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【R18】魔法のオ〇ホを使用した友人とのその後について
惇嗣はベッドに凭れた状態で床に胡坐で座り、腕を組んでジッとローテーブルの上を睨みつけていた。テーブルの上にあるのは尻の形を模したオナホール。1週間前、友人の喜勇にチンポを突っ込ませたあの魔法のオナホだった。
「…………」
計画は思った以上に上手くいったと自分では思っている。喜勇のチンポは相性が良かったのか、期待していたよりも大きな快感をもたらされた。
だが一発射精した後、賢者タイムの喜勇に事情を説明しろと詰め寄られた。信じるかどうかは知らないが、と前置きした上で、惇嗣は話した。ネットショッピングで魔法のオナホという、髪の毛を入れるとその持ち主と感覚が繋がるオナホールを手に入れた、と。正直な所、信じてもらえるとは到底思っていなかったし、改めて人に話すと信じられるはずもない荒唐無稽な経緯だと自分でも思った。
だが喜勇は信じた。それはそれで彼のアホな所だと惇嗣は思う。怪しいネットショッピングを使ったことを怒られ、自分に繋がったオナホを他人に預けることを怒られ、心配までされた。アホに心配されるのは非常に心外だったが、自分も考えが浅かったのは自覚している。
「うーん……」
だが、しかし。こんなイイモノをこのまま放置しておくのはもったいないのではないだろうか。自分で自分のケツを掘るというのも勿論楽しいし気持ちいいが、それではオナニーの域を出ない。オナホだから当たり前だろうという突っ込みは惇嗣には通用しない。
惇嗣は目の前の小ぶりな尻を揉みながら考える。当然、今は繋がっていないので惇嗣の尻には何の感触もない。穴に親指を突っ込んでも、人工的なシリコンのヒダヒダがあるだけで反応はない。
今日は再び金曜日、仕事終わりに喜勇が来るという。惇嗣は本日半休だったため、午前中だけ仕事をして昼過ぎには帰宅していた。遊びに出かけるという手も勿論あったが、行くから絶対家にいろよ、という脅しのような約束を取り付けられた。先程、しごとおわったいまからいく、とひらがなだらけのメッセージも来た。飯は?との返信に、なんかかってく、とやっぱりひらがなで返事があった。スマホが壊れているのかもしれない。
ケツは洗った。多分そういう事だろう。1回抱いたくらいで彼氏面しないでよ、なんていうつもりはない。むしろ、惇嗣の方が期待している。またあのチンポ突っ込んでくださいおねがいします、というレベルだ。
(喜勇とすんの良かったもんなー……)
思い出すと、ケツと下腹がムズムズした。最初は大きさと性欲の強さだけで選んだチンポだったが、これまでアナルオナニー一辺倒で本物チンポを試したことがなかった惇嗣には衝撃的だった。
蕩けたケツマンコを押し開く亀頭の硬さとか、引っ掻けるように前立腺を抉るカリ首の段差とか、怖じ気づいて自分ではできなかった奥まで容赦なく突き回される快感とか。他人に遠慮なく性感帯を刺激され自分に制御できない快感を与えられるのは、恐ろしくさえあった。けれど、それが堪らなく良かった。
(またガン掘りしてくんねえかなぁ……)
自分より少し大柄な体に組み伏せられる感覚も、一人では味わえなかった。過ぎた刺激に逃げを打つ体が同じ男の喜勇の体に抱き込まれたのを思い出して、ぶるっと身を震わせる。男にケツを掘られるのも悪くない、というよりはむしろ大分イイ。アナルオナニーは結局オナニーの延長でしかなかった。
「あー……でもなあ」
正直オナホ越しより、本物のチンポの方が良かった。オナホの今後の使い道もそうだが、喜勇との二度目もお願いしたい。できれば、今後継続的にどうにかチンポを突っ込んでもらえる関係になれないだろうか。
アホで性欲過多だから何とかなるか、いや、アホで性欲過多ではあるが割合女関係には真面目だった喜勇は、付き合ってる女としかセックスしないと公言していた。しかも今のところ、それを覆すような出来事は一切起きていない。
どうにか丸め込めないか。腕組みをしながらうーんと唸っていると、オナホの隣に置いたスマホが音を立てる。喜勇からの着信だ。通話ボタンを押して、スピーカーモードにする。
「はいはい?」
「っはぁ゛……はあ……惇嗣ッ」
「……何、いたずら電話かよ。パンツの色はグレーですけどぉ?」
「ちがっ、はァ……ッ、家、着いた」
「開いてるよー」
息切れの激しい喜勇に笑って言えば、ガチャ、とすぐさま扉の開く音がした。スマホの通話を終了して玄関の方に視線をやれば、スーツ姿の喜勇が両手にビニール袋を持って入ってくるところだった。肩で息をしていて、ネクタイもすっかり緩められている。踵を踏みつけて革靴を脱ごうとして、上手くできなくて舌打ちしてから片方ずつ手で掴んで脱ぎ捨てた。
「おー、お疲れぇ。何、何で走ってきたの」
「お、お前っ、お前なあ!」
「ええ?何?つか何買ってきたの」
ドタバタと入ってきた喜勇がテーブルの上にビニール袋を置いて、そのまま床に跪いてぜえぜえやっている。それを横目に覗いた袋にはスーパーの総菜が山ほど、もう片方の袋にはビールやチューハイがこれまた山ほどあったので、惇嗣はにんまり笑ってオナホをテーブルの上から退けた。
「おぉ、めっちゃある。食いきれねえなコレ」
袋から総菜のパックを全て出してテーブルに並べ、酒はオナホの隣に避けて缶ビールを二本だけ出して置く。その辺りでようやく呼吸の整った喜勇が、大きくため息をついた。背負っていたバックパックを降ろし、スーツの上着を抜いてその上にかけてから、ようやく足を投げ出して座る。
「この大荷物抱えて走ってくんの笑える」
「疲れた……」
「ほい、お疲れさん」
カシュ、と小気味いい音を立てて開けてやったビールを喜勇に渡すと、乾杯もせずに口を付けた。喉を鳴らして吸い込む勢いでビールを飲んでいく。上向きに仰け反った太い首で嚥下する度に動く喉仏を眺めながら、惇嗣も一口ビールを口に含んだ。結局、喜勇はひと缶全部飲み干したらしく、CMみたいな声を上げながらメキョッと音を立てて缶を握り潰す。
「ッぁあ゛ーッ!!美味い!」
「うるせ」
「そもそもなぁ、お前がこんな画像送ってこなきゃなあ!」
