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すると、光輝のパーカーの裾へ手がかかり脱がされた。何もまとわない体を執司にさらすのは、幼い頃ぶりだ。
「光輝、経験ないよな? 任せて欲しい」
まるで執司は経験豊富だから、と言われたようで悔しい。自分ではない他人が執司とこういうことをしたのかと思うと、さらに悔しい。
「するの、いやになったのか?」
ふてくされた顔を、拒否と勘違いされてしまった。
「け、経験はねーけどっ、知識はある」
精一杯の見栄を張ると、執司は目を細めて優しく笑う。
「よかった、俺もだ」
「え?」
執司は光輝の唇を唇でふさぎながら、手のひらで体じゅうをゆったりと優しく撫でてくる。
(執司……したことねーの? ありそうな言い方したけど、あれはただの確認ってこと?)
付き合うようになってから執司の表情は増えたけれど、言葉の足りないときがある。
(高校のときも、誰とも付き合わなくて?初めての相手が、俺!?)
与えられる優しいキスと手触りに反応しながら、幸せな答えがまとまってくる。
「あっ……」
心があたたかいもので満たされたとき、執司が与える刺激に思わず声が出てしまった。
いったん執司は体をなぞる動きが止まったけれど、すぐに再開される。
(声出るとか……恥ずかしすぎる……)
口元を手のひらで押さえだすと、執司の不服そうな声がした。
「手、どけて。キスできないだろ」
目も閉じて、首を横に振る。執司はそれ以上言ってこなかったけれど、体じゅうへ触れていた手が止まってしまった。
怒らせたかとおそるおそる目を開けようとすると、双丘の谷に冷たいぬめりを感じた。
「ひっ!」
「冷たかったか? なじんだら大丈夫だから」
脚の間へ座った執司が、潤滑剤を手にとって光輝の蕾へ丁寧に塗りこめてくる。
少しずつ足されるたびにひやりとし、けれどそんなところを執司が触れていることに、この先を期待して甘い痺れが湧いてくる。
「うつぶせになって」
リードされるまま言われるとおりにした光輝は、執司に腰を高く上げ四つん這いの状態になる。
「っ……」
何も言わず、執司は行為の続きを始めた。
(俺だって見たことないとこ、全部見られてんの……恥ず……)
蕾に違和感を覚え、執司に挿入されたとわかる。
好きな人の体だから、受け入れたい気持ちは十分にあるけれど、辛い。
「……っ! ぅ……!」
「もう少しだから。多分このあたり」
潤滑剤を増やされ、さらに奥へと侵入しようとしてくる。
浅い部分を指の腹で引っかかれるうちに、背筋に痺れの走るところがあった。
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