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第5話 入れる方
「入れる方でお願いします。」
「わかった。解すの、手伝って。」
ローションの瓶を取り出した。合間合間に優しく抱き寄せられる。気持ちが昂って愛しさが溢れて来る。こんな気持ちは初めてだ。綺麗な形のいい尻を撫で回す。ミカドにもペニスがあるのが感動的だ。勃ちあがった意外と大きい逸物を握る。
「ああ、気持ちいい。出そうだ。摩利彦も一緒にイコう。」
すごくエロい声で耳元で囁く。
「俺も出ちゃうよ。我慢出来ない。
イク、イクッ。」
ミカドが素早く咥えて飲み干してくれた。尿道の奥まで吸い取られて腰がガクガクする。
「イッチャッタからもう入れられないね。」
「あら、一回で終わり?育ててあげるわ。」
気持ちいいフェラチオでまた、硬くなり始めた。抱き合って愛撫すると愛しさが募って来る。
風呂から出て濡れた身体を大きなタオルで抱き取ってくれた。摩利彦もミカドをタオルで包む。
大切な身体だ、と思った。
今までセックスは陳腐なものだと思ってきた。
入れて、擦って、出す。終わったら、白けた気分で服を着る。
こんなものならやらなければ良かった、という後味の悪さ。出すだけなら一人で十分だろう。
今夜は違った。
上手に解して柔らかくなった後孔に、ゴムを被せた逸物をあてがった。亀頭がぬるっと入っていった。
「痛く無い?」
「大丈夫。痛くない。気持ちいい。」
確かに気持ちよさそうに奥まで入れようとする。
「はぁ、すごい。こんなにイッタらプロじゃないわね。本気になっちゃう。」
ミカドの中に出して天国かと思った。ミカドも身体をビクビクさせてイッタと思う。
二人で抱き合って少し眠った。
(セックスってこんなに感動的だったんだ。
父さんはこの人を抱くんだ。
俺,まずい事したかな。)
それでもこんな気持ちいいセックスが出来たのが嬉しかった。
相手が男だったからなのか?
(俺は男が好きだ!)
月夜見は以前から自分はゲイかもしれない、と言っていた。摩利彦は自分はバイだと思う。
(月夜見は自分の性癖をいつ自覚したのだろう?)
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