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君の隣にいたいから 19

「ではどなたですか?」 一旦呼吸を整え記者を見据えた 「幼い頃からずっとずっとそばにいる人です」 …届いて… 「幼い頃に約束したんです。 二十歳の誕生日の日に迎えに行くから待っていてと」 藤…覚えてる?俺との約束…もう無効かな… 「同じ日に同じ場所で生まれてずっとずっと一緒に過ごしてきた自分のたった1人の大切な人です」 藤…聞いているかな?伝わったかな…画面を見つめながらいう。 「待たせてごめんね」

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