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第20話 デートと初めての夜 R18

目が覚めると温かくて大きなものが目の前にあった。 擦り寄ると回されている手に力がこもる。ゆっくりと目を開けて見上げると涼介さんが覗き込んでいた。まぶしいものを見るように目を細めてこちらを見ている。まだ寝ぼけている僕に覆いかぶさってきてぎゅうぎゅうと抱きしめてベッドの上をゴロゴロされた。早朝だと言うのに元気だ。涼介さんに乗り上げる形に落ち着いた、少し身を起こして涼介さんを見下ろした。やっぱり寝起きは恥ずかしい。 「涼介さん、おはよう」 僕の頭を撫でて肩を抱き、ぐっと引き寄せておでこにキスをくれた。甘い空気が部屋を満たす。 「ナオ、おはよ」 くすぐったいやり取りにニヤけてしまう。 誰かと同じベッドで寝るのは久しぶりだったけど疲労感のおかげでぐっすり眠ることができた。その疲労感の理由は今は思い出さないようにする。涼介さんはベッドから立ち上がって僕の手を引いてくれた。僕も一緒に立ち上がって二人で洗面所に向かった。 朝ごはんを食べながら涼介さんがイルミネーションを見に行こうと言い出した。明日は土曜日で休みだしそのまま街の涼介さんの家に泊まろうと言う話になった。 「イルミネーションデートってなんか恋人同士みたいだ」 僕がぽそりとつぶやくと。 「恋人じゃなくて、婚約者だからな」 と涼介さんが僕の前髪を撫でながら訂正した。そうだった、僕が笑うと涼介さんはプっと笑った。 引っ越してきて二日目にしてお父さんたちに今日の夜は出掛けるので外泊する報告をした、デートだと言うと二人ともニヤリと笑って僕のコーディネートを手伝ってくれた。どうやら僕の”着れたら良い”のファッションセンスがばれていたらしい。それでも、最近はお母さんたちと買い物に行ってそれなりに買っていたのだがまだまだ学ぶことが多そうだ。 お母さんが決めたのはボックスチェックのボタンダウンカラーのシャツに白のカーディガン。ボトムは濃いグレーのスリムパンツ、艶消しの黒いレースアップシューズ。紺のピーコートと良いとこのお坊ちゃん風だ。 18時になって涼介さんが家に帰ってきた。洗面所と寝室を忙しなく往復してリビングに戻ってきた。肩に手を置かれて唇に触れるだけのキスをされる。涼介さんに手を引かれて玄関を出る、エレベーターに乗り込むと当たり前に後ろから抱き込んでくるのでもう僕は涼介さんにされるがままだ。 車に乗って少し走り、山道を入ったところにその公園はあった。もうイルミネーションは輝いていて非現実的な景色にドキドキする。涼介さんと手をつないで光る道を歩いた。僕の歩幅に涼介さんが歩幅を合わせてくれるのがくすぐったい。横顔を盗み見ると僕の好きな綺麗な横顔だった。 大きな木にはクリスマスツリーを模した電飾が施されていて圧巻だった。 「ナオ、口が開いてる」 僕がぽかんと見上げていると涼介さんは笑いをこらえるように伝えてきた。恥ずかしくて涼介さんの脇腹を殴っておいた。 「この先にさ、レストランとチャペルがあるんだよ」 そう言って、涼介さんがエスコートしてくれた。少し歩いた先の樹々に囲まれた場所にチャペルはあった。夜の闇に浮かぶチャペルはガラスと木でできていた、宝石箱を連想させる。幻想的なたたずまいにホゥと息を吐いた。開放されているらしく二人でチャペルに入ってみる。天井が高く正面はガラス張りで向こうには暗い森が見えた。両サイドにも大きな窓があり今はイルミネーションを施された樹々が窓に映ってキラキラとしている。入り口から真っすぐ祭壇まで続く中央の通路を大小様々なサイズのキャンドル型LEDが並んでいて柔らかな光をたたえている。 どこもかしこも夢みたいな綺麗さだった。 「涼介さんすごくきれいだね」 手をつないで祭壇の前まで進み立ち止まったあと辺りを見回す。