのらって、なんらって……嬉し」
「っ」
「だから、早く、ちょ……らい」
「あとで、たくさん中しっかり掻き出すからね。ちゃんと俺にやらせてね」
「う、ん……あっ、あぁっ」
ちゃんと言わないと。
「あ、あ、気持ち、いっ」
口に出して言わないと。
「壱都くんの、おっきいの気持ちい」
「っ真咲さんって」
「あ、もっと、そこ、して、好き、イクっ」
思ってること。
「あぁ、壱都くぅんっ、好き」
考えてること。
「他の女の子のとこ、行かないで」
僕が。
「僕、男だけど」
今、思ってること。
「世界で一番好き、壱都くんがっ」
全部を。
「好きっ」
「真咲さんっ」
「あ、あ、あ、激し、いっ」
「ったく、無理でしょ」
「? あ、ひゃ……あ、ンっ」
「こんなエロくて可愛い人以外に目移りなんて」
「あ、あっ」
「むしろ、俺の方なんだけど」
中が壱都くんでいっぱいになる。
「よそ見しないでよ。俺だけ見てて」
「あ、あ、あ」
「わかった?」
「あ、イクっ、イッちゃうっ」
溢れる。
「真咲……」
「っ、っ、あっ」
君が好きって気持ちが溢れてこぼれて。
「すごい好き、真咲」
「あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁっ」
君しか目に入らなくて、他、真っ白で。
「っ、ン」
君のこと、独り占めするためにいっぱいぎゅって抱きついた。
しがみついて、隙間なんてないくらいに腕に閉じ込めると、耳元で、愛しい声が聞こえた。
好きだよ。
そう伝えてくれる、甘くて優しい声にも触れたくて、唇をしっかりと重ねた。
こんなに気持ち良くて幸せなセックス、初めて、した。
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