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第6話 呪いの子

「ネロ?」  呼びかけられてハッとした。訝しげな表情を浮かべたライオネルが、宥めるような抑えた声音で呼びかけてくる。  その胸をぐいっと片手で押し返して、オレは今度こそ身体を離した。 「すまない、そんなに嫌だったか……」  懲りずに背を撫でてくる大きな手を払いのけると、やっと気味の悪い悪寒が遠ざかっていった。  ようやく、息ができる。  心臓をじわじわと握り込まれるような不快感と共に、思い出した。抱き締められると無意識に身体が強ばっていく理由を、だ。  オレがガキの頃の話だ。たぶん、意図的に忘れようとしてた。印象の強いゼファーの記憶で塗りつぶしていた出来事だ。 「――ある奴隷のガキの話をしよう。そいつの村は流行病(はやりやまい)で全滅したんだが」  無計画に突然話し始めたオレに、ライオネルは無言のまま耳を傾けているようだった。こちらも思い出しながら話しているので、独り言みたいなものだ。 「ガキの母親は、息子を抱き締めたまま死んだ。ガキは一人残されたあと、死んで硬直した腕から抜け出して、村を焼いた。最後に生き残った者がやるんだと大人たちから教え込まれていたからだ。ガキは死体を燃やしてから街道沿いに歩き続け奴隷商に攫われて、鉱山送りになった」 「……先ほど団長もあり得ないと驚いていた。五歳で鉱山奴隷とは」 「実際に『ある奴隷のガキ』はそうなった」 「でも、どうやって五歳の子供に鉱山労働を……」  吐息のように小さなライオネルの声には気遣わしげな響きが混ざっていた。  身体を離したとはいえ距離が近いからよく聞こえる。至近距離で聞くライオネルの声は、甘くて艶があった。  声を張り上げて追いかけてくる騎士のライオネルしか知らなかったから、その違いにまた落ち着かない気分になる。このアイスブルーの瞳には憎々しげに睨みつけられた覚えしかない。でも、今見つめた先の瞳は信じられないほど穏やかな色をしていた。  混乱するんだ。こちらを見るなとその目を塞いでしまいたくなる。 「鉱山でのガキの仕事は鉱石を運ぶことじゃなかった。過酷な環境のなかで、労働者に溜った鬱憤の矛先だったんだ。黒髪で陰気で見目の悪いガキは丁度良かったんだろうな。しかもあるときから、親兄弟が病で死んだと正直に答えたせいで、忌み嫌われるようになった。病魔から一人生き残った呪いの子、って」 「……ッ」  ひく、とライオネルの喉が震えた。  でも何にも言わなかったからオレはそのまま話し続けた。 「労働者の中には、奴隷のガキと同じくらいの子供と引き離されたって親がいた。その男はボロボロになったガキを毎日回収すると、傷を拭いて夜は抱き締めて眠った。夜は隠れるように洞窟の隅に隠れて暮らして、そのうちそいつは労働契約が切れる時に、自分の村にガキを連れて帰ると言い出した」  馬車が小石でも踏んだかガタリと酷く揺れた。  行きの道のりでもあったことだが、今回は席に肩をぶつけることはなかった。ライオネルがすぐ側でオレの身体を支えているからだ。  行きと帰りで、馬車での道のりはこんなに違うんだな。 「村に帰れば家族のいる奴が、奴隷のガキなんか連れて帰ってどうするんだか。でもそいつの意志は固くて、ガキは了承した。そしてついに労役の終わる日がきた。わずかな給金とガキを連れて鉱山を出るはずだった男は、その日のうちに鉱夫たちに寄って集って殴られて殺され、金を奪われて鉱山の奥の穴に突き落とされた。奴隷のガキは連れ戻されてこう言われた。『お前が呪いの子だからこうなったんだ』と」 「……そんな、」  一瞬息を詰まらせたライオネルは、オレの腰に回していた手をぐっと強く引き寄せた。腹部に触れてる大きな手がわずかに震えているように感じる。  わかっている。あいつらが言ったのはこじつけで、オレから逃げる意志を奪うための言葉の枷だ。でもあのときのオレには本当に呪いのように思えた。  オレがあの温かい手を信じて縋ってしまったから起きた、悲劇だと。 「ガキはまた毎日嬲られ死なない程度にいたぶられた。王都からの罪人奴隷が山ほど鉱山にやってくるまでずっとな。その後は改善されたが……ちなみにそのガキに名前を与えた魔術師は、ガキを一度も抱き締めたことはない。抱き締めた相手は、みんな死ぬんだ。『呪いの子』だからな」  頭で信じていないのと、身体に染みついた条件反射は別だ。オレはたぶんこのせいで、誰かと触れあうことそのものを本能的に忌避するようになっていた。 「……納得したか?」  