手早くスマホを操作して眼前に突き付けられたのは、日の当たるベランダを背景に並んだオナホと俺の裸の尻。パッと見、ケツが二つ並んでいるように見えるだろう。実際は吐き出し窓を開けて、部屋の中に置いたオナホの隣に自分の尻を並べて四つん這いになり、スマホを背中に向けて撮った努力の一枚だった。
今日家に行くから、という喜勇からのメッセージの返信として送り、待ってる、と付け加えた。念押しのように絶対家にいろよと返ってきて、猛ダッシュの喜勇が来たという訳だ。
「何だよ、美尻だろぉ?」
「もう酔っぱらってんのかお前」
「いいや、素面」
「お前バカじゃん、バカじゃんお前」
「バカっていうやつがバカなんですー」
下ネタだって下品な話だって今に始まった事じゃない。画像こそ送ったりはしなかったけど、仲間内で温泉に行ったり旅行に行ったときは、もっとエゲツない下ネタで盛り上がったことだってある。だが、喜勇はそこまで中心になって楽しんでいる様子はなかったかもしれない。下ネタを振ったり、自分から言い出したりすることは一切なかった。けれど誰かが羽目を外しているのを、息ができないくらい笑っていたことは覚えている。
「何だよ、やだった?」
「は?」
「え?だから、嫌だったかって」
「いや……そうじゃなくて、あー……あの」
少しやりすぎたかなと思って聞いてみれば、何とも歯切れの悪い返事が返ってくる。嫌だと言うなら、バカな下ネタに無理やり付き合わせる必要もないなと思って今後のために聞いたのに、明確な答えはなかった。
「それともこれ気に入った?これっていうか、俺のケツだけど」
「ッ、お前マジで、」
「えー?お前だってノリノリだったじゃん」
「っ……それは」
何か言いたげに口をパクパクさせてから、結局何も言わずにビニール袋の中から取り出したビールの蓋を開ける。グイッと一息飲んでから自分の髪をガシガシと掻き毟って、それから意を決したように顔を上げた。
「……お前さ、その、それ、他にも使ってんの」
「いや、買ってから一回自分で使って、それからお前だけ」
「俺だけ……」
俺だけ……と何回か繰り返してビールを口に運ぶ喜勇を眺めながら、惇嗣は鳥皮ポン酢のパックを開けた。プルプルのとり皮と一緒に入っているスライス玉ねぎのシャキシャキした歯触りとポン酢の甘酸っぱさに舌鼓を打ちながら、あんまり飲まれると勃ちが悪くなるなぁと考える。
「いや俺だってね?いろいろ考えたのよ、喜勇さん」
「……ん、え?」
「ほら、外に放置して持って帰られたら二度と使えないじゃん。24時間で効果は切れるっていうし。だからってさ、誰か知り合いに使ってよなんて言って渡してもさ、あとで回収しますなんてやっぱりちょっと気持ち悪がられるだろ?」
寿司盛り合わせのパックを開けて、醤油を直接かける。喜勇がホタテ好きだったのを思い出し、それを避けてマグロの握りを摘まんで口に放り込んだ。
「だから、お前」
「俺」
「そう。お前いま彼女いないって言ってたし、溜まってんでしょって思って。酒入って酔った時に見たらムラムラしてくんねえかなあって。都合よく一人だったらさ、ワンチャン勝手に使ってくれるかもーって。で、お前がその通り動いたってわけだ」
俺てんさーい、と締めくくった。喜勇は口を半開きにして、惇嗣を見つめたまま固まっている。その反応に不安になった惇嗣が喜勇を首を傾げて覗き込んだ。
「別に」
「え?」
「別に溜まってたから使ったわけじゃない。お前が使ったと思ったから……」
真顔になった喜勇と見つめ合って、今度は惇嗣が口を開けて固まる番だった。喜勇は視線を逸らして、ビールを一気に呷る。
「え、間接オナホ……ってこと?」
「…………」
惇嗣が使ったと思ったから使った。それはつまり、惇嗣がオナホにチンポを突っ込んで腰を振っている様を思い浮かべて興奮したということなのだろうか。それとも、友人が布団に隠してまで使っているオナホがどれほど気持ち良いか気になったのか。
頭に疑問符を浮かべながら考える惇嗣の前に、喜勇が膝をついたまま近寄ってくる。ベッドに凭れ床で胡坐をかいた惇嗣の横で、こちらを向いて正座する喜勇の膝が太ももに当たる。近い。
「お前が長風呂なの知ってたから、間接オナホでも何でもいいかなって」
「え、ちょ、何……」
ぐっと喜勇が身を乗り出して、腕を伸ばした。横から覆いかぶさられるような体勢に、組み敷かれた時の事を思い出して心臓が跳ね上がった。
「だけどさぁ」
喜勇が腕を伸ばした先は、惇嗣が放り出していたオナホだった。片尻を鷲掴んで手に取ると、惇嗣の隣に胡坐で座り込んだ。それでも肩が触れ合う位置だ。やっぱり近い。
「確かにこれ、普通のと感触違ったんだよなあ」
「だろ?俺のケツと繋がってたからさぁ。中の具合も俺仕様」
「へー……」
何だかさっきまでと様子が違うなと、惇嗣は思う。ぐにぐにと尻を両手で揉み込んでいた喜勇の目が据わっていた。気づいた時にはもう髪の毛を雑に引っ張られていて、勢い余って喜勇の肩に頭をぶつける羽目になった。
「イダァッ!!?お前何すんだよ!」
「だって繋げるには髪の毛が必要なんだろ?こないだ言ってたじゃん」
「いやそうだけどさぁ!」
今繋げる必要あるのかよ!?という言葉は尻を強く掴まれる感触に驚いて飲み込まされた。竦み上がって固まった惇嗣を見て、喜勇がおぉ、と小さく声を上げた。
「マジじゃん」
「っだから、マジだって!痛ぇよ!」
形が変わるほど強く揉まれ、痛みしか感じない。仕返しに喜勇の肩を拳で殴ってやるが、元々の体格か軽く揺れるだけで大した痛みも与えられていない。
「返せよ、ほら」
「嫌だ」
「嫌だじゃねえっ、んぃい゛っ!?♡」
ムニィ♡と両手の親指で尻の谷間を広げられたかと思ったら、これまでのアナルオナニーですっかり縦割れになったアナルを舌で舐め上げられて床から尻が浮き上がった。
「おま、何してっ、ぁひッ♡んぁ゛♡」
「ん゛ー……」
喜勇は答えずに、尻の谷間に顔を埋めたままだ。尻を揉まれるよりも数段強い刺激がアナルから伝わってきて、思わず膝を立てて腰が引けてしまう。惇嗣の様子を横目で見ながら、喜勇はきゅう♡と窄まったアナルの皴を丁寧に舐め濡らしていく。
「あッ♡何♡いきなりっ♡♡」
「んー……んむ……っ」
「んぁああ゛…っ!!♡♡」
喜勇は返事の代わりに、アナルに舌を突き入れて内側を舐め上げた。指やディルドなどとは違う熱く濡れた柔らかい肉が括約筋を広げられ、背筋を駆け上がる痺れるような甘さに嬌声が零れる。
(あれ?これこのままセックスできる流れ?)
