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#28ラビニアvsロッティ 絶頂・タイムアタック 濡れ場アクメあり
体育館裏でデュファルジュから謎の手紙を託されたロッティは、重い足取りで自分たちの三人部屋へと戻ってきた。
——ガチャッ。
「……え?」
部屋のドアを開けたロッティは、その場に釘付けになった。
むせ返るような甘い匂いが充満する部屋。そして、自分のベッドの上には、ブカブカの制服(ラビニアのもの)を着て顔を赤らめるセーラと、事後の余韻に浸るラビニアの姿があった。
思い返せば今日の放課後はあまりに壮絶で、ロッティは、ベッドの下に隠したセーラのことをすっかり失念していた。
「……な、何やってるの……!?」
ロッティの悲痛な叫び声が響く。
「……セーラ! 僕のベッドに、、、何故ラビニアといるの!」
「……」
「さっき、そこで僕と抱き合ったばっかりなのに……」
涙目で激昂するロッティに対し、どこか余裕のあるラビニアが鼻で嗤う。
「お前が勝手に放置して逃げたからだろ。ヒートで苦しんでいるおれを、セーラは助けてくれたんだ」
「嘘だ!」
「やめてっ!」
——修羅場だった。二人の間に、セーラがたまらず割って入るが、ロッティとラビニアの口論は続く。結局、セーラに相応しい男はどちらか、セーラが選べという話の流れになり、二人が揃って激しく問い詰めると、セーラは本心を吐露した。
「争わないで……! ロッティは廊下で助けてくれたし……ラビニアだって、今は優しくしてくれたんだ……。僕にはどっちも選べないよ……っ」
その全方位への優しさが、結果的に二人のΩ(オメガ)の強烈な独占欲と嫉妬心に火をつけてしまった。
「……なら、ハッキリさせよう」
ロッティがギリッと唇を噛み締め、ラビニアを睨みつける。
「どっちが本当にセーラを愛しているか、あのゲームで勝負だ」
「はっ、また我慢比べ(耐久)か? いいだろう」
ラビニアが余裕の笑みを浮かべると、ロッティは強く首を振った。
「違う! ルールは逆だ!」
ロッティは狂気に満ちた瞳でルールを宣言した。
「セーラを本当に愛しているなら、セーラに触れられて『我慢』なんてできるはずがない! だから……『どっちが早くイくか』で勝負だ! 交互にセーラに奉仕してもらって、先に3ポイント先取した方の勝ちだ!」
通常なら「早い=恥」であるはずの価値観が、この狂った密室では「早い=セーラへの愛の深さ」へと完全に反転する。
「……面白い。その勝負、受けてやる!」
かくして、発情した二人のオメガによる、前代未聞の絶頂 ・タイムアタックの火蓋が切って落とされた。
◇
「それじゃあ、セーラ、さっきみたいにお願い♡」
ベッドの中央に座らされたセーラは、羞恥で顔を真っ赤に染めながら、先攻(受け)のラビニアへと震える手を伸ばした。
——こす…✨
——こす…✨
「⚡️あっ……//// ⚡️セーラ……っ、⚡️あぁっ////」
すでに薬の効力でヒート状態にあるラビニアは、あっという間に絶頂を迎えた。
——ただいまの記録、6秒……! (天の声)
「ふん、見たか。これがセーラへの愛だ」
1ポイントを先取され、焦ったロッティが「次は僕の番だ!」とセーラの前に身を乗り出す。しかし、シラフのロッティはどれだけセーラに責められても、生物学的な限界が邪魔をする。
「くっ……! はやく……っ、セーラ、もっと……!」
——こす…✨
——こす…
——こす… ✨
——こす…
——こす… ✨
——こす…
——ただいまの記録、11秒……!
「ははっ、遅いな! 愛が足りないんじゃないか?」
ロッティにとってそれは自己最高記録に等しいタイムだったが、ラビニアの圧倒的なタイムには及ばない。続く第2ラウンド、驚異的な回復力を見せたラビニアが再び一瞬でポイントを奪う。一方、ロッティには強烈な『賢者の刻 』が訪れていた。
「ああっ、ダメだ……っ、全然反応 しない……っ!」
「はい、規定時間オーバー。ドボン(失格)だな。……次でおれの勝ちが決まるな」
余裕の笑みを浮かべるラビニアを前に、ロッティは絶体絶命のピンチに立たされた。
(なんであいつはあんなに回復が早いんだ……? まさか!)
ロッティはハッと気づき、自らのポケットに手を入れた。先ほど部屋を出て行く際、ラビニアから奪い取っていた『α用抑制剤(オメガの興奮剤)』の小瓶だ。
(ドーピング……これしかない!)
