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第4話 暴君の跪きと、教室での公開告白
次の日から永遠は反抗した。
昼に誘っても意地でも来ないし、放課後も家に来なかった。
学校や教室、道端で殴るわけにも、引きずって行くわけにもいかず、万里はイライラした。
永遠はまたあのクラスメイトたちと連み始めた。万里はついに堪忍袋の尾が切れた。
席に座る永遠の前に立った。
「なあ、永遠。話がある」
永遠はビクンと体を震わせた。
周囲から万里に対して非難の声が上がった。
「影山さぁ、永遠のこといじめてんの? たまにこいつが頬を腫らしてんのってお前のせいだろ?」
万里は大声で言い返した。
「永遠のこと呼び捨てにしてんじゃねぇっ!!
こいつを好きにして良いのは俺だけだっ!!
永遠、良い加減に機嫌直して、こっち戻って来い!」
永遠は驚いた。機嫌? そういう問題だと? 僕の我儘ってこと? 万里の認識はその程度だ。永遠は眩暈がした。
「永遠、影山は放っておいて、もう行こうぜ? 今日みんなで俺んちでさー……」
万里は永遠の腕を引き、抱きしめた。
「あっ?! や、やめて……お願い、万里くん……」
「話がある。もう殴らない。行くぞ」
永遠は引きずられて行った。
「やれやれ……影山ってあんな奴だっけ? もっとクールな奴だと思ってた……てか、永遠のこと好きすぎるだろ、あれ。わかってないのは本人たちだけだろ? アホくさ」
──────
万里は廊下で立ち止まると、永遠を愛おしそうに抱きしめる。
永遠は勇気を振り絞って万里に話した。
「万里くん、僕怖いよ……もう叩かないで……」
万里は永遠をギュッと抱きしめた。
「もう……絶対叩かねえから、どこにも行かないで……キスしろ……今日は優しいやつ……」
永遠は万里を見上げると唇を重ねた。
『チュッ……チュッ……』
「万里くん……どうしたの?」
「永遠……お願い……叩かないし、怒鳴らないから今ヤりたい。お願い……お前とセックスしたい」
「い、痛くしないなら……いいよ」
永遠はつい許してしまった。言ってから気付いた。しまった……自分から進んでセックスに応じてしまった……
「まじで?……良かった。もう俺お前いないと生きていけない」
「お、大袈裟だよ……けど、早く彼女見つける努力してね……? 僕は……」
万里は再度永遠にキスして言った。
「彼女なんか探すわけないだろ?
お前がいないとダメだっつってんだよ!」
「ねぇ、万里くん……ここ廊下……人が見てる。こんなところでキスとか抱きついたりするのやめてぇ……」
「寧 ろ好都合だ。誰もお前に手を出させない」
ああ……万里がおかしくなっていっている……まずい……
──────
プール裏へ連れて行かれて優しくキスをされた。
「あ……万里くん、もう服脱ぎたくない」
「全部は脱がさない。嫌なことはしないよ」
そう言うとブレザーのボタンとシャツのボタンを外し、現れた小さな突起に吸い付いた。
「あぁ、可愛いなぁ……お前の乳首まじ美味え」
そういうと吸って、舐めて、指で弾いて……永遠はズボンの中で勃ち上がり始め、苦しそうだ。
「お前、ズボンパンパンじゃねえか。扱くから出すぞ」
永遠の欲望をずるりと引っ張り出すと力強く扱きはじめた。先端からは透明の液体が溢れ、扱くのに合わせてグチグチと音を立てていた。
「やぁん……まえだけじゃいや……お尻にほしい……」
万里は理性が飛びそうだ。自分も永遠もズボンを引き下げ永遠の後孔に怒張を擦り付けながら言った。