「ちょ、喜勇♡なぁ♡ぁん゛ッ!♡♡」
どうにかこっちを向いて欲しくて、無心にオナホを舐め回す喜勇の肩に触れた。その途端、ジュルルッ♡と音を立てて吸いつかれて腰から力が抜け、隣で胡坐をかいている喜勇の膝に縋りつくような体勢になってしまう。
「んぅ゛っ♡あ、喜勇っ♡なぁって♡」
「ん゛ー……」
「ぁう゛ッ!♡♡」
尖らせた舌を突き込まれ、尻が跳ね上がった。部屋着のスウェットの前が下着ごと濡れていくのが自分で分かる。ちゅぷッ♡ちゅぽッ♡と抜き差しをされ、浅いピストン運動に腰をくねらせて悶えた。
「ぅ゛んんっ……♡ッは、ぁん゛♡」
尻に食い込むほど強く掴まれ、指が肉に埋まる程の強さで揉まれる。さっきまで痛いだけだった強さすら快感になって、惇嗣はスウェットの中に手を突っ込んだ。先走りでグジュグジュに濡れた下着の上からチンポを扱き始めると、もう止まらなかった。
「は、ぁ♡あ゛っ!♡ん、ん゛ッ♡」
「んっ……ふ……らめ」
「あぅ゛……っ!!♡♡」
喜勇の手が自分のチンポを扱く惇嗣の手首を握って引き剝がす。ぐぐ、と力任せに引っ張られ、喜勇の太腿の辺りに戻される。情けなく腰をヘコつかせても手首を離してもらえず、ちゅこ♡ちゅこ♡と舌ピストンが繰り返された。反対の手は空いているはずなのに、惇嗣は喜勇の太腿に額を擦り付けて身悶える。
「あっ♡あっ♡あぁああ……っ♡♡♡」
(舌チンポ気持ちい♡♡腰ヘコ止まんね♡)
膝を床につき、腰だけを高々と上げた体勢でアナルを喜勇の舌でほじくられる。自分でチンポを扱くことも許されないまま、舌の動きに合わせてヘコヘコと腰を振るしかなかった。
「ぁひ♡ぁう゛♡んん゛…ッ♡」
手首を掴む強さも、延々と与えられるアナルへの柔らかい快感のもどかしさも、まともな思考を奪い去るには十分な刺激だった。決定的な強い快感が欲しくてオナホに吸い付いたままの喜勇を見上げると、感情の見えない視線がこちらに向いている。尻を舐められて服を着たまま無様に腰をヘコつかせている所を見られていると思うと、興奮で泣きそうにすらなった。
「ぁ゛♡喜勇♡きゆッ♡」
(俺ドMだったんかも……♡)
アナルオナニーに夢中になる時点で多少Mっ気があることは自覚していたけど、まさか人の視線でここまでボルテージが上がるとは想像もしなかった。
「っ……、ケツ気持ちい?」
「ぁ、う゛♡うん、うん♡気持ちぃ♡ぁ♡♡」
ちゅぽ♡と音を立ててアナルから舌を抜いた喜勇が、口元を拭いながら問いかけてくる。それに頷いて答えながら、アナルから溢れた唾液が糸を引いて垂れ落ちる。濡れそぼったアナルはさんざん弄られてぽってりと膨らんだ縁をヒクつかせ、物欲しそうにしていた。自分のアナルもああなっているのだと思ったら、腰が痺れて触ってもいないチンポから濃い先走りが溢れてジュクジュクの下着に染み込んだ。
「だからさ♡もぅ♡直接触ってくれよぉ♡♡」
「……、やだ」
甘ったれた声になってるのは自覚がある。蕩け切った顔をしているのもだ。ほんの少し、頭に残った冷静な部分で、服を剥いでこの前みたいに乗っかればいいと思うのに、焦らされているのも心地良くて喜勇の太腿を擦るしかできない。
「このままケツだけでイって」
「うそ♡♡それはっ、むりぃ♡」
「ぁんで、きもちぃんでしょ」
「あう゛♡いいッ♡けど、ぉ゛……んあぁ゛ッ♡」
喜勇の指がアナルの縁にかかり、ぐい♡と拡げられ指を差し込まれる。そこに再び唇を押し付けられ、舌も指と一緒に潜り込んできた。舌ピストンの柔らかい感触とは別の、硬い指先の探るような動きに焦れた体が飛びついて快感を貪る。
「ッお♡♡ひぐっ、う゛ぅ♡きゆう♡ッく、ふぅ゛う♡♡あ゛っ♡あ゛♡♡はぁっ…♡…ぉ゛、ッッ♡♡」
「ろこらっけなぁ……ッ」
舌を動かしながら呟かれ、アナルにかかった熱い吐息にすら背筋を粟立たせる。内部を遠慮なく探る指先が、ごり♡と前立腺を抉った瞬間全身を突き抜けた衝撃に惇嗣の体が強張った。指先をぎゅう♡と締め付けた尻が痙攣し、喜勇の太腿に顔を埋めて堪える。
「んぃい゛ッ……ッあ゛!!♡♡」
「ここら」
喜勇が前立腺の膨らみを指先で押さえつけ、ぐにぐにと揉み込み始めた。指の動きに合わせて腰が震え、舌ピストンでほじくられたアナルから愛液みたいに唾液が溢れる。
「お゛♡お゛♡お゛♡ッぉ゛お゛♡♡んっんん゛ぅ゛ぅ゛ッ!♡♡ッ、イきそッ♡お、お゛ッん♡♡」
(あ゛ー…♡それやばいぃいっ♡♡)
ずっと欲しかった刺激を与えられて、惇嗣は腰をヘコつかせながら悦んだ。喜勇が前立腺を押し、指の腹で擦るたびに快感が弾けて頭が真っ白になって絶頂感はどんどん高まっていく。
「イくっ♡ぁ゛っ、ケツイく♡…ひぃ゛ィッ♡っ、いぐぅううッ……――ッ!!♡♡♡」