ロッティは躊躇うことなく錠剤を取り出し、自らの口へと放り込んだ。
「……キタッ!!」
薬が回った瞬間、強烈な賢者の刻 が強制キャンセルされる。完全に覚醒したロッティは、次々と驚異的なタイムを叩き出した。
——ただいまの記録、5秒……!
——こす… ✨
——こす…
——こす… ✨
——こす…
——ただいまの記録、4秒……!
怒涛の追い上げで2連続ポイントを奪取。スコアはついに【ラビニア 2 - 2 ロッティ】の同点となり、もつれ込むように最終決戦へと突入した。
◇
(……まずい!)
完全に勢いに乗ったロッティを見つめ、ラビニアの背筋に冷たい汗が伝った。
時間が経ち、最初の薬の効力が薄れ始めている。このままでは最終ラウンドで負けてしまう。
(おれももう1錠呑んで、ブーストをかけなければ……!)
スコアは2対2。最終ラウンドを前にさらなるブーストをかけようと、自分の鞄をまさぐったラビニアの顔が、絶望に蒼白に染まった。
「……ない!? 薬がない!」
ドーピングの手段を完全に絶たれ、ラビニアは絶望に顔を青ざめさせた。
(このままじゃ、負ける……!)
薬を呑んだばかりで絶好調のロッティに対し、ラビニアの薬の効力は刻一刻と薄れつつある。次のラウンドで、間違いなくラビニアは敗北し、このゲームの敗者となるだろう。
かつての絶対王者のプライドなど、とうの昔に消え失せていた。ラビニアはなりふり構わず、セーラの細い腕にすがりついた。
「お願いだ、セーラ……! 乳首だ! おれの乳首を責めてくれ……っ!!」
「えっ……?」
突然の懇願にセーラは目を丸くした。それは、アーメンガードとのチキンレースで暴かれた、ラビニアの最大の弱点であり、屈辱の象徴だった。
「さぁ、早く……っ! やるんだセーラ、っ!!」
必死に涙を浮かべて懇願するラビニアの姿に、セーラは息を呑んだ。かつて自分をゴミのように扱っていた男が、たった一つの執着のために、ここまで無様に泣き叫んでいる。
「……わかったよ、ラビニア… 本当にいいんだね…」
「さあ、早く!」
セーラは震える指先を伸ばし、その敏感な突起をきつく抓り上げた。ok ✨
✨「あ”ん…////」
「✨あ゛✨あ゛✨あ゛✨あ゛✨あ゛✨あ゛✨あ゛✨あ゛ッッ!!!」
触れられた瞬間、ラビニアの身体が弓なりに跳ね上がった。弱点をピンポイントで貫かれた強烈な快感が、薬の残滓と混ざり合い、一瞬にして脳髄を焼き尽くす。
❶……。✨
「らメ〜ぇ……////」
❷……。✨
「イッ……、イッちゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」⚡️
・
・
・
つ「うぅ…/////」⚡️
⚡️
⚡️
⚡️
⚡️
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⚡️
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⚡️
・
——ただいまの記録、3秒……! 大会新記録です!!
驚異の『3秒』。
ラビニアは白目を剥き、大量の涎を垂らしながら、絶頂の波に呑まれてベッドの上で激しく痙攣した。
「あわ… … …あわ… …あわっ…」
事切れたようにシーツに沈み込むラビニア。その姿はあまりにも無様で、狂気に満ちていた。しかし、その瞳には「勝利」の炎を宿し、真っ直ぐにセーラを見つめている。
圧倒的な静寂が、部屋を支配した。
「……負けたよ」
沈黙を破ったのは、ロッティの力ない声だった。
「ロッティ……」
セーラが振り返ると、ロッティは呆然とした顔で、ベッドで喘ぐラビニアを見下ろしていた。
「僕には……とても真似できないよ。自分のあんな姿を晒してまで、勝とうだなんて……」
ラビニアが見せた「プライドを完全に捨て去る狂気」と「底なしの執着」の前に、ロッティは打ちひしがれた。
「…ラビニア。君の勝ちだ」
ロッティは、どこか憑き物が落ちたような、寂しげな微笑みを浮かべた。そして、ベッドの上の二人にはもう振り返ることなく、静かにきびすを返す。
「ラビニア……セーラのこと、宜しくね」
バタン、と。
重いドアの音が響き、ロッティは一人、部屋を去っていった。
つづく
28話グラレコ https://fujossy.jp/fanarts/8155
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行くあてもなく夜の学園を彷徨っていた僕ロッティに、「 どうしたの、ぼく?」って優しく声をかけてくれたのは、下働きメイドのベッキーだったんだ。どん底の僕には、その誘いが本当に嬉しくて……。
……ダメだよ。薬の熱がまだ身体の奥でくすぶってるのに。暗闇の中で不意に伸びてきたベッキーの手が、僕を甘く掻き乱していく。
次回、A-Little-Prince 第29話。
僕……最近、こんなの多いな
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