「欲しいのはこれか? 待ってろよ。解したらすぐぶち込んでやる」
手にオイルを垂らすと万里は丁寧に解しはじめた。
「お願い……もういいから……いれてぇ……」
永遠を後背位にさせるとゆっくりと挿入し始めた。
「もう我慢出来ねえ……ああ……這入るぞ……お前ん中やべぇ……あっくっ!!」
「あぁん……! ばんりくん……ばんりく……おおき……すごいっ……」
『パンパンパンパンっ……!!』
肉と肉がぶつかる乾いた音がした。永遠を表にひっくり返し返して、両の太ももを抱えるとガツガツと腰を穿った。そして永遠に何度も何度もキスを強請った。
「永遠……キス……もっとキス……」
永遠は意識が飛びそうなのを堪えて万里に応じていた。
「ばんり……もう……ぼく……ごめ……」
永遠は遂に意識を手放した。
万里は意識のない永遠を何度も何度も犯した。
──────
「永遠? 起きた? 良かった……なかなか起きないから心配した……もう放課後だからさ、帰ろうか?」
「そんなっ?! 授業!!」
「ごめん……今日は失神させちゃったから、次から気をつける」
「え……? 次って……もう……今日で終わりでしょ……?」
「何言ってんだよ? 殴らないって言ったら、良いって言ったよな?」
「っつ……言ったけど……今日はって言う意味で……」
「何訳わかんないこと言ってんの? 帰るぞ」
永遠はギクリとした。
「ねぇ……もう万里くんの家では無理……出来ない、僕死んじゃう……」
「今日はもうしねぇよ。そこまで鬼畜じゃねえ。明日休みなんだ。週末は一緒に過ごすぞ」
すると永遠の手を引き、連れて帰ると、永遠を抱きしめて眠ってしまった。
永遠は戸惑った。万里が永遠を離したがらないのはいつものことだ。けれど、こんなに優しいのは逆に落ち着かない。
──────
週末はずっとベタベタされて、ほとんどの時間を裸で過ごさせられた。
「万里くん……僕エッチなことはもうしたくない……体が保たない。」
「優しくするからさ。あんまり負担にならないように気持ちよくさせてやるよ」
万里には止める気がない。
「学校でしたくない……」
「それは永遠の我儘だろ? じゃあ、どっか人の来ない場所探そうぜ。俺、昼にお前とやっとかないと気が狂う。お前不足で無理」
──永遠の我儘……なのかな……
──────
「おい! 永遠……」
「永遠! こっち」
「永遠! 永遠……」
学校での万里の束縛は激しくなった。
クラスにいる時でもいつも呼びつけて隣にいさせて、もちろん昼休みも放課後も独占する。
「あの……ね、万里くん、僕あんまり目立ちたくないんだよ……君といると物凄く目立つんだ……だから学校では一緒にいたくない、ごめん」
「へぇ、じゃあ、もっと目立つことしてやろうか? クラスみんなの見てる前でキスとか……」
「やっ?! それは……ごめんなさい、許してください」
万里はニヤついた。
「永遠、俺の膝の上に座れ。俺の方を向いてからだ。」
「っ?! やだっっ!! なんでそんなっ!!」
「キスするか? どっちが良い?」
「……座る」
永遠はクラスメイト全員の見てる前で、万里の膝に座り、顔を万里の胸に埋めて泣き出した。
クラス中がガヤガヤとざわついた。
(きゃっ?! 何あれ!)
(うそぉ! 倉木くんが影山くんに抱っこされてる)
(うわっ、マジかよ……ついにか……)
(ついにって何?)
(いや、影山って永遠のこと好きすぎっしょ。わかりやすすぎ。)
(あ、そうなん?)