喜勇の太腿に縋ったまま、腰を高く上げた猫の伸びのような体勢でブルブルと身を震わせ射精する。スウェットの下、下着の奥でびゅく♡びゅく♡とチンポが跳ねながらザーメンを何度も吐き出した。ザーメンが尿道を通り抜ける度に喜勇の指を絞るように締め付けて声が出るほどの快感が突き上がり、視界がチカチカと明滅する。
「ッ…ぁひ♡……ッぃ゛あ♡っぁは……♡♡はーっ…♡♡」
余韻に体を引き攣らせながらくったりと力を抜いて凭れかかる惇嗣の眼前で、オナホを床に放り出した喜勇がスーツのベルトを外してスラックスのジッパーを下ろす。既に布地を押し上げていたチンポは、ボクサーパンツの前立てからブルンっ♡と飛び出した。
喜勇の太腿に頭を置いていた惇嗣の目の前に差し出されたチンポは、赤黒い竿に血管を浮かせるほど硬く勃起して反り返り雄の臭いを撒き散らしている。日中仕事をこなしてからそのままここへきたため洗っておらず、僅かな小便の臭いと混じり合ったそれは清潔とも良い匂いとも到底言い難い。なのに、だ。
どうしてか、口の中に唾液が溢れる。バッキバキの勃起チンポから目が離せない。鼻をつく臭いすら頭を痺れさせて、前回このチンポが自分に何をしたか思い出して下腹が疼く気さえする。
「惇嗣、……できる?」
ゴク、とチンポを見つめたまま口の中の唾を飲み込んだ惇嗣の後頭部に、喜勇の大きな手が添えられた。興奮を表すように熱い手が緩い力で惇嗣の頭をチンポの方へ引き寄せる。もっと強くてもいいのに、と少し物足りなさを感じながら身を起こし、口を大きく開く直前に喜勇を見上げた。
「俺チンポしゃぶんの初めてで下手かもだけど、いい?」
「……、は?え?ちょっと待って!」
「ぃっでぇ!!」
あとちょっとで唇がチンポに触れる、という所で後頭部に添えられていた手が髪の毛をひっつかんで後ろに引っ張られた。強い痛みと共に起き上がらされて、喜勇の手を振り払った。
「痛いだろうが!」
「初めてってなんだよ!そんなん言ってなかったじゃん!」
「あ?何だよって何だよ!」
前回詰め寄られてした説明は、怪しいネットショッピングで手に入れた魔法のオナホについてだけだ。それを使って立てた作戦は、さっき説明した。だがその時に、惇嗣の経験に関しては触れていない。別に関係ないだろうと思っていたからだ。
「男が好きなんじゃないのかよ?!」
「男じゃなくてアナルオナニーが好き。で、魔法のオナホが手に入ったから、本物試してみたくなった。本物突っ込んだのはこないだのが初めて」
「マジかよ……初めて、……」
頭を抱えて天を仰いでしまった喜勇を他所に、惇嗣はスウェットのウエストを引っ張って中を覗く。着たまま射精したせいで、中の下着はすっかりぐしょぐしょだ。
「初めてなら、もっとちゃんと……って、何してんの」
「いい加減冷たくなってきたから」
スウェットと下着を脱ごうとずり下ろしていた時に声をかけられ、さすがにちょっと恥ずかしくなる。深々と溜め息をつかれて、思ってた展開と違うなぁと考える。てっきりこのままチンポをアナルにぶち込んでくれるものと思っていただけに、物足りない気持ちになる。
「なあ喜勇」
「何、ちょ、何して」
どっこらせ、と言わんばかりに胡坐をかいた喜勇の膝の上を跨いで腰を下ろす。ぱっかり開いた惇嗣の足の間でザーメンまみれのチンポと、バキバキに勃起したままの喜勇のチンポが触れ合って擦れた。
「っん、ぅう゛…っ♡お前のチンポ気持ち良かったから♡」
「あのな惇嗣、ッ」
「もっかいケツにぶち込んでほしいなーって♡ぁ゛あ♡」
ぐいぐい腰を押し付けてチンポを擦り付ける動きは確かに男が挿入した時の動きなのに、惇嗣の声はチンポを欲しがり甘く媚びが混じる。ぬちゅ♡にじゅ♡と自分が吐き出したザーメンを絡ませて、一回りも二回りも大きく感じるチンポに亀頭を擦り付ける。
「ぁは♡…ぁう゛♡な、喜勇♡」
「くっそ、わかったよ……ッ!」
喜勇の腕が体に巻き付き、ごろりとその場に押し倒される。抵抗もせず押し倒された惇嗣の上で、忙しなくシャツのボタンを外し、スラックスも脱ぎ捨ててパンツ一枚になった喜勇が伸し掛かってくる。
「ローションは?あるんだろ?」
「引き出しの一番下」
「ゴムは?」
「いらね、俺のサイズだしどうせ入んないだろ」
矢継ぎ早に会話しながら喜勇が体を伸ばしてベッドのすぐ横にある引き出しを開けて、いつもオナニーで使ってるアナル用のローションを取り出してくる。慌てているせいで引き出しが上手く閉まらず、ガタガタ音を立てているから惇嗣が喜勇のチンポを握り込む。惇嗣の上で体を伸ばしているせいで、胸の辺りで勃起したそれがぶらぶら揺れていたからだ。
「いいから早くしろって♡」