ハッ、と嘲るように笑ったオレは逃れるように向かいの席へ移動しようとした。  でもライオネルは無言のままオレを膝の上に引き上げ、正面から抱き締めてくる。いきなりの抱擁に驚いて身を捩ったが、その腕はびくともしなかった。逃げようとしてもやんわり掴まれてしまうし、顔を背けても頬をすり寄せられる。  ……どうしろってんだこの野郎。  衝動的に殴ろうとした手は、拳を握っただけでゆっくりと力を失って、ぱたりと落ちた。 「……」  オレが膝で踏みつけているライオネルの太腿は、筋肉質で体重をかけたくらいでは揺らがない。一応口でも「離せ」と言ってみたが、腕の力が強くなるだけで埒が明かなかった。首の後ろを大きな手で支えられ掻き抱くようにされると、オレの身体はライオネルの腕の中にすっぽりと収まってしまう。 「どうか怖がらないでくれ。……私は、絶対に死なないから」  珍しく掠れたような、少し震えた声でライオネルが囁いた。  耳朶に触れる吐息がくすぐったかったが、合わさった胸から伝わる鼓動は悪くない。  妙にむず痒い感覚だった。ライオネルが触れたところから少しずつ何かが浸食してきて、オレを塗り替えていくような感じがする。  そうか、こいつは加護持ちの聖騎士だ。オレの呪いなんか屁でもないか。……そう思ったら少しだけ胸が軽くなった。 「別に、オレは……」 「うん。……うん、これは私の我儘だ。だから許して欲しい。私に君を、抱き締めさせてくれ」 「こわく、なんて」 「大丈夫だよ、ネロ」  人の話を聞きやしねえ。  結局ライオネルは馬車が屋敷に着くまでオレを抱き締めて離さなかった。  そのせいで膝に乗せられたままの姿をバージルに目撃され、オレは渾身の力でライオネルの顎を殴りつけることになった。       ‡  ゼファーが例のカギを使って掘り出した新しい研究資料は、魔術書十冊と研究論文二十五冊、どれも素人が手で製本したものだったという。  皇宮の研究者が総出で読み解いているところだと言うので、しばらく放っておくことにした。読んでる本を横から寄越せとは言えない。早く見たいが、我慢だ。  これは研究者による検閲みたいなもので、悪用されそうな魔法は規制がかかるんだろう。闇魔法は特に理から外れた魔法が多いからな。  これは皇宮に滞在していたって同じだけ待つことになったと思う。 「じじいの呼び出しがあるまでここにいるしかないか……」  昼下がり、皇宮から戻って二日ほどが経っていた。  もうオレの部屋のようになった馴染みの客間で、手紙の暗号文を読み解いて、ライオネルにも必要な部分だけ内容を知らせる。  そして用が済んだら畳んで暖炉に放った。ボワッと一瞬で燃え尽きた手紙には、燃えやすい特殊加工がされている。ゼファーの得意な工作だ。  オレはベッドに寝っ転がりながらため息をついた。 「そうか、良かった。――バージル! 明日、仕立て屋を呼んでくれ」 「おい、要らないって言ってるだろ」 「できれば皇宮へ行くときの服だけでも。ずっと私の服を貸しているわけにもいかないだろう? 大きさも合わないだろうし」 「……嫌味か?」  先日オレが着た服は、ライオネルが子供の頃着ていた服らしい。体格の良いライオネルは成長期にすぐ服が合わなくなり、新しく仕立てる羽目になっていたという。それでゆとりのある形の似たような服がいくつもあった。その中のひとつが先日借りたアレだ。  今もライオネルが子供の頃の普段着を借りている。  子供の頃って……何歳の頃かは聞きたくねぇな。 「身体に合った服を着るのが一番良い、と私は思う」  不意に手首を掴まれ、嫌な予感がした。  しまった、ベッドに転がってると逃げ場がない。  ライオネルはオレの左手を両手で包み、ベッドに乗り上げるようにして迫ってきた。待て待て、と片手で胸を押し返すがびくともしない。  あの馬車の一件から、遠慮がなくなったのかライオネルとの距離が近くなった。無駄に綺麗なその顔を近付けるな! と叫びたくなるほどだ。オレが渋るとぐいぐい近寄ってきて返事を迫るようになったのは本当にダメな傾向だった。  いつでも押し切れると思うなよてめぇ。  今日もオレが頷くまで退かない気だなと奥歯を噛み締めて睨み上げるが、ライオネルは目を細めて笑っていた。  その嬉しそうな顔が余計にムカつく。なんだその笑顔の大安売りは。 「なんだよ」 「あーっと、……いや、ネロはもうしばらくここにいるんだ。いるんだから、服は、仕立てて良いだろう? 一度寸法さえ測ればいくつでも作れるから、面倒なのは一回だけだ。それ以上の手間はかけさせないから」  いつもはハキハキと喋るライオネルの様子が、ちょっと変だ。