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秘密の遊び
ビールを飲みながら、暖くんの雑談配信を1時間ほど楽しんだ俺は、無駄に広いクイーンサイズのベッドに寝っ転がっていた。
「今日のスクショタイム……最高だったな」
カメラロールに記録された暖くんのパジャマ姿をタップして拡大したり、違う角度から眺めてみたり。もう一度拡大して、スマートフォンをギュッと抱きしめた。
「無加工でこの美肌……やはり人間ではない可能性がある。天使だ。人間界に降り立った天使」
目を瞑ると、フワフワの白いビキニ姿の暖くんが目の前に現れた。
あぁ……俺は本当に狂ってしまった。
もちろん仕事は真面目に取り組んでいるし、ミスは許されないから集中している。
が、少しでもプライベートの空間に足を踏み入れれば、目を開けていても閉じていても、暖くん一色なのだ。
暖くんが四つん這い姿で俺ににじり寄る。
ゆっくり、ゆっくりと近づけば、俺の下半身にドカッと腰を下ろした。
『オッサン、何ニヤニヤしてんの?』
『あぅ……ごめんなしゃい』
『はぁ? キモすぎ。何が「しゃい」だよ』
テレビや配信で見る暖くんは、こんなに厳しくない。優しくてニコニコしていて、メンバーにもファンにも優しいんだ。
最近、バラエティ番組で田舎町のペンションの手伝いをしていたけど、最終日の別れの際には暖くんもご夫婦も涙を流していた。まるで本当の祖父母と孫のように。
……なのに。なのに。
俺の妄想の中の暖くんは、いつでも俺に対して罵声を浴びせてからかってくる。
きゅるきゅるのおめめはどこか挑発的な光を宿しているし、可愛い口の中にある犬歯は右側だけ尖っている。
『オッサン! これなんだよ』
『あぁ……こ……これは……』
妄想の中の暖くんは、俺の情けない分身を手のひらでグリグリと押しつぶしてくる。
俺は我慢できず、パジャマをずらし、下着からガチガチに硬くなったそれを放り出した。
『へーんたい♡ 何、男相手に興奮してんの?』
『ぁ……あう。ごめんなしゃい』
『我慢汁ダラダラじゃん。何日溜めたの?』
シュッシュッシュッと音を立てながら、俺はひたすら自分を慰めつづける。
暖くんの目線が向けられていると意識するだけで、あっという間に終わりを迎えそうだ。
『謝りながらイケよ、オッサン』
「ごめんなしゃいぃ〜〜!!!!」
俺は大声を上げながら、自分の手の中に欲望を吐き出した。
そして、手際よくウェットティッシュで手のひらと自身を綺麗にすると、布団を被った。
「……暖くん……ごめんなさい」
罪悪感でいっぱいの、スーパー賢者モードを迎えながら、俺は深い眠りについた。
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