(何か無理矢理付き合わせてるみたいで可哀想だけど……)
「お願い……万里くん……おろして……みんな見てる……もうやだあ……」
「嫌、これからは呼んだら教室でも膝に座れ。でないとキスするからな」
──────
相変わらず永遠は万里にプール裏で抱かれている。
「ふっ……つ……あん……ふっ……ふっ……はあはあはあ……あぁん……ばんりぃ……もっとお……」
「お前エッチの最中は素直だよな。可愛いっ! 可愛い。くっ……もう出る……永遠っ出る!!」
「ばんりぃ……ぼくも……いっちゃ……いゃあん……!!」
──────
「お前さ、良い加減抵抗するのやめろよな? 可愛くねーぞ? お前が甘えてきたらもっと可愛がるのに」
永遠はゾッとした。
「あの、万里くん、何度も言うけど……彼女探して? 僕は教室で目立ちたくない」
永遠は意を決してあの言葉を言う。
「万里くん、僕。君のこと『好きじゃない』んだ。だから無理なんだ」
「は? ふざけんなよ? お前いつも俺のこと見てたじゃねえかよ? あれはなんだったんだよ? 思わせぶりか? お前自分が綺麗だからって……俺誘惑されて、弄ばれたのかよ?」
「万里くん……言ってることがめちゃくちゃ……」
「はあ……好きじゃなくてもいい。側を離れるな。許さない」
万里は永遠を押し倒すと再度大股を開かせ既に大きく育った男根を挿入し、悦がり狂わせた。
──────
「永遠、お前、影山から脅されたりしてんの?」
「……うんん、何で?」
「えっ?! じゃ何で言うこと聞いてんの? 好きなん?」
「へ? 好きではない……と思うけど……何で言うこと聞くか……? わからない……」
「それ、普通に言うこと聞かんで良いんじゃない? 意味わかんない」
「そうだよ……無視しちゃえば良いじゃん。今度連れて行かれそうになったらみんなで止めるし」
「わ、わかった。今日断ってみるよ……」
「永遠ぁ、昼行くぞ。今日お前の弁当── 何? 何か用?」
「影山さぁ、永遠に無理強いすんのやめなよ。永遠には永遠の気持ちとか生活とかあるんだからさ、それ踏み躙んなよ?」
「本当だよ! 万里、あんた何で永遠くんにそんな執着してんの? 好きなの? だったら堂々と告りなよ? 脅して無理矢理一緒にいさせて……恥ずかしくないの?」
万里はいっ時黙った。そして口を開いた。
「永遠、悪かった。強制したりしないから、自分の意思で俺のところに来て欲しい。
俺……お前がいないとダメなんだ。……お前が好きなんだ。誰にも渡したくない。お願い。一緒にいて欲しい」
「うっわっ!! 影山、こいつまじで永遠に告ったぞ?! やべーーっ!!」
「俺らからしたら、いまさらだけどな……で、永遠はどうすんの? こいつ許すの? 振るの?」
告白? 許す? 振る? 僕が万里くんを? ありえない ──どうする?
……万里くんが僕を……好きって言ったの?
「あ、の、万里くん……ぼく……ぼく……ふぇぇん……ひっく……ひっく」
万里は永遠に駆け寄って抱きしめた。
「答えなくていい。ごめん。出来れば側にいて欲しい。もう叩かない。お前が大事なんだ」
永遠は泣き続けた。
永遠は自分を見据えて好きだと言ってくる万里を見捨てられない、万里をまだ好きかもしれない。側にいたいと思った。
──────
万里は認めた。永遠が好きなのだ。永遠がいないと駄目なのだ。永遠を離したくない。永遠と一緒にいたい。
「永遠、酷いことはしないよ。努力する。俺、何でも上から目線らしいから……しかも勘違いしてることも多くって……でも、永遠は本当に俺のこと好きじゃないの? いつも見てたろ?」
「……ずっと好きだった。けど……酷いこといっぱいされて、今はわからない。でもまだ好きなのかな……万里くん見てると胸が痛い。抱きしめて欲しい……本当は優しくして欲しい」
万里は永遠をきつく抱きしめた。
「あの……ね? 万里くん……ここ教室だから……その……みんな見てて……やっぱり僕恥ずかしくって……」
「ごめん、それには少しずつ慣れて? 俺、永遠のことになると抑えられそうにないから」
そう言うと万里は永遠の額にキスをした。
(えっ?! 影山こんな奴?! まじかよ……)
(えーっ!! 私万里くん好きだったのにショックだよ〜倉木くんだなんて……)
(倉木大変だな……あれ、相当嫉妬深いし、束縛酷いぞ)
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