気が急いているのか妙に早口だし、オレに口を挟む隙を与えない。いつもはこっちの発言を待つ余裕くらいあるのにな。 「何着作る気だよ」 「あっ、そういう意味ではなく!」  思わず突っ込んだら、また慌てたようにオレの肩を掴んで言い訳をしてくる。  本当に落ち着きがないな。どうしたんだ、何にそんな浮かれてるんだ? 散歩前の犬みたいなんだが。  オレはというと、ライオネルにベッドに押し倒されて完全に乗っかられてる状態だ。こいつ、自分の姿勢がどうなってるか分かっていないらしいな。  メイドが運悪く目撃したら真っ青になりそうな光景だ。  オレはライオネルがアタフタしている隙に、相手が軸にしている手を払った。くるりと身体の位置を入れ替える。向こうも不意を突かれたのか一瞬でうつ伏せに倒れ、オレはそんなライオネルを笑いながら見下ろしてやった。  ……元暗殺者の体術を舐めるなよ。  今度はオレがその背に乗っかって、悠々と頬杖をつく。柔らかそうな銀髪がベッドにふわりと広がる様子は、どこか艶っぽい。  オレなんかにしてやられて恥ずかしいのか、ライオネルの耳は薄赤く染まっていた。そこに唇を近づけ、囁くように煽る。 「寝技でオレに勝とうと思うなよ?」 「ネ、ネロ……」 「採寸は受けてやる。――その代わり、書斎借りるからな。夕飯まで誰も入ってくるな」  ベッドから降りてそのまま廊下に向かうと、後ろで『わかった』と律儀に返事をするのが聞こえた。少し残念そうに聞こえたのは気のせいだろうか。  いや、本物の犬じゃないんだから散歩はしないだろ?  この屋敷の中で、ライオネルが主に使っているのは執務室だ。書斎は、書庫のような扱いを受けている。蔵書がしまわれているだけでほとんど人の出入りがないらしい。  そこで先日、初級の魔術書をはじめ歴史書、子供用の教科書などが積まれているのを発見した。おそらく昔ライオネルが学習に使ったものだろう。  ここにある本は自由に読んでいいと言われているから、これからちょっとお勉強の時間だ。  あの皇室の庭園で、皇帝や騎士団長たちと話していてオレが痛感したのは、己の知識不足だった。  何しろオレの教育は田舎の村に住む子ども、しかも五歳程度で止まっている。一般常識なんか教えてくれる奴は誰一人いなかった。  ゼファーは最低限の文字の読み書きと計算、魔法の基礎しか教えてくれなかったしな。仕事に必要だったからだろうし、その他には報復方法を仕込まれたくらいだ。  あとは実地で学んできたものばかり。教養としての知識が必要なら今からでも手に入れるしかない。これから国を出ることになっても絶対役に立つものだ。しかも自分の金は一銭もかけず学んでいけるなら、できるだけ吸収していこうと思った。幸い辞書もあったので分からない単語は調べながら読める。 「さて、今日は歴史書からいくか……」  分厚い本を開き昨日リボンを挟んでおいたページまで進む。  栞代わりの銀色のリボンを横に置き、そこから視線で文字を追いはじめた。辞書を片手に、オレは時間も忘れて読書に没頭した。       ‡ 「ネロ様、……ネロ様。そろそろ休憩されてはいかがですか」 「っ! ああ、バージルか」  誰も入ってくるな、とは言ってもあれはライオネル避けみたいなもので、この執事をはじめメイドたちはたまに入ってくる。  今もバージルは香り高い紅茶をカップに注ぎ、側のテーブルに置いた。集中し過ぎたのか熱を持った目頭を揉みつつ、オレは本にリボンを挟んで席を立った。  ソファに座り、温かい茶を飲んでほっと息をつく。 「あまり根を詰めますとお身体に障ります」 「本を読んでるだけだろ」 「楽しいのはわかりますがほどほどに」 「……楽しい?」 「違いましたか。子供の頃の坊ちゃんよりずっと熱心に机に向かっていらっしゃるので」  バージルは執事としてはだいぶ若く見えるが、思ったより昔からライオネルに仕えているようだ。もしかしたら四十近いのか? 東の異邦人は若く見えるというしな。 「たまたま今日読んでた歴史の本が分厚くて、時間がかかっただけだ。……バージルは東方の異邦人が旅した道を地図で辿るとか、面白く思わないか?」  歴史書を開き、大きく載った古代地図のページを開く。彼の出身についてカマをかけてみようと思ったら、バージルは切れ長の目を細めてオレに微笑み返してきた。 「残念ながら私は先祖返りで、父も母も東方人の顔ではありません。少しばかり血が混じっているだけです。しかしこの途方もない距離を進んできた者たちがいると思うと、なんとも複雑な気持ちになりますね。……物好きな、というか」  オレはつい吹きだして笑った。これを物好きで片付けるとは、バージルの感覚は面白い。  