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第65話 モーテル
運転するタスクを見ていた。集中している横顔。
「何見てんだよ。やりにくいな。」
ちょっと照れた横顔がかっこいい。
「このまま、ホテルに入っていいの?」
「聞くなよ。どう答えたらいいんだ?」
摩利彦はどんな顔をしていいのか困った。
車ごと入れる駐車スペースで部屋を選ぶ。
「何か、好みの部屋はある?」
案内板の画面がずらりと並んでいる。あかりのついているのやいないのや。
タスクは慣れているようだ。摩利彦は都会のホテルは初めてだ。
「普通のシンプルな部屋でいいよ。」
「わかった。」
案内板の前で車の窓から何か操作する。
金を入れると小さな扉が開いて鍵が出て来た。
車を動かしてキーについた番号へ進む。
通路が細く、突き当たりに止まると、車ごと屋内に入った。ここまで誰とも会わない。
車から降りて目の前にあるドアの鍵を開けた。
シンプルなデザインのシティホテルだ。エロい部屋じゃなくて良かった。
ドアを開けて、我慢できずに抱き合った。二人で手を繋いで部屋の中に歩いて行った。
大きなベッドがある。ソファに崩れ落ちるように座った。貪るようにくちづけ合う。
さっきからの不完全燃焼の欲が激しく求め合う。それが嬉しい。
タスクのサラサラな金髪に指を入れて頭を抱える。まるで逃がさないように。
摩利彦も金髪に染めているがツーブロックの内側は黒いままだ。髪が揺れてうなじが見える。
いつのまにかタスクが抱き上げられて、脱がされる。ベッドに落とされて巧みな指の動きに委ねてしまう。シャツを捲り上げて肌が晒される。
「きれいだな。」
敏感に立ち上がった乳首を吸われた。
タスクは少し抵抗して見るが、気持ちよさに抗えない。
ガチャガチャベルトを外す音。ズボンとブリーフを一気に下げた。摩利彦の男、が勢いよく飛び出す。
タスクも剥ぎ取られて下半身がむきだしになった。 こっちも、ブルンッと勢いがいい。
のしかかって腰を密着させて、摩利彦が二人のモノを合わせて扱く。
「あっ、そんな事!」
すごくエロい光景に興奮が増す。
ベッドヘッドの棚になんでも揃っている。
タスクは以前、女を連れ込んだ時に確認済みだ。
その時は濡れない女のためにあるローションだと思ったが、もしかして男同士で使うのか、と初めて納得した。
「風呂に入ろう。ゆっくり解してやるよ。」
摩利彦にサラリと尻を撫でられて、身体がピクンと跳ねる。
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