「月くん。大丈夫？緊張してるの？」 「えぇ…こんなに緊張するなんて初めてです」 「貴重な姿見れて私はラッキーね。ほら。行ってらっしゃい」 「はい」 そして会見が始まる… 「本日は私事でお集まりいただきありがとうございます」 「相手の方はどのような方ですか？」 「自分のことをよくわかってくれる誰よりも理解してくれる可愛い人です」 藤…いつも俺のこと一人の人間としてみてくれてありがとう… 俺の上部だけじゃない弱いところまで認めてくれてありがとう 「どのような家庭にしたいですか？」 「一緒にいていつも安らげる。自分が本当の自分で居られる大切な場所にしたいです」 それは藤。お前とでなきゃ作れないんだ… 「ちなみにお相手は昨日報道された方で間違いないですか」