涼介さんは握っていた手を指をからめるようにつなぎなおしてから僕の頬に手を添える。それに合わせて見上げると涼介さんが優しい笑顔を浮かべていた。 「いつか、俺らもこういうとこで結婚を誓おうよ、俺はナオと結婚式を挙げたいと思ってる。見守ってくれてる人たちにありがとうと幸せだって宣言する式をしよう」 僕は一気に顔が赤くなる。不意を衝いてこの人はなんてかっこいいんだ。 「僕は結婚式ってなんでするんだろうって思ってたよ。そっか、みんなにありがとーって言って…僕はこれから幸せになるぞーって宣言するためにするんだね、素敵だね」 僕は涼介さんの背中に手をまわしてぎゅっと力を込めた。 「かっこいいね」 顔を上げると涼介さんはさらに笑みを深くして見ていた。入り口に他の見学者が現れたので僕らは少し離れて手をつなぐ。 「よし、じゃあレストランに寄ってうちに帰ろう」 子供みたいに繋いだ手をぶんぶん振ってそのまま歩いてレストランに向かう。レストランはチャペルから渡り廊下を通って隣にあった。レストランの方は2階建てで左に塔棟のある洋館風だ。内装はクリスマスが近いと言うこともあり赤と緑を使ったテーブルセッティングがされていた。天井は高くシャンデリアが濃い色をした格子状の梁の間に下げられている。ガラス窓は大きく外のチャペルや森が借景として広がっていた。 「すごい、オシャレすぎて緊張する…」 僕はごく小さく涼介さんだけに聞こえる声で話しかけた。 入口でコートをあずけて席に案内されると自然にウェイターの人が椅子をひいてくれた。たどたどしく動きに合わせて椅子に座る。ありがとうございますと言うとにっこりと微笑まれた。 メニューは涼介さんがあらかじめ選んでくれていた。ほどなくしてコース料理が運ばれてくる、食前酒はシャンパンで炭酸がのどを潤す。思ったよりのどが渇いていたみたいだ。あとの料理は涼介さんを見ながらナイフとフォークを動かして何とか食べた。こういうお店に来ると涼介さんのマナーの良さが際立つ僕の好きな人はほんとにかっこいいなと感動してしまう。 僕らはレストランから出てまた公園内を歩いた。 吐く息が白くなって空に吸い込まれていく冬の空は星が綺麗で陶然とする。相変わらず涼介さんは僕の歩幅に合わせてくれている。この人はきっとこれからも今と同じように僕の隣に寄り添って歩幅を合わせて歩いてくれる人だ、そう言う確信を持った…。 涼介さんの駅前の部屋に帰ってきた。 僕はトイレの中で真っ赤になって手で顔を覆っている。だって、涼介さんがトイレのカゴの中にって言うから見てみたら出すための道具がしっかり準備されていたから。ヒートの前はお腹がゆるくなるがまさにそれが今その道具で再現されている。そしてたぶん、準備は万端だ、準備万端の時の顔って言うのはどういう顔をしたら良いのか悩んでいる。 コンコンッとトイレをノックする音にびくっとしてしまった。僕は慌ててトイレを流して外に出る。涼介さんが心配そうな顔をしてこちらを見ていた。 僕は恥ずかしくて涼介さんにしがみついてから大丈夫だと言う。こうすれば顔を見られないと浅く考えたのだがそのまま縦抱きにされてお風呂に連れていかれた。世話焼きな涼介さんは当たり前のように手早い動きでズボンも服も脱がせていく、ばんざーいと言われて手を上げると最後の肌着も抜き取られた。そして自分も手早く脱ぐと二人でお風呂になだれ込んだ。 涼介さんの舌は今日も研究熱心で勤勉だ。チロチロと舌先を舐めて合図をした後、口内をゆっくりと隅々まで撫でていく、僕がゾワっとするところは丹念に舐めるものだから心臓がバクバクと音を立てて暴れる。 一度離れた後、泡をたくさん泡立ててお互いに擦り付け合う。また唇が近づいてきて目を閉じると密着したお互いの体が泡でぬるぬるとすべった。 「ナオはキスが好きだね」 夢中になって返していると、涼介さんがニヤリと笑って僕を見下ろしてくる。