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決断していたにもかかわらず、いざとなると怖い気もする。執司を信じていないわけではないし、ネットでできる限り情報収集はした。
(自分で試してみるのは……ほんのちょとしかできなかったけど……)
光輝が初めて男同士の動画を見たとき、なぜか自然と受け入れる側へ感情移入していた。抱く側が執司に見えていたことも関係あるのかもしれない。
なので、自分が受け入れる側になることは抵抗がなかった。
(執司にされるならいいんだ……)
手による慰めあいのときとは違い、仰向けに寝かされた光輝は全身がつい固まってしまう。拳を握り、身構えていると、執司は光輝のズボンの前をひろげだす。
「え、服脱ぐとこからじゃ……ねーの……」
「脱いでもしたいけど、光輝すごく緊張してるから、まずリラックスしろ」
言われつつ、ズボンと下着を脚からするりと抜かれた。これではいつもの抜き合いと変わらない。
あらわにされた勃ちあがりかけの芯は、いつもの刺激を予感して先端から透明な雫をこぼし始めている。
「手のやつじゃなくって、執司と…ッぁ!」
顔をあげ、勇気を出してセックスを誘おうとした矢先、手のひらに包まれた芯の先を口に含まれてしまった。
あたたかくぬめった感触が伝わり、体がぶるりと震える。
「っく、あ、ぁぁ……」
執司は少しずつ芯を口内へ含んでいき、裏筋を舌でねとりねとりと舐めてくる。唾液を絡めた舌が、予知しできない動きで刺激を与えてくるので、すぐにでも達してしまいそうだ。
男同士だから、それに何度か手で慰めあっていたので、悦いところを覚えられてしまったのか。執司は的確にとらえてくる。
「も、ッイく……ッあ、ああぁ!」
根元まで咥え込まれた光輝は、執司の髪へ指を絡め、腰を浮かせてあっけなく精を吐いた。
(いつもより……はやすぎ……くそっ……)
ちゅ、と音を立てて吸いながら、光輝の芯を離すと吐き出すことをせず、飲み込んでしまった。
「ばか! 汚ねーって、おい!」
「何で? 光輝のはおいしい」
呼吸を整えながら講義するけれど、執司はきょとんとしつつ、真顔で味の感想を言ってくる。
光輝はさらに恥ずかしくなって、手のひらで顔を隠した。
「だって、手でしあってたときから、光輝の飲んでみたかったから嬉しい」
とんでもない告白まで重ねられ、熱くなった体がさらに体温を上げる。
覆いかぶさってきた執司に、顔へかぶせた手のひらをゆっくりとはがされる。
「リラックスできたか?」
小さくうなずくと、よかったと言って執司から頬へキスされた。
緊張がほぐれたというより、初めて口に含まれ達してしまった刺激からうまく力が入らなくなっている。
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