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第20話 ヒート②※
口淫で2度目の吐精を終えると、彼はぐったりと脱力した。
正直、俺は正気を保っていられないほどだったが、無理はさせたくないという理性は残っていた。
「ユーフォルビア、熱は落ち着いたかい?
ゆっくりお休み」
そう言って部屋を出ようとすると「なんで?」という涙声が聞こえた。
戻ると、彼はベッドの上でグスグスと泣いている。
「どうした?痛かったか?
それとも、気持ち悪かったか?」
焦っておろおろしていると彼は「違う!!」と声を張り上げる。
「なんで最後までシてくれないの?
クロ様は私のこと抱けないんですか?」
顔を手で覆い、くぐもった声でそう言われる。
そんなわけがない。
「そんなわけがない。
今は、君のヒートを治めることが最優先だから」
「治まってない!!
治まってないもん!!」
ベッドの横まで近づいた俺に彼が抱き着く。
細く華奢な肩が震えている。
「すまない。
俺が至らないせいで苦しい思いをさせたね」
頭をそっと撫でていると、下半身に電流が走った。
「くっ、ユーフォルビアっ」
彼が私の立ち上がったソコに下履き越しに頬を摺り寄せている。
「これ、ください。
お願い」
「ちょっ…」
俺が困惑している隙に彼が下履きごと肌着を下ろした。
痛いくらいにずっと立ち上がっているソコがまろび出る。
ユーフォルビアのそれとは違い、色も形も我ながらグロテスクだ。
こんなものを美しい彼の前に晒すのは少々憚られる。
「ユーフォルビア、よしなさい。
こんなものを君に入れるなんて恐ろしいだろう?
分かったなら今日はもう…」
俺のソコをじっと眺めていた彼が、おもむろに先端に舌を這わせた。
一瞬、何が起きているか分からずフリーズする。
その間に彼は、俺のソコを喉奥まで飲み込んだ。
「んっ、ふう”っ」と苦しそうな声をあげながら口淫する姿が淫らで、さらに張りつめる。
「ま、まて。
口を離しなさい」
肩を押してみるが、芯は頑固な彼が簡単に話すわけもなく、俺はあっけなく達した。
彼の小さな形の良い唇の中に己の欲を吐き出してしまった。
慌ててその辺にあったタオルを口に当て、「吐き出しなさい」と言うが、彼は満面の笑みで空っぽの口の中を俺に見せた。
「無理をするな。
ユーフォルビアはこんなことしなくていい」
俺がそう言うと、彼はまたムッとした。
「私だってクロ様を悦ばせたいもん。
私は…、クロ様のΩだもん」
ふぅ…、危なかった。
あと5歳若かったら、今頃抱き潰している。
ぎゅんと痛む胸を手で押さえて、俺はまたユーフォルビアを組み敷く。
自分よりうんと大きな男に押し倒されているというのに、彼は嬉しそうに「きゃー」とはしゃいだ声を上げた。
既に元気になったソコを彼の滑らかな腿に押し当てる。
「君が沢山煽ったせいだ」と俺が責める口調で言うと、彼は「いっぱいシて」と自分で膝裏を抱える。
彼のとろとろに溶け切った蕾が眼前に晒される。
「本当に…、もう許してあげられないからね」
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ぐちゅぐちゅという水音とユーフォルビアが喘ぐ声だけが響く。
「も、やだぁ…
早く頂戴。クロ様のっ、ああっ」
何度も挿れてと懇願されたが、それを無視してひたすら彼の中を指でかき回す。
お仕置きという体もあるが、これは慣らすために必要な行為だ。
俺のモノを挿れて、万が一にでも彼が傷ついたらいけない。
「もう入るからぁ、指やなのっ」
ついに耐え切れなくなったユーフォルビアが嫌々と首を横に振って泣く。
いたいけで可哀想だが、こればかりは仕方がない。
「痛い思いをするのはユーフォルビアだよ?」
「痛くないもん。ねえお願い。
早く中に注いで?」
ヒートを治めるにはαの精を注ぐのが1番良いと聞く。
だが、この誘い文句は反則だろう。
これで理性を保てるαがいるのなら会ってみたい。
性急に指を引き抜き、自身の欲望を控えめな、でも蕩けきった蕾に宛がう。
ユーフォルビアは期待するように「あっ」と声を上げた。
ずずずっと粘膜を擦りながら自身が彼の中に飲み込まれていく。
きつく絡みついてくる肉壁が俺の精を搾り取ろうとしてくる。
中ほどで動きを止め耐えていると、ユーフォルビアが「んっんっ」と甘い声を漏らしながら自ら腰を揺する。
「こら」と慌てて細い腰を掴み制止するが、彼は「焦らさないで、もっと奥にくだしゃい」と舌足らずな声で強請る。
俺は深呼吸をすると、彼の最奥に自身を突き入れた。
「ぐっ…」
最奥は凄いうねりで俺を搾り取ろうとしてくる。
ユーフォルビアは嬌声を上げると、ぴゅくぴゅくと吐精した。
「あぁ、クロしゃまぁ…、きもちぃ」と恍惚とした顔で体を反らし、絶頂をやり過ごしているらしい。
その締め付けで、思わず俺も中に出してしまった。
「あっ…、なかぁ♡」
彼が腹に手を当てて、ほほ笑む。
その姿が愛おしくて、彼が「やだ、止めて」と善がり狂っているのを無視して奥を責め続けた。
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