僕はその頬に両手を添えて口を開けさせた、涼介さんの犬歯が見えた。僕はそれに舌を這わす。涼介さんはこれをするとフルリと震える。 「涼介さんも好きだよね」 僕がちょっと得意げに笑うと、涼介さんはぐっと抱きしめる手に力を込めた。そして、マットに胡坐をかいて座った。横抱きにして僕を抱えると唇が耳からあご、首筋をたどっていく。尖らせた舌先が細やかに動いてそのたび、甘やかな息が漏れる。手は太ももを撫でた後、骨盤をくすぐり、おへそをぐりぐり撫でた。そのまま中心をゆっくり上って鎖骨を通りあごを撫でて耳たぶをこする。その手がうなじをくすぐった。 「んっ……」 「匂いが濃くなったな」 僕を支えていた方の手が胸の尖りを触る。そしてもう片方の尖りには涼介さんの舌がべろりと這わされた。 「ひゃっ」 口角が上がったのが見えた。柔らかく噛みつかれた胸の尖りの刺激で羞恥に悶えるように体が揺れた。涼介さんの熱っぽい目とかち合い、その口元には僕の尖りが見えた、わざと舌を大きく出してべろりと舐めた。 「ううっ…」 「ナオこのままシャワーの方を向いて」 僕は背中を涼介さんに預けて座る形になった。涼介さんが膝を立てて僕の膝を割る。強制的に開かされた足の間に手が差し込まれる。 「ふぁあっ…」 閉じようとしても涼介さんの膝がそうさせてくれない。そのまま差し込まれた手は柔らかく僕の雄を扱くとそのまま下に移動してふくらみを揉みこむ。急激な刺激に身震いする。涼介さんの唇はいたずらにうなじに当てられる。 「んっ…」 逃げを打つ腰に手が回された。 「ナオ、可愛い」 そのまま下に降りた指は蕾の入り口を撫で始めた。たまらず腰を揺らす。 「あぁっ、りょうすけさん、僕そこはこの前の…んッ…ヒートでも触らなかったんだ…お願い…優しくして…あぁっ」 僕の懇願に涼介さんの喉が鳴るのが聞こえた。 「ナオ、大丈夫綺麗にするだけだから…」 耳にこめかみに髪にとたくさんのキスが降ってくる。僕はぎゅっと目をつぶって腰を支える涼介さんの腕に縋る。涼介さんの指がつぷりと埋め込まれた。「ひゃぁ」と声が出て指を締め付けてしまう。たしなめるように入り口を親指が擦る。そのままゆっくりと指が奥へと進む。目をつぶったせいで全神経がそこに集まってしまっている。ひくひくと入口が蠢く。進んで引いてを繰り返し、丁寧にゆっくりと解され根元まで指を飲み込んだことをつぶさに感じる。 「あぁ、ナオほんとに良い匂いがしてる」 涼介さんの唇がさっきから首回りに吸い付いて舐めたり噛みついたりを繰り返している。ジンジンとゾワゾワと神経を撫でられているようだ。引き抜いた指を二本にして再度侵入してくる。そこが受け入れるための物に変わるべく潤ってきているのを感じた。 「ふっ…んふっ…」 丁寧に撫でられる内襞の感触に声が甘さを帯びる。 そうやってじっくりと僕は開かれて行った。 涼介さんは僕の体を柔らかなタオルで拭いて横抱きにしベッドに運ぶ。ベッドのシーツが以前来た時と変わって紺色に取り換えられていた。それでもいたるところから涼介さんの匂いがしていてふわふわとする。涼介さんはいったん離れて飲み物を持ってまた部屋に戻ってきた。つま先から頭の先まで撫でるような視線を受けて僕は恥ずかしくなって手の甲で目元を隠す。 「やっぱりナオはきれいだね」 そう言って涼介さんはベッドに這いあがってきた。恥ずかしがる僕のために室内は灯を落とし間接照明が照らす。涼介さんの顔にも濃い陰影が浮かぶ。体重を掛けない様に覆いかぶさると抱きしめてきて唇を合わせてくる。その頭を大切に抱き込む。 「りょうすけさん、大好きです」 「あぁ、俺も愛してる、ナオ」 涼介さんの手がゆっくり安心させるように全身を撫でる。胸の中央で手が止まって涼介さんが見上げてくる。 「心臓がドクドクいってる…」 心臓の位置にキスを落としてそのまま胸の尖りに舌を這わす。 「ひゃんっ…」 急な刺激に声が出る。涼介さんはニヤリと笑って僕の足を割って位置を確保した。