「お前ゴムはさぁ、」
「いいから♡」
まだ何か言いたげな喜勇を黙らせるため握ったチンポを扱く。息を詰めた喜勇は結局引き出しを最後まで閉じることなく、開かれたままの惇嗣の足の間に戻ってきた。目の前でローションを出してヌトヌトになった喜勇の手が、惇嗣のアナルに塗り付けられる。
「んんぅ゛ッ♡」
「え、グズグズじゃん」
「きゆうが舐めたからあ♡」
「そーだけどさ、直接は触ってないのにこんな?マジで?」
「い、ッぅぐ♡ふぅ゛うう♡♡ッおぉ゛……♡♡」
喜勇が興奮して雑に指を突っ込んできても、痛みどころか快感しか感じない。蕩け切った腸壁が、ようやく直に触れてもらえる歓喜に慄いて指を締め付けているのが分かる。指を入れられているだけでまた昇りつめそうな気配すら感じて、惇嗣は膝で喜勇の腰を撫でた。
「は、はやく♡はやくして♡」
「ん、ちょっと待って。まだ」
「ぁひッ!♡♡お゛ッ♡ぁ゛ふっ、ひ…ぃ゛♡んんッ♡」
ぐりゅ♡と指が腹の中で回る。性急に拡げるだけの動きで中を嬲られ、いい所に触って欲しくて勝手に腰がくねった。刺激を欲しがって指に吸い付くアナルは、二本目の指も従順に受け入れる。
「い、ッぅぐ♡ぅ゛うう♡♡ぅ゛、ッうう゛…♡」
「痛い?」
「…ったくないぃい゛♡ぁはあ゛ッ…♡♡ぁ゛うっ、んぁあ゛♡」
アナルを解していた指が引き抜かれ、ローションをかけた喜勇のチンポが押し当てられる。指よりも太い亀頭がぐぬぅ♡とゆっくり侵入してきて、思わず腰が浮き上がるほどの快感が走った。アナルの皴が伸び切り、ほんの僅かにピリピリとした痛みも感じるがそれすら気持ち良かった。
「お゛っ♡ぉお゛っ♡きたぁ゛♡チンポきもぢぃい゛……ッ♡♡♡」
「はーっ……すっげぇな……」
喜勇が感じ入った声を漏らして、体を倒してくる。ぎゅう♡と頭を抱え込むように抱きしめられて、鎖骨の辺りに直接頬が触れた。しっとりした肌から、ドクドクと激しい鼓動が伝わってくる。汗と制汗剤が混じり合った匂いが、惇嗣の鼻腔から脳に染み渡った。視界が陰ってほぼ肌色一色になり、喜勇に抱き込まれていると如実に実感させられた。
(あ……♡これこれぇ♡すきぃ…♡)
ケツの中を巨根でいっぱいに拡げられ、大きな体に動きを封じられている。まるで、自分の全部が喜勇に征服されているような錯覚。勃起チンポを頬張った肉壁が、雄を歓待して包み込み締め付ける。熱くて硬いチンポに押し返され、ゾゾゾォ♡と悪寒じみた快感が惇嗣の腰を蕩かせた。そしてそれは同時に、惇嗣から理性も奪っていく。
「きゆう♡もぅ、動いて♡ケツマンコにして♡」
動かない喜勇の腰に足を巻き付けて、もぞもぞと腰を揺する。少しだけ角度が変わって腸壁をわずかに押し込まれると、それだけでじゅわりと甘い熱が広がっていった。
「まだダメだろ、っ、動いたら痛いかも」
「痛くない♡痛くないからぁ♡♡」
喜勇の腰に回した足に力を込めて、もっと強くと強請る。それでも動かない喜勇に焦れて、惇嗣は自分から腰を揺すった。ねっとりとした動きで腹の中をかき混ぜ、頭の先まで痺れるような快感が突き抜ける。だがそれだけじゃ足りない。もっと強い刺激を求めて、勝手に腰が動いてチンポを締め付ける。
「あー…ッ♡あ゛♡っは♡はっ♡♡あ、はぁ、う、うぅ゛う♡」
「惇嗣ッ♡」
「だめっこれ、ッ♡♡ん゛はっ♡…チンポいいッ♡お゛っ♡お゛っ♡♡」
とうとう喜勇が緩く腰を動かし始めた。長いストロークで、浅い所から奥までぬっ…こ♡ぬぅ…っこ♡と擦られる。カリ首がアナルの襞に引っ掛かる度に痙攣して窄まり、チンポに押し返されて緩むのを繰り返した。甘ったるいシロップに全身を浸されるような緩くも重たい悦楽が延々と続き、溺れそうな心地になる。
「ん゛はっ♡う、ッく、ふぅ゛う……♡ぁ゛はッ♡ぃぎッ♡♡ぃ゛う……ッ♡♡♡」
もっと強く突いて欲しくて喜勇の背中に手を回してしがみつくが、喜勇はその手を受け止めながらもゆったりとしたピストンを続ける。奥までチンポを挿入し、抜けるぎりぎりまで腰を引く。そしてまた、奥までチンポをねじ込んでくる。すっかりチンポに慣らされた肉筒は、入れられる時には緩く纏わりついて受け入れ、抜けていくときには追い縋るように締め付けてチンポを愛撫し、ぬち…っ♡ず…ちゅっ♡とローションの粘っこい音が結合部からひっきりなしに響いた。
「きゆぅ♡もっと突いて♡奥ッ♡奥して♡」
「してんだろ……っ」
「ぉお゛ッ…!!♡♡ぁあ゛ー……!!♡♡」
ぐりゅん♡ぐりぃ♡と奥まで入れたチンポの先が捏ねるように動き、電流のような強い快感が体を突き抜ける。仰け反ってその感覚に耐えた惇嗣の頭を両手で挟み込むようにして喜勇が間近で目を合わせてきた。奥歯を噛み締め、必死に性欲を押さえ込んだ雄の顔。そんな趣味はないはずなのに、その目で見つめられて惇嗣の胸がきゅう♡と疼く。