今現在、レイニール皇帝が治めているシュトヴァン帝国は楕円形の大陸の三分の一ほどを占めている。  西の海に面した港町からは運搬船がひっきりなしに出て、縦に長い帝国の領土の物流を担っている。調べれば調べるほど、シュトヴァンはとても豊かな国だとわかった。  南側ではたくさん採れた果物や穀物などを国中に運び、北からは鉱山から出た貴金属やその加工品、武器防具などを運んでいる。  そして王都はその真ん中の海側に位置していた。  対して大陸の東側には、少数民族が寄り集まって作った共和国がある。こちらもかなりの領土を占めているが、やはり縦に長く大陸の三分の一程度だ。  帝国ではその共和国の領土を『東方』とひとくくりに呼んでいる。シュトヴァン帝国と東方の共和国の間には、夏でも雪が積もっている高い山脈が連なっていた。  平坦な場所は草も生えない不毛の地が広がり、部分的に海に面した場所には砂漠が広がっている。ここで生きられるのは環境に適応した魔獣のみだと言われていた。  しかし三百年ほど前、この不毛な地や砂漠を越えて帝国にやってきた東方の一族がいた。  彼らは薬草を用い傷を治したり病を完治させたり、魔法に匹敵するようなことをたくさんやってのけた。その『薬学』はとても複雑で、簡単に理解できるものではなく、東方人とその血を引く一族にのみ継承されていった。  しかしある時その一族から破天荒な人物が一人現われ、帝国の魔法と東方の薬学を混ぜて新しい術を作りだした。  それが『錬金術』だ。帝国民からもたくさんの弟子を取り新興の学門一派となった。  魔術師とは違う法則で動いている錬金術は、たくさんの種類の薬草を必要としさらに効果を高めるため術師の魔力も必要とした。  彼ら『錬金術師』は、前提として魔法が使え、薬学にも精通していなければならない稀少な存在だ。  こうして『錬金術師』は、みな厳しい試験を受けてその資格を得ると宮廷に召し上げられるようになった。逆に言えば錬金術師試験に受かれば一生仕事に困ることはないし給料の良い宮廷で働けるというわけだ。  六歳になると国民なら必ず受けるという魔力属性判定では、魔力量も調べられる。これの如何によって子供たちは魔術師を目指すか、剣士か、錬金術師かを決めるのだという。  実はいま飽和状態の魔術師より、錬金術師の方が人気が高いようだ。  これはメイドや召使いたちのお喋りから得た情報だった。いまこの屋敷内の内緒話は、闇魔法を使ってほとんどオレの耳に入ってくるようにしてある。  オレを捕まえようとする不穏な動きがあったら気づけるようにだ。 「なあ、子どもの頃に属性判定は受けたか。どうだった?」 「平凡な魔力量で水属性でしたので、武術の方へ進みました」 「そうか。オレは事情があって受けてないんだが、アレって大人でも受けられるのかな」 「神殿に行けばいつでも受けられますよ。貴族は屋敷に神官を呼び出すこともできますし――坊ちゃんは聖騎士ですので、似たようなことができます」  なるほど、ライオネルがオレの魔力属性に気づいたのはそのせいか。  しかし貴族なら隠れて結果を知ることができるってことだな。  さらに神官に金でも握らせて判定内容を隠したり改変したりも可能だろう。神職といえど誰もが清らかな精神の持ち主ではないだろうし、私利私欲に走る輩の一人や二人必ずいるはずだ。  神殿はそもそもどういう組織なんだ。学もなければ金もないオレには縁のない場所だったので見当も付かない。属性判断に行ったついでに見学してくるか?  ゼファーみたいに実は二属性持ちかもしれないし、闇属性なのはもう皇帝に知られてるんだ。稀少だと報告が上がったって困りはしない。 「バージル、神殿の場所を教えてくれ」 「……そう仰るとは思いました」  ため息をつきながら、バージルは簡単に書いた地図を手渡してくれた。半眼になった彼の視線が痛いなと思いながら逃げるように書斎を出る。 「ネロ様! 今から向かわれるのでしたら馬車と護衛を手配しますので!」 「歩いていくからほっといてくれ」  地図を見てもそう遠い場所には思えなかった。玄関から行くとまたライオネルに見つかってうるさく言われそうだったから、窓から外に降りた。  塀を乗り越え走り出すと同時に、久しぶりに闇魔法を展開して姿をくらませる。  得意の『時戻し』という闇魔法を重ね掛けして、時間を短縮しながら全力で神殿へ向かった。    これは昔、騎士団のライオネルとの追いかけっこにもよく使っていた魔法だ。

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