そのままリップ音を立てながら胸の尖りを舌で責めてくる。もう片方の尖りは指が揉んだり引っかいたりじわじわと刺激を与えられ色付いていく。びくっとする度に「あっ…」と声が漏れて吐く息が震える。涼介さんの目に熱がこもる、とたん、歯を立てられた。ひときわ高い声が出て慌てて口を押えたが涼介さんはそれを咎めるように。口を押えた手を取ってべろりと舐め 「声は聞かせて」 と手を自分の首に回すように促す。僕は言われるがまま涼介さんの首に両手をまわすと、よくできました と言うように口内に舌を這わす。感じやすい場所を心得ている舌が丹念になぞってきて腰が揺れる。 「かわいい」 少し汗ばんだ手のひらが僕のお腹を撫でて腰のあたりを擦る。唇はリップ音と時折ツキっとする痛みと赤い痕を残しながら下へ向かって動く。おへそをぐりぐりと舐められるのはひどく煽情的だった。 一度起き上がって涼介さんが僕を見下ろした。腿からお尻までを大きな手のひらで撫でてくる。もう片方の手は自分がつけた赤い痕を数えるように指でたどって 「あぁ、俺の痕だ」 そう満足げに笑う。ごくりと喉が鳴った。枕元にあったボトルからローションを出して指に纏わせていく。両足を広げさせ、腰が割り込んでくる。腿を撫でていた手が僕の芯を持った雄を指で刺激して包み込み上下に扱く。赤い痕を数えていた人差し指がローションを纏って穴のまわりをくるくるとなぞった。心臓がドキドキと鳴り、吐く息も短くなる。ぎゅっと目をつぶった瞬間、つぷりと指が入ってきた。「あぁっ…」背中を疼きが駆け抜けた。浅い抜き差しのあとにすぐ中指も追加される。「はっ…はっ…」と息が荒くなりシーツを握る指に力が入る。たっぷりローションを纏わせて二本の指をもぐりこませた。指を飲み込んでいく貪欲な僕の孔は埋められることに興奮するように蠢いていた。 涼介さんは体を倒して首のまわりをべろべろと舐めてくる。 「良い匂いがする、たまんない」 それは涼介さんにも言えることだ、柑橘の花の匂いも濃くなってきている。 三本目の指も埋め込まれた。ばらばらと動かされる指に神経が鋭敏になっていく。ローションではない潤いがぐちゅりぐちゅりと音を立てた。腰が勝手にビクビクと震える。だめだ、腰が揺れるのを止められない。すがるように見つめた涼介さんは強い欲情を灯した目で僕を見ていた。たまらず手を伸ばす。 「ああ…りょうすけさぁん…もぅ…いいからっ…繋がろう」 涼介さんは僕の伸ばした手を取って指先にキスを落とした。頭が沸騰して思考はぼやけていた。 「りょうすけさん…ぼくをりょうすけさんのものにして…」 はっと息を吐いた涼介さんは僕の背中に手をまわしてぎゅっと抱きしめてくれた。軽く扱いた後手早く立ちあがった雄にスキンをかぶせて熱っぽい目でみてくる。ひときわ匂いが濃くなっている気がする。涼介さんはチョーカーの上を舐めた。 「あ…あいしてる…りょうすけさん」 「あぁ、ナオ、愛してる」 その瞬間残っていた僕達の理性はどこかに吹き飛んだ。 押しあてられた涼介さんの雄は熱く入り口でちゅぷちゅぷとキスを繰り返した後、ぐぷんとその身を潜りこませた。「はぁっ」高い声が口をつく。涼介さんは唇をぺろりと舐めながら慎重に埋めていく。内側をこそぐような質量に背がしなってピクピクと小さな痙攣を繰り返す。ゆっくり入ってきて、ぎりぎりまで出ては、また深く入り込むことを繰り返してどんどんと奥を拓いていく、そして…。 「ナオ、かわいい、ナオ、全部受け入れたね」 それを感じさせるように腰を揺らす。瞳に熱を灯して観察するように見下ろしてくる。 僕は涼介さんの頬に手を伸ばしてキスをねだった、口を開けた涼介さんの犬歯をぺろぺろと舐める。涼介さんは僕の舌を歯でつかまえるとそのまま唇と舌で扱いた。 涼介さんにしがみつくと律動がはじまった。ぐっと押し込まれた瞬間 「あっーあぁあ――」 下半身が蕩けそうな多幸感に目の裏がちかちかする。