「惇嗣、俺のチンポの形覚えて」
「ぇあ゛♡は、ぁあ゛あ゛……ッ!♡♡ッん、んぉお゛ぉ゛……ッ!♡」
目が合ったまま、ずにゅうう♡と腰が引かれる。カリがアナルの縁を引っ掻けて、抜ける、と惇嗣が思った瞬間、じゅぷうう♡とチンポが押し込まれてくる。
「お゛♡おぉ゛ッ♡ッ、きゆう♡ぅ゛ッんんん゛…♡♡」
「気持ち良さそうな顔してんな、お前」
ゆっくり、じっくりと抜き差しを重ねられ、腹の奥で煮詰められた悦楽の水位が少しずつ上がっていく。ただただ緩慢に孔内を犯されているだけで前立腺を当て掘りされてるわけでもないのに、気持ち良くて仕方ない。目を合わせたまま腰だけを動かす喜勇に言われて、必死になって頷いた。
「ぎぼぢぃ♡きゆ、の♡チンポぎもぢぃい゛……っ♡♡あ、ぁあ゛ッ!♡おッぉ゛おお……ッ!!♡♡♡」
「トロ顔すげえエロい♡」
「んぁあ゛♡ッお゛……!♡あ゛っ、あ♡お、ひっ♡♡んぃ゛い……ッ♡」
ずちゅ♡ずちゅ♡とローションが泡立つ音がして、それに合わせて腹の中をかき混ぜられる快感がどんどん増していく。一定のリズムでチンポを抜き差しされ、奥を突かれる度に甘ったるい快感が更に嵩を増す。
「あ♡……はぁっ♡は……ッ♡♡~~ッ♡~~ッッ♡♡♡あ、ッひ♡ィ゛いっ……♡♡」
腹の奥の方がじわぁ…♡♡と熱くなってくる。熱は体中に広がっていき、視界が白んでメスイキの予感を惇嗣の脳裏に突き付けた。一突きごとに膨れ上がる気持ち良さが、惇嗣の中の大きな堰を破壊して溢れそうになっている。
「ぁ゛♡待っ♡きゆ、きゆ♡待ってイきそ♡ぅ゛…、イく♡メスイキす、る…ぅ゛♡」
(あ……♡これ♡やばい……♡イくイくイく♡)
ぐうう♡と仰け反る惇嗣の肩を掴み、喜勇が強い力で押さえつける。反って逃げる腰を捕まえて、また奥までチンポを押し込んでいった。
「いいよ、イって♡」
「お゛ッ♡……ぁ゛ッ♡♡お゛ッぉおお゛ぉ♡♡♡っ、いぐぅううッ――!!!♡♡♡」
ケツで巨根チンポを食い締めたまま、惇嗣はメスイキを迎える。意識さえ攫っていきそうなほど激しい絶頂感と、全身を包み込む大きな多幸感。呼吸すら止まりそうになりながら、目の前の喜勇にしがみついた。
「あ゛っ♡これむり、む、無理、ィ……あ゛♡お、ひっ♡♡は……♡ふぁ……、ッ……♡」
「あ゛ー……ッ、ケツん中うねってんのすげぇ分かる。俺の形覚えた?」
「っお゛♡お゛♡おほッ♡覚えたッ♡ぁ゛……きゆぅの♡かたちになった♡」
法悦を受け止め損ねて体が強張る度に、腹の中のチンポを強く締め付けて引き攣るように蠢動しそれがさらに快感を呼び戻す。長く続くメスイキにまともな思考が奪い去られ、泣きじゃくるような短い呼吸を繰り返した。
「うぅ゛う~~……ッ♡♡おぉ゛、ッあ……♡」
「惇嗣、メスイキ気持ちいなぁ♡」
喜勇の手が優しく頭を撫で、間近で囁かれる。チンポでメスイキさせられる様を最初から最後まで見られていた羞恥と、嬉しそうな顔で頭を撫でられる幸福感に同時に胸を満たされ惇嗣は片手で自分の顔を隠すしかできなかった。
「も……♡こっち見んなってぇ♡」
「やだよ、顔見たい」
絶頂感が落ち着いてきても、まだ体の痙攣が止まらない。体の中で快感が渦巻いていて、出した声にはいまだ媚びた甘さが色濃く混じる。喜勇に手を掴まれて顔から離されると、指を絡めて床に押し付けられた。
「力抜けた?全部入るかな……」
「ぜんぶ?♡何♡もう奥まで入ってるって♡」
「っふー……いくぞ」
力の抜けきった惇嗣の体を折り曲げるように、喜勇が体重をかけてくる。その重さにすら感じ入ってしまいそうで、思わず腰が引けるが逃げることは許されない。惇嗣の感覚では、もう腹の奥までみっしりと喜勇のチンポが突き刺さっている。けれど喜勇は全部入っていないと言う、メスイキ直後でふわふわしている頭でその意味を考える前に、ぱちゅん♡と腰が叩きつけられた。
「ッぉ゛ん゛……――ッ!!?♡♡♡♡」
尻に喜勇の鼠径部が押し当てられて、さっきまでの緩やかなピストンではチンポが本当に全部収まっていなかったのだと体で思い知る。内臓と共に、ごりゅん♡と奥の結腸口も押し上げられるような圧迫感に襲われた。惇嗣の体が、喜勇に組み敷かれたまま声もなく硬直した。今まで感じたことのないような衝撃に呼吸が止まる。
「う、ッく、ふぅ゛う……♡はふっ♡はっ♡はひ♡……んぎッ♡ぃ゛♡♡お゛っ♡」
腹の奥から脳天までを一気に電流が駆け抜け、先程の緩やかなピストンで少しずつ暴かれたメスイキの絶頂まで一瞬で引き上げられた。その感覚は尾を引いていつまでも惇嗣の体を苛み、圧迫感に喘ぐ体を絶頂で留め続ける。
