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第2話
タイトル「憧れの君は銀猫2」
銀猫・大我は相変わらずで、好きな時に外に出ては家に戻ってくると言う毎日を送っていた。
それはそれでのどかでいいのだが、それよりも忘れていたことがひとつあった。
それはサカリの季節だ。
大抵の外にいる猫たちは耳が三角に切られていた。それは去勢・避妊完了と言う見た目からも分かる合図だった。
しかし大我にはそれがない。まだ生まれて半年くらいなのか……。今からそれをするところなのだろう。
そこで咲が拾ってしまい家猫にしてしまったので、その作業は主に移行される。
「でもいつがその時期なんだろう……。春、とか? 大雑把なことしか分かんないな……」
周りの猫たちはその感覚をなくしてしまっているので、おおよその検討をつけてどうにかしなければならない。
そう思っていると大我はそれを察したのか、だんだん家に帰って来なくなってしまった。
「あれ、困ったな……」
ちょっとした威嚇に始まり遠くから様子見をする。
その姿は外猫そのもので、まだまだ完全に家猫とは言えない状態だった。それでも戻ってくればご飯も布団もある生活。
様子を見ながらおいしいご飯で引き寄せて相手の言い分を聞いてみる。
「俺は去勢なんかしたくない」
「じゃあ、どうすんの?」
「人間は去勢しないじゃん」
「それは、そうだ」
「どうして?」
「ぁ、ある一部の人はしてるかもしれないけど……」
「だから俺も去勢されたくない」
「じゃあ、どうすんの」
堂々巡りになった頃、大我が簡単に言った。
「咲が面倒見てくれればいい」
「ぇ、面倒って?」
「俺を拾ってくれたのは咲だろ?」
「うん」
「だったらちゃんと最後まで面倒見て」
「えっと……」
それにはどう答えたらいいのかが分からない咲だったが、一理あるから反論出来なかった。
そして出た結論。
咲は銀猫・大我の相手をすることになってしまっていた。
「こういうつもりはなかったんだけどな……」
「俺は咲を満足させる体力は十分ある。テクニックは数こなす内に勉強でもする。でも今したい。今」
「わ……分かったよ。脱ぐ。脱ぐから待てって」
上手に出来るかどうかは分からなかったが、とにかく出来るだけのことはしよう。要望に応えようと咲は腹をくくった。
「くっ……う……痛いっ。お前の舌、ザラザラして痛いからやめろって」
「だってまずは毛繕いからだろ。ぁ、咲は毛がないからあるところにすればいいんだ」
「ぁっ……あ」
髪に来るのかと思ったら大我は股間に一直線に移動してソコの毛を舐め始め、その勢いでモノもしゃぶられて大きく硬くなってしまった。
「咲。咲のが勃起してる」
「当たり前だろ? そんなことされれば誰だって」と、ここまで言った時にしごかれて同時に後ろへの刺激も与えられて激しく動揺した。
「ぅっ……ぅぅ……ぅ」
「咲はメスじゃないから匂いが違う。けど俺はそんなの全然大丈夫だから」
にっこりとしながら何のためらいもなく言われると怒るに怒れない。
それからソコだけを集中的に刺激されて三回果てた。果てた汁で後ろを解されて脚を担がれたかと思ったらもう先っぽが挿入されていてどうしようもなかった。
「ちょっ……。何これ。本当に?」
「うん。でもまだこれからだから」
言い終わったと同時にグググッと突き進まれて言葉すら出なくなってししまった。
〇
猫の交尾なんて一瞬だと思ったのに、それは一瞬では終わってくれなくて、かなりしつこかった。
根本まで入れては出すの繰り返しを数えきれないほどされて気を失うかと思った。
いや、もしかしたら本当に気を失っていたのかもしれない。
なにしろ舐める範囲が特定されているので、攻められる咲としては抗いようもなかった。
「なっ……なっ……なんで僕がっ……」
「気にしないで。日頃のお礼だから」
「ぅっ……ぅっ……ぅぅっ……ぅ」
お礼なんてものじゃない。これはただの交尾だと思おうとするのだが、自分の気持ちとは裏腹に体が従順に解されていく。
体が柔らかくなったみたいだ……。
そんな感覚さえした。中に出されたモノの量も相当なのだろう。彼が動くたびにグチュグチュと卑猥な音を立てて、それを聞いた自分の腰がくねるのを抑えられなかった。
「ぁぁぁっ……んっ……ん」
「咲も気持ちいい? 俺も気持ちいいんだけど」
「んっ……ん……ん」
返事をするだけの余力さえ残っていない。いないのに体だけは欲張りで相手に応えようとする。咲は自分が彼にこんなにされるとは思ってもみなかったので内心ダメージがデカかった。
僕の体……。凄く従順じゃん……。
「ぁぁぁぁっ……ぁ」
「そろそろ疲れてきたから、また明日にしていい?」
「んっ……」
こっちはとっくに疲れてるよ……。
そう言いたいのに言葉にもならない。咲は彼にされるがままされて、終わったら終わったで『また明日』と言われ考えたくない状況に置かれてしまったのだった。
終わり 20260604
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