胸の突起に歯を当てられて「ひんっ」と鳴く。ぐんと奥を突かれるたびに意味をなさない甘い声がこぼれる。内壁が快楽を貪るように、歓待するように蠕動しているのが分かる。 「んぁあっ、くっ どうしよう、怖い、気持ちいい」 涼介さんの雄がぐんっと存在感を増す。ゆっくりだった律動が切羽詰まったように早くなる。涼介さんの口からも「ハァ」と悩ましい息遣いが聞こえてきた。 「ナオ、愛している。これからもずっと俺のだ。俺の…」 律動を止めてぐりぐりと押し付けるような動きにチカチカとした星が飛ぶ。 「あぁ、りょうすけさん。僕…僕にりょうすけさんを刻んで」 ぐっと唸った涼介さんは僕の腰をぐっと掴んでさらに奥に叩きつける。震えるような強い疼きが背筋を走った。大きな波のような痙攣とともにびくびくと襞が奥が歓喜に震える。 「ひゃぁっ…あぁあああっ!!!」 触られることなく僕の雄は白濁をこぼして果てた。 涼介さんは体位を変えるべく一度を雄を抜いた後、僕の腕をとってうつぶせにさせると僕のお腹の下に枕を置いた。後ろから覆いかぶさるように涼介さんが密着して僕の両胸の尖りを撫でる。そのまま根元まで一気に猛る雄を押し込まれた。パチュンパチュンと音を立てて突き上げる律動にたまらず、迎え入れた雄の熱を締め付けてしまう。 涼介さんの匂いが濃くなって呼吸するのも苦しくなる。 涼介さんの唇は僕のうなじに吸い付いてチョーカー越しに歯を立てた。歯の感触が甘い痺れに変わり全身を電流が駆けのぼった、涼介さんの雄もピキピキと震えて薄い膜の中に熱を広げていった。 「ナオ、愛してる。ナオずっと俺の側にいて」 「んッ…」 背中にキスの雨が降る。汗を舐めるように舌を這わされ、ツキンとした痛みを背中に付けていく。僕は息も絶え絶えでぐったりとしていたが。涼介さんは手早くスキンを縛ってゴミにすると、サイドボードに手を伸ばし新しいスキンを開けた。僕はそっちを見てぎょっとする。そこには開いて無いスキンの箱がまだ二箱。今さっき開けた箱が一箱あるからだ。 スキンを付けた涼介さんはゆっくりと雄を僕の中に収めた。体を密着させて後ろから抱き込む。そのまま甘やかすようにゆるゆると腰を揺らす。 「今日はナオの良いところ全部俺に教えて」 背後からする不穏な声に身震いする。2度目の放熱もすぐに訪れる。有言実行で涼介さんが次々と良いところを刺激するように腰を揺らす。「んんっ…ふはぁ…」と声が漏れれば、褒めるようにキスを落として耳をぴちゃぴちゃと舐め。恥ずかしいくらいに赤く立っている胸の尖りをさわさわと撫でる。そのたびにキュンキュンと中が痺れて止まらない。僕は夢中になって涼介さんを締め付けていた。そして、ゆっくりだった動きがまた容赦ない攻めたてに変わる。涼介さんの熱っぽい声に 「イっちゃう…また…イっちゃうよ…ぁんっ」 僕の奥が痙攣した。涼介さんもびくびくと震えている、目の裏に白い星が飛ぶ。ゆらゆらと揺すぶられてゆっくりと引き抜かれていく。 涼介さんがスキンを手早く片付けてゴミにしていた。 僕は少しでも涼介さんが離れるのが寂しくなった。 「離れないで」と言ったのは覚えている。ヘッドボードに寄りかかり僕のためにペットボトルに手を掛けた涼介さんに乗り上げてキスを落とす。太ももに当たる涼介さんのものがまだ熱を帯びていて僕のキスに反応するのが可愛かった。そのまま身を起こしてまたがり雄に手をかけ僕の中に招き入れた。涼介さんが慌てているが僕は涼介さんの体温が気持ちよくて抱き着いて擦り寄った。目の前にあった涼介さんの胸の尖りもぺろぺろ舐めてしがみつく。涼介さんは慌てて僕を引きはがそうとするが僕が泣いて抵抗したそうだ。そして、煽情的に腰を揺らして色々とねだった。色々とと濁したのは僕に記憶が無いからだ。

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