「全部ッ、入った、ぁ……♡」
結腸弁を押し上げられただけで絶頂したのだと自覚した瞬間、欲にまみれた喜勇の声が降ってくる。同時にまたもごちゅん♡とチンポで奥を叩かれ、今度は声も出せずに絶頂した。
「ッぐぅ……ッッ――!!♡♡♡」
(あ……♡これ♡しぬかも……♡奥の奥までチンポ入ってる♡)
仰け反って腰を逃がそうにも喜勇の体重で押し潰されて、身動きも取れない。アナルはチンポを食い締めたまま痙攣し、結腸弁がちゅう♡ちゅう♡と亀頭に吸い付いてしまっている。
「は……ッ、はぁ……っ♡すっげぇ締まる……♡」
「ぃ゛ッ♡ぁは♡はー…っ♡はー…っ♡♡きゆ♡待って♡待ってぇ♡」
「お前奥してって言ったじゃん♡」
「ぃい゛ッ♡ぁい゛…ッ言った♡けどぉ♡ぉおお゛……っ♡♡」
「じゃあ止める?」
ずるぅう…ッ♡と腰を引かれ、浅い場所でピストンされる。締め付けの強い肉の輪を、にゅくにゅくと押し拡げられながら擦られるのも気持ちいい。けれど、一度奥まで暴かれる快感を知ってしまった腹の底が寂しく疼いた。
「お゛ッ♡奥♡ぅう゛……っ♡♡」
「奥?」
焦らすようにチンポが抜かれていき、喪失感にアナルがヒクつく。腹に力を入れて締めると、カリ首が引っかかるのがよく分かった。
「お゛♡ほ……ぉ゛ッ!♡」
「奥がいいの?」
「ぉ、おく♡奥にチンポほしぃい……っ♡♡」
媚びた声でねだると、喜勇が腰を進めてくる。熱く蕩けてぐねぐねと蠕動する肉筒を、硬い亀頭が押し拡げながら奥まで侵入し結腸弁を押し上げた。そのまま亀頭で捏ねるように腰を回され、じゅぱっ♡ぐぢゅんッ♡♡と粘着質な音が腹の中から響いた。
「きもぢぃいい♡い゛っ、ぎッ♡お゛ッ♡チンポおぐまでッ♡ひぐッ♡♡」
喜勇の腰の動きが段々と激しくなっていく。上から突き下ろすように腰を打ち付けられて、その度に結腸口を亀頭が突く。嬲られる肉壁は健気にもチンポを締め付けて愛撫するのに、全身を貫くすさまじい快感で惇嗣は喜勇に押さえつけられたまま喘ぐことしかできない。
「惇嗣、ッ惇嗣……ッ好き、だ」
「ぎッ♡ぅ゛ぐ…ッ♡♡ぁ゛♡あっ、あ゛っ、あ゛♡う゛ぅう……♡お゛ッぉほおお゛ぉ♡♡」
結腸弁を亀頭で叩かれ、かと思えば前立腺をカリ首の段差で引っ掛けるように擦られる。腹の中から響くいやらしい音と喜勇の荒い息遣いに耳まで犯されている気がする中で、零れ落ちるように喜勇が呟いた。言葉の意味が脳みそに溶けた瞬間、強い法悦が背中を駆け上がった。
「ッお゛♡ッ♡ん゛、ぅ゛う、うぅう……ッ!!♡♡お、お゛ッ♡♡ほ……ぉ゛ッ♡」
「惇嗣っ……!♡」
「う、ッふぅ゛う゛…♡ぉ゛ん゛っ♡♡ぉお゛、ッん゛♡♡ぉ゛ッ♡」
激しいピストンによって結合部からはローションが泡立ち溢れ、尻を伝って垂れていく。その滑りを借りて更に抽挿が激しくなり、喜勇の告白に応えることもできず獣じみた声を上げながら快感を貪ることしかできなかった。
「ぁ゛♡お゛ッ♡またッくる♡……くるッ♡♡おぉ゛、ッあ……!!♡♡」
「っぐ、ぅ……ッ!♡」
絶頂の予感に全身が強張り、アナルがチンポをきゅんきゅん♡と食い締める。腹の奥から湧き上がってくる快感の熱波に揉まれて、目の前が真っ白になる。
「あ゛♡ぉ゛おッ♡♡いぐ……――ッッッお゛!!♡♡」
「ぉれも……イクッ、ぅ゛――ッ!♡♡」
どぷッ♡びゅるるるるっ♡♡と、腹の奥に熱いものが吐き出された。その熱にまた絶頂に押し上げられ、惇嗣は全身をぶるぶる震わせながらメスイキの快感に酔い痴れた。
「んぎッ♡ぃ゛♡イ゛っでるがらぁ゛ッ♡♡ッほぉお゛♡♡ぁ゛ふっ、ひ……♡♡」
「ん゛、止まんねぇッ」
「メスイキッ♡ぃぎッ♡キてるからッ♡ぁ゛っ、あ゛♡腰ッ止めでぇ♡♡」
喜勇が射精している間も結腸口をぐりゅん♡ぐりゅん♡と捏ね回されて快感が引かない。長い射精の間ずっとメスイキが続いて、もう自分がどんな状態なのか分からない。ほとんど泣き声混じりに言いながら喜勇の肩を掴んでも、上から体重をかけられていては押し退けることもできない。
「ッ♡ぉ゛っ、ほぉおお……♡♡」
「あ゛ー……めっちゃ出た♡」
喜勇が長い射精を終えても、まだ惇嗣の絶頂は終わらない。ずっとイキっぱなしで頭の中まで痺れて何も考えられない。ただ気持ちが良くて幸せだった。
「惇嗣……」
喜勇が上体を倒してきて、その重みを受け止め喜勇の背に腕を回した。自然と顔が近づくまま喜勇から食らいつくように口付けられる。舌と舌が絡み合い、唾液を交換しながら何度も角度を変えて口付けを繰り返した。その間も喜勇のチンポは惇嗣の中で硬度を保っていて、キスの快感で甘い衝動が腹の奥に溜まっていく。ようやく唇が離れていった時にはもう息も絶え絶えで、それでもまだ足りないというように互いの唇を銀糸が繋いだ。
