20 / 24

#19 ミンチン♡アーメンガード NTRロッティ(ペット) 濡れ場あり

地下の反省室。凍てつくような冷気と完全な暗闇の中で、ロッティは膝を抱えてガタガタと震えていた。時間の感覚すら奪われる漆黒の密室。ただただ底冷えする石の床から体温を奪われ、ロッティの心身は極限まで削り取られていた。 ——ガチャリ。 重い扉が開き、眩しいランプの光が差し込んだ。見上げると、そこには院長のミンチンが立っていた。その手からは、ふわりと温かいスープの匂いが漂ってくる。 無言のまま差し出された器に、ロッティは震える手を伸ばし、夢中で喉に流し込んだ。ミンチンはロッティがそれを飲み干すのを、ただ静かに見下ろしていた。 やがてロッティが器から顔を上げると、ミンチンがぽつりと口を開いた。 「どうだ、反省したか?」 「……ぼ、僕はやってません……っ! 本当に、僕がやったんじゃないんです……!」 すがりつくように弁解するロッティに、ミンチンは冷たくため息をついた。 「そうか。それじゃあ、お前はいつまで経ってもここから出られないぞ」 「えっ……」 絶望に顔を青ざめさせ、再びガタガタと小刻みに震え出したロッティを見下ろし、ミンチンはわざとらしく部屋を見渡した。 「……しかし、ここは随分と冷えるな。私は暖かい自分の部屋に戻るけど、よかったらお前も来るか?」 思いがけない言葉に、ロッティは目を丸くした。 「い、いいんですか……?」 「お前の心がけ次第ではな」 それは、アルファがオメガを支配するための残酷な悪魔の取引だった。しかし、寒さと飢えで完全に思考能力を奪われていたロッティに、抗う力など残されていなかった。 ロッティはためらうことなく、ミンチンの足元にすがりついた。 ◇ パチパチとはぜる暖炉の火。柔らかな絨毯と、冷え切った身体を包み込むような室内の熱気。 ふかふかのベッドに放り出されたロッティを、ミンチンが力強く押し倒す。部屋に充満する、圧倒的で暴力的なアルファのフェロモン。 本能が粟立ち、ロッティの身体が勝手に甘い熱を帯びていく。 ◇ ——ずぢゅ♡* ⚡️⚡️ ⚡️⚡️ ⚡️ ⚡️ ⚡️⚡️ ⚡️⚡️ 「あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛」 ・ ・ 暖炉の熱と、与えられる快楽。極限状態から「助けてもらった」という歪んだ安堵感が、オメガとしての本能と混ざり合い、ロッティを底なしの快楽へと堕としていった。 事後の気怠い熱気の中、ミンチンの広い胸に抱かれながら、ロッティはすっかり毒気を抜かれてまどろんでいた。 ミンチンはロッティの髪を撫でながら、耳元で甘く囁く。 「今日からお前は、私の可愛いペットだ。いい子だね」 絶対的な主従関係を刻み込まれ、ロッティは虚ろな瞳でただ小さく頷く。しかし、その直後、ミンチンの口から思いがけない言葉が続いた。 「さて……これから『お客さん』が来る。お前はこのクローゼットの中に隠れていなさい。決して声を出すんじゃないぞ」 言われるがままに、薄暗いクローゼットに押し込められたロッティ。 やがて部屋のドアが開き、招き入れられたのは——あろうことか、自分の恋人だったアーメンガードだった。 ◇ 乱れたシーツの上で、甘く淫らな水音が部屋の静寂を舐めるように響いていた。 ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ… 「あ゛あ゛あ ッ」 「……ふ、どうした。ラビニアよりもずっと……いい声で鳴くじゃないか、アーメンガード」 ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ… 「あわあわ ・ 」 ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ… 「あっ……はあっ、先生……っ、もっと……俺だけを……っ」 「欲張りな子だ。お前は本当に、私の期待に応えてくれるね」 ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ… 「あ あ あ あ あ あ゛ッ」 「……いくときは親告(いう)うんだよ」 「はい」 ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ… ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ…  ——ぬちょっ…✨ 「イ……///// ・ ・ ・ ・ ⚡️う…/////」 ⚡️ !⚡️! ⚡️! ・ ・ ・ ⚡️つ「うう…/////」 ・ ・ ——ぬちょっ……… ✨   「あ っ・ あ ぁ”」      *     ——ぬちゅうううう……✨ ⚡️ 「ゑ”」 ❤︎ 激しい熱狂が過ぎ去るとやがて静粛が戻り、そして——賢者の(タイム)が、訪れた。 絡み合う吐息の熱が完全に引いた頃、ミンチンは天井の豪奢な装飾を見つめたまま、微かな感情の揺れも持たない支配者の声で静寂を破った。 「ラビニアには、生徒会長の座を降りてもらう。お前がその後を埋めるということで良いな?」 それは提案という名の、絶対の勅命だった。 アーメンガードはシーツの海でわずかに身じろぎすると、まだ疼く身体の奥に冷たい野心を飲み込み、忠実な駒として恭しく答える。 「……はい」 「いい子だ。それから、セーラは明日から教室に戻す」 「……本気で生徒に戻すのですか? あんな奴、使用人がお似合いですよ」 「ハハッ。お前が直々にたっぷりと『教育』してやるんだよ。生徒会長としてな」 その言葉の真意を理解し、アーメンガードの喉の奥から歪んだ笑い声が漏れた。 (セーラ……お前を公衆の面前で、俺の足元に這いつくばらせてやる) 昏い決意と歪んだ期待に瞳を潤ませるアーメンガードは、乱れた衣服を整えると、ミンチンに恭しく一礼して部屋を後にした。 バタン、とドアが閉まる音が響く。 静寂が戻った部屋で、ミンチンはベッドに腰掛けたまま口を開いた。 「……もう出てきていいぞ」 ギィ……と音を立ててクローゼットの扉が開き、膝を抱えて震えていたロッティが這い出してくる。暗闇の中で、恋人が喘ぐ声を間近で聞かされ続けたロッティの瞳は、絶望と快楽の余韻でぐちゃぐちゃに濁りきっていた。 ミンチンはロッティの顎を掬い上げ、満足げに微笑む。 「おとなしくしできて、いい子だったな」 「……」 「どうした? 嫉妬で疼いたか? ……お前も可愛がってほしいのか?」 ロッティは小さく頷く。 完全に精神を支配されたロッティは、ポロポロと涙をこぼしながら、抗うこともできず再びミンチンの腕の中へと堕ちていった。 つづく 19話グラレコ https://fujossy.jp/fanarts/8137 — あんな奴、クラス全員の笑いものにして、(アーメンガード)の足元に這いつくばらせてやる。 「おめーの席ねぇから!」 痛快だった。アメリア先生も見て見ぬふりをする異常な教室で、クラス中から浴びせられる嘲笑。窓から投げ捨てられた机を見て、泣き喚いて逃げ出すと思ったのに……。 あの反逆の瞳。……あぁ、腹が立つ。腹が立つけど……それでこそだ。 もっと徹底的に、二度と俺に逆らおうなんて思えないくらいに、ぐちゃぐちゃに壊してやりたくなるじゃないかッ! 次回、A-Little-Prince 第20話。 セーラ、お前のその生意気な瞳……俺が完全に絶望で染め上げてやる

ともだちにシェアしよう!