「ぁふ……ぅ゛♡お゛、ん゛♡」
ぬぽぉ…ッ♡と喜勇のチンポが引き抜かれていく。まだ抜かないでと追い縋るアナルが収縮して締め付けるが、長大なチンポを咥え込んでいたそこはすぐには閉じきらず、ぽっかりと開いたままヒクついている。喜勇が体を起こして離れると、汗ばんだ体がスッと冷えて寒く感じた。
「んで、……いつから……?」
「……え?」
さっき閉められなかった引き出しを閉じた喜勇が、引き出しの上に置かれているティッシュを持って戻ってくる。いまだぼんやりと寝そべったままの惇嗣が問いかけると、不思議そうな顔をしてからあ!と大きな声を上げた。片手で自分の口を覆い、惇嗣から少しの間視線を逃がして観念して戻ってくる。
「俺、言った?」
「聞いた」
チラチラと開いた足の間に喜勇が視線をやるから、惇嗣も起き上がる。喜勇の手元からティッシュを何枚か奪って、ケツとチンポを拭うと脱ぎ散らかしたスウェットをケツに敷いて座った。なかなか喋り出さない喜勇を待ちながら、テーブルの上に置き去りにされていたビールに口を付ける。ぬるくなっていたが、散々喘ぎ散らして乾いた喉を潤すには十分だ。
「……大学、卒業ぐらいから……?」
「は……?」
ゴキュ、と喉が変な音を立ててビールを飲み下した。かろうじて噎せることはなかったが、二口目も安全に飲めるとは思えなかったのでいったんテーブルに置く。
二人とも今年で二十四歳だ。ほぼ二年前から、喜勇は惇嗣に片思いをしていたことになる。その間、仲の良い友人たちと一緒に遊んだり、時には二人で何度も遊び回った。
「卒業旅行、温泉入ったな」
「いいもん見せてもらいました……」
「お前あの時チンコブター参加しなかったのって……」
「勃起したらシャレになんないじゃん?死ぬほど笑ったけど」
「メイちゃんは……」
「あっちが好きだ付き合ってくれっていうし、さ……結局チンポ入んなかったし」
「あ!お前こないだの金沢旅行ん時!」
「あれはわざとじゃない!寒かったの!マジで!」
思いつくまま問えば、観念したのかあっさり答えてくれる。半年前に別れた彼女の名前を出しても、悪びれる様子もない。2ヶ月ほど前に行った二人だけの旅行で、朝起きたら同じ布団で寝ていたことを思い出して声を荒げるとそれは違ったらしくすぐさま弁明された。
「全然脈ないと思ってたからさあ、俺嬉しかったんだけどなあ……」
「あー……ね」
「お前は俺のチンポにしか用事なかったみたいだしさぁ……」
形勢が逆転して、惇嗣は詰められる気まずさに視線を逃がす。喜勇は意を決して視線を戻したが、下心しかなかった惇嗣は戻せない。
「いやあ、いい友達だと思ってますけどぉ?」
「友達ぃ?」
ぐいぃと体を傾けて顔を覗き込まれ、反対側に顔を背けても追いかけて来られて仕方なく視線を合わせる。
「そう。突拍子もない事に付き合ってくれるじゃんお前いつも」
「そりゃあ?惚れた弱みもありますからぁ?お前と遊ぶの楽しいしぃ?」
「だろ?」
んふふ、と二人して笑うのが照れ隠しのようなものだとお互い気付いていた。ゆっくり近づいてくる喜勇の顔を押し退ける気にもならず、少し顔を傾けてその唇が押し当てられるのを目を開けたまま受け入れる。触れ合った唇がどちらからともなく開き、喜勇の唇の奥から濡れた舌が差し出されて惇嗣の口内を舐め回していく。這い回るその舌を追いかけ、惇嗣が自分からも舌を絡める。お互い見つめ合ったまま舌の表面を擦り合わせながら、時折舌先を吸ってやると喜勇がくぐもった声を漏らした。その声を聴いて惇嗣の口元が緩く笑んだのに気付いたのか、眉間に皺を寄せた喜勇の腕が伸びてくる。
「ん♡」
「ふは……ッ」
ぐううううう……ッ、と腹の音が鳴ったのは二人同時。思わず口を離して、笑ったのは惇嗣が先だった。喜勇もつられて笑い、わざとらしく大きいため息をついた。
「ムードがねえ!腹減ったぁ!」
「先に飯食おう。途中だったし」
「そーする。お前何すんの」
喜勇が放り出していた割り箸を手に取り、惇嗣は立ち上がった。ケツに敷いていたスウェットを持ってユニットバスの扉を開ける。その背中に声をかけられて振り返ると、喜勇が箸を持ったままビールを呷っていた。
「お前のザーメンケツから出すの」
「んぶっ!?ぐっ、……ッゲホ!!」
噎せ返る喜勇にゲラゲラ笑いながら、ユニットバスの扉を閉める。驚いた顔を思い出して笑いながらシャワーのコックを捻った惇嗣は、すっかり魔法のオナホの事を忘れていた。
喜勇が転がっていたオナホで悪戯